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天売島

天売島(てうりとう)は、北海道留萌振興局管内の苫前郡羽幌町にある羽幌港の西30kmの日本海に浮かぶ島。島の東側に並んで浮かぶ焼尻島とともに羽幌町に属している。面積5.50km、周囲約12km、人口は377人(平成22年4月現在)。島の名は、アイヌ語の「テウレ」(魚の背腸)、もしくは「チュウレ」(足)に由来すると言われている。羽幌町立の北海道天売高等学校(3年生定時制)があり、全国から生徒を募集し、平成28年には東京都からの生徒の受け入れをしている。島は漁業、観光が主産業である。島の医療機関としては唯一、天売診療所があり、医師、看護師、事務員各1人が常駐している。急患が発生して北海道本島の医療機関に搬送する必要がある場合は、自衛隊や札幌等からヘリコプターによる空輸を依頼し搬送、海上保安庁の巡視艇による搬送、島内の漁師が所有する漁船による搬送のいずれかで対処されている。島への交通機関はフェリー、高速船で宿による出迎えが名物となっている。1808年の樺太出兵から帰還中の会津藩士が嵐に遭い、この島に漂着した。1961年には、この島を舞台としたテレビドラマ『オロロンの島』が、北海道放送制作・TBS系列「近鉄金曜劇場」で放映された(第16回芸術祭賞受賞)。また2004年には、天売診療所を舞台としたテレビドラマ『女医・優〜青空クリニック〜』が、東海テレビ制作・フジテレビ系列で放映された。2011年度全日本吹奏楽コンクール課題曲II「天国の島」は、この島を舞台にした楽曲である(作曲者の佐藤博昭は、この島で1年間、中学校の音楽科教諭として勤務していた経験がある)。島の北西海岸は断崖が続き、ウミガラス(オロロン鳥)やウトウ、ケイマフリ、ウミウ、オオセグロカモメなどの海鳥の繁殖が確認されている。そのため、1938年(昭和13年)8月8日に「天売島海鳥繁殖地」として国の天然記念物に指定され、1982年(昭和57年)3月31日には、国指定天売島鳥獣保護区(集団繁殖地)に指定されている(面積546ヘクタール、うち特別保護地区117ヘクタール)。羽幌町では海鳥など野生生物の保護を目的に2012年4月に天売島ネコ飼養条例が施行されネコの増加抑制策を進めている。今でこそ緑に覆われた島となっているが、明治時代以降、入植者(ニシン漁従事者)による乱伐、山火事の発生により島内の森林の大半を喪失する状態にあった。生活に必要な水資源に事欠くような状況となったため、第二次世界大戦後、北海道が治山事業により植林を開始。厳しい自然環境の下、育成は困難を極めたが1980年代から1990年代にかけて、ようやく成果が見られるようになった。自然を取り戻した島は、1990年(平成2年)8月1日には、周辺の暑寒別山系や焼尻島等とともに暑寒別天売焼尻国定公園に指定されている。それまでは北海道立の「天売焼尻道立自然公園」であり、同じく道立の「暑寒別道立自然公園」と統合されて国定公園に格上げされた。天売港を起点として反6の字状に周回する北海道道548号天売島線が島内の基幹道路となっている。

出典:wikipedia

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