国道5号(こくどう5ごう)は、北海道函館市から北海道札幌市中央区へ至る一般国道である。北海道で唯一の一桁国道。函館市 - 長万部町間では北海道縦貫自動車道、黒松内町 - 札幌市間では北海道横断自動車道のルートがこの道路に並行しており、函館市-七飯町間(函館新道)、森町 - 長万部町間(道央自動車道)、小樽市 - 札幌市間(札樽自動車道)でそれぞれ供用している。なお、このルートは函館市 - 札幌市間の最短経路ではなく、途中、長万部町から札幌市まで国道230号を利用するルートが最短となる。函館と札幌とを結ぶ国道は、1873年(明治6年)に完成した函館 - 札幌間の新道にまで辿ることができる。1873年11月5日の太政官布告第364号により、この新道は札幌本道(さっぽろほんどう)と定められた。札幌本道は、北海道開拓に最も重要な路線として日本初の本格的な長距離馬車道として建設されたもので、国道5号の起源にあたる。札幌本道は函館から森まで現・国道5号、森から室蘭までは航路、室蘭から札幌まで現・国道36号のルートをとるものであった。札幌本道は1885年(明治18年)の内務省告示第6号「」で國道42号「東京より札幌県に達する路線」に指定された(函館までは國道6号(現在の国道4号)と重複)。1907年(明治40年)5月13日に國道42号のルートが変更され、國道42号は現在の国道5号のルートとなった。()1920年(大正9年)施行の旧道路法に基づくでは、旧・國道42号が國道4号「東京市より北海道庁所在地に達する路線」(現在の国道4号・国道5号)となった。1952年(昭和27年)12月4日、新道路法に基づくで、旧・國道4号のうちの北海道内の区間(北海道函館市-北海道札幌市)が一級国道5号となった。1965年4月1日、道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道5号となった。函館市から七飯町の赤松並木のあるあたりの国道5号は、札幌本道を現在もそのまま使用している区間である。この赤松並木の保護と自動車交通量確保の両立を目的に、赤松並木道の東側には並行する自動車専用道路の函館新道が建設され、2002年(平成14年)3月に暫定2車線で全線供用している。渡島総合振興局後志総合振興局石狩振興局渡島総合振興局
出典:wikipedia
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