『週刊文春』(しゅうかん ぶんしゅん)は、株式会社文藝春秋の発行する週刊誌である。現編集長は、新谷学。発行部数68万部は週刊新潮を抑えて業界第1位。1959年(昭和34年)4月創刊。日本の出版社系週刊誌では1956年創刊の『週刊新潮』(新潮社)と並ぶ老舗。「新聞・テレビが書かない記事」を書く週刊誌というスタンスをとる。表紙の絵とデザインは、イラストレーター・和田誠。1977年より手がけている。2016年(平成28年)年始から、新谷学が編集長に復帰してから数々のスクープを報じ、政治家・有名人の辞任や活動停止に追い込まれたことから『文春砲』と恐れられている。2004年に鈴木が編集長に就任して以来、読売新聞および読売新聞グループ本社会長・渡邉恒雄を徹底的に批判しているが、読売から損害賠償請求や謝罪広告を求める訴訟を起こされ、その多くで敗訴している。他の大手出版社と異なり、ジャニーズ事務所が影響力をほとんど持たないため、1999年から2000年にかけて社長・ジャニー喜多川の児童(ジャニーズJr.の研修生たち)への性的虐待疑惑を報道した。ニューヨーク・タイムズやオブザーバーなどの国外メディアも後追いし、国会でも取り上げられるなど内外に波紋を広げた。これらの疑惑は以前から『噂の眞相』などの一部メディアで取り上げられ、また北公次(元フォーリーブス)による暴露本が著されるなどしていたが大手メディアとしては初めてこの問題を取り上げた。ただし、ジャニーズ側はこの記事に不満を持っているようで、2000年代以降も例えば『武士の一分』が2006年に映画化された際、文春文庫で発売されている藤沢周平の原作本の帯に主演の木村拓哉の写真の使用を一切許可しない、といった対抗措置を取っている。木村が工藤静香と結婚した際には、会見から文春を閉め出した。一方、文春側は巻頭グラビアで白紙ページに木村とインタビュアーの輪郭のみを描き、ジャニーズによるメディア統制であると非難した。2010年2月18日号で、「激震スクープ! スタッフの怒り『我々は愛人を育ててるんじゃない』 AKB48は事務所社長(窪田康志)の『喜び組』」を掲載。AKSから事実無根で名誉を傷つけられ、グループの活動にも深刻な影響を及ぼしたとして約1億6800万円の賠償、謝罪広告の掲載などを求める訴訟を東京地裁に起こされ、2013年9月、165万円の賠償命令を受けた。文藝春秋側は控訴したが、控訴審となった2013年12月の東京高等裁判所の判決でも一審判決を支持し、文藝春秋側の控訴を棄却。この提訴を受けて以後、他の週刊誌では取り扱わない「AKB48及びグループメンバーの不祥事」記事を連発し、「恋愛禁止」が『鉄則』であるAKB48の運営方針や、AKB48の総合プロデューサー秋元康を批判する記事を掲載している。元々『文春砲』と言われたのは、AKB48関連の不祥事スクープ連発からである。毎年の最低映画を選定するゴールデンラズベリー賞の日本版として2005年に創設された。
出典:wikipedia
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