パーフェクト リバティー教団(パーフェクト リバティーきょうだん)は、大正時代に立教された宗教団体で、日本国(文部科学省)での統計上における分類では、諸教。通称で、PL教、PL教団と表記されることが多い。現在の教主(おしえおや)は御木貴日止(みきたかひと)。信仰対象は「宇宙全体=神である、大元霊(みおやおおかみ。だいげんれい、とも)」。教団本部は大阪府富田林市にあり、大本庁と称する。大本庁には、大本庁神霊を祀る正殿、教団の初代教祖・御木徳一の霊を祀る初代教祖奥津城等の施設があり、万国の戦没者を超宗派で慰霊する超宗派万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔(通称「大平和塔」PLの塔、PLタワーとも呼ばれる)が立つ。PL学園高等学校のほか、中学校、小学校、幼稚園、専門学校も敷地内にあり、かつては短大(PL学園女子短期大学)や遊園地(PLランド(桜ケ丘遊園))、ゴルフの練習場などもあった。「人生は芸術である」の真理のもと、各人の真の個性を世の為人の為に最大限発揮し、ひいては世界人類永遠の平和と福祉の為に貢献する事を目標とする。教えの最も特徴的なものとして、「みしらせ」「みおしえ」の真理がある。身の回りに起こる災難や病気などすべての苦痛や苦難は、自分自身の心得違い、心の傾き(=心癖)を知らせるために、神が発してくれる警告と考える。これを「みしらせ」と呼んでいる。この「みしらせ」を引き起こしている心の癖は何なのか、教団から個人個人に下付されるものが「みおしえ」で、個々の自己表現の上で邪魔となっている心癖を教えてもらうものである。また、信者の身を襲う突然の苦痛に対応する「お身代わりの神事」というしくみがある。信者の苦痛を一時的に教祖の肉体に引き取ってもらうものである。教団としての戒律は特に存在せず、日常生活の心得として「PL処世訓」「PL信仰生活心得」などがある。本教団は教祖が代々出現して時代にあった教えを説くという形をとる。毎月1日、11日、21日に教会に参詣することを「一の日詣り」といい、全国各地の教会で式典などが行われている。中でも感謝の日(感謝祭)は重要な行事となっている。必要に応じて、各地の教会で様々な祈願、つまり世間的に言うところの必勝祈願や合格祈願、交通安全や病気平癒などの祈祷を受けることもできるが、これは単なるお願いことというよりも決意を神に誓うということや神に感謝するという意味合いが強く、祖遂断神事(おやしきり しんじ)と呼ばれている。教団名「完全なる自由」(※完全の意味はとり間違えやすいが、人間本来の“真の自由”という意味)とは、日々の生活において心癖にとらわれることなく、自由無碍なる表現を心がけ、世のため・人のために役立つよう自分に与えられた天職を全うし、毎日を明るく楽しく過ごすことを標榜する。PL教式の葬儀は神葬祭に準じた形である。PLランドの開園当時は大平和記念塔の上部にある展望台まで一般開放していたが、世界平和と戦争犠牲者慰霊のためのモニュメントという位置づけを明確にするため、現在は展望台を閉鎖している。ABCラジオ「宗教の時間」月曜日(4:50から5:00)でPL教団の時間を放送していた。(2015年1月で終了)
出典:wikipedia
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