三重県立松阪工業高等学校(みえけんりつ まつさかこうぎょうこうとうがっこう)は、三重県松阪市殿町にある県立工業高等学校。次の教育組織がある。1908年(明治41年)築の旧三重県立工業学校製図室が本校の資料室として保存されている。旧三重県立工業学校製図室はハーフティンバー様式を取り入れた木造平屋建切妻造で、木部に赤褐色の塗料が塗られている。周辺の松坂城や御城番屋敷、武家屋敷群とともに歴史的景観を形成するとともに、三重県内に残る数少ない明治期の学校建築として貴重な存在である。1995年(平成7年)12月21日に松阪市指定文化財になり、2001年(平成13年)に整備が行われた。2016年現在、卒業生らから寄贈された写真やノート類、絵画などを展示する資料室として、平日に一般公開を行っている。三重県立工業学校としての創建当時、実験で用いる硫化水素による壁面の塗料の黒変を防ぐために硫化水銀の朱色塗料を使ったのが起源とされ、当時はすべての校舎が朱色に塗られていた。現存するのは旧製図室のみである。壁面の色から三重県立工業学校は赤壁(せきへき)と呼ばれるようになり、当時の松阪の社会人野球チームが「赤壁クラブ」を名乗るなど住民から親しまれた。また、学校生活を通して知識・技能を身に付け社会に役立つ人材となることを建学の精神とし、それを「赤壁魂」と名付け、校訓に制定している。2016年現在、学校の電子メールアドレスにもsekiheki(赤壁)を用いている。バレーボール、弓道、レスリングの強豪校として知られている。
出典:wikipedia
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