津軽自動車道(つがるじどうしゃどう)は、青森県青森市を起点とし、東北自動車道の浪岡ICから分岐して五所川原市を経由し西津軽郡鰺ヶ沢町に至る、全長約40kmの国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路)(国道101号)である。略称津軽道。津軽自動車道は東北自動車道 浪岡ICより分岐し、西北五地方の中心都市である五所川原市を経て津軽半島の付け根に位置する西津軽郡鰺ヶ沢町へと至る自動車専用道路である。当該道路の距離は約40km弱と短く単一県内で完結する路線ではあるが、将来的には構想段階にある西津軽能代沿岸道路と一体的に青森県西部の日本海沿岸ルートを構成する。またこの地域は特別豪雪地帯に指定されており、日本海からの突風による地吹雪で視界不良が頻発する国道101号の安全性確保や、五所川原市街地をバイパスする事で8月の五所川原立佞武多まつりをはじめ五所川原市中心部の交通規制実施時・混雑時にも迂回路として機能し、定時性を確保する事で西北五地方からつがる総合病院など救急指定病院への搬送時間を短縮するなどの役割のほか、物流効率化により同地方の基幹産業である農産物の輸送や域内の交流促進、観光客誘致など産業面・文化面で地域を支えるという目的も併せ持ち、この道路は単に広域幹線道路の一部であるという枠に収まらない。現在は青森市浪岡徳才子の東北自動車道と国道7号浪岡バイパスの交点からつがる柏ICまでの19.5kmが開通しており、起点では国道7号を挟んだ信号のある平面交差で東北自動車道に接続する。将来的には津軽自動車道を2km延長して浪岡JCTに直接接続し、自動車専用道路のみで東北自動車道と接続される計画もあるが、事業化はされていない。東北自動車道浪岡ICから浪岡五所川原道路までの区間。浪岡五所川原道路(なみおかごしょがわらどうろ)は、青森県青森市から五所川原市へ至る延長約15.7kmの自動車専用道路である。国道101号の自動車専用道路として1991年度に青森県を主体として事業着手し、1993年度には国土交通省による直轄権限代行に変更された。翌94年度に着工し、2002年11月には浪岡徳才子 - 五所川原東IC間が、2007年12月には五所川原東IC - 五所川原北IC間がそれぞれ暫定2車線ながら開通し、全線が供用された。五所川原西バイパス(ごしょがわらにしバイパス)は、青森県五所川原市からつがる市へ至る延長約3.8kmの国道101号の自動車専用道路である。2004年度より事業化され、2006年度に用地着手、翌07年度に着工した。2014年11月3日に開通し、これにより五所川原市街地を通らずに鰺ヶ沢町・つがる市中心部と東北道方面との往来が可能になった。つがる柏ICから浮田ICまでの区間は調査区間であり、事業名(道路名)、詳細ルートは決まっていない。青森県では、沿線の自治体らで構成される「津軽自動車道建設促進期成同盟会」らと共同で事業化に向けた中央要望を行っており、2014年8月5日に太田昭宏国土交通相が、青森県内で三村申吾知事と面会した際に、事業化に向けた計画段階評価へと進む方針が初めて示された。これを受けて同月29日に国交省の諮問機関である社会資本整備審議会道路分科会(東北地方小委員会)が仙台市で開催され、その審議を元に現在は2014年10月から11月に掛けて整備方針に関する意見徴収(アンケート)を行っている。今後は2回目のアンケートと審議会(2回目・3回目)を経て、新規事業化を目指す事となる。鰺ヶ沢道路(あじがさわどうろ)は、青森県つがる市から西津軽郡鯵ヶ沢町へ至る延長3.7kmの国道101号の自動車専用道路である。2007年度より事業化され、2010年度に用地着手、翌11年度に着工した。当初は2015年度内の供用を目標としたが、南浮田町での軟弱地盤対策に想定外の時間を要した事から延期され、浮田寄りの一部区間を除いて2016年7月30日に開通した。津波被害想定地域に指定されており、また医療過疎も深刻化する鰺ヶ沢にとって、今後は“命の道”となる事が期待されている。鰺ヶ沢町から深浦町までの延伸を求める声もあるが、完成区間の交通状況や県内外の未整備道路との兼ね合いもある事から実現性については不透明な状況である。24時間交通量(台) 道路交通センサス
出典:wikipedia
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