国道230号(こくどう230ごう)は、北海道札幌市から同道久遠郡せたな町に至る一般国道である。起点から長万部町へは国道5号または国道36号・国道37号より短距離で達し、札幌・函館間を結ぶ最短距離ルートを形成する。2000年(平成12年)に発生した有珠山噴火によって虻田町内2カ所で国道が分断された。国道上に噴火口があり、徒歩でも国道部分を通過するのは不可能となった。地形図では、国道上に火山活動によって形成された池も記載されている。また、国道脇を通っていた町道泉公園線の跡地が遊歩道として整備されている。復旧工事は別ルートによって行われ、2007年に開通した。一般国道の路線を指定する政令に基づく起終点および経過地は次のとおり。政令上の終点は瀬棚郡北檜山町となっているが、合併に伴い、現在は久遠郡せたな町となっている。有珠山噴火によって虻田郡虻田町洞爺湖温泉 - 同町泉の間が不通になったため、道路管理者である北海道開発局は、迂回ルートとして虻田郡洞爺村香川 - 虻田郡豊浦町東雲町を結ぶ北海道道285号豊浦洞爺線・北海道道97号豊浦京極線の該当区間をから国道230号に組み入れて対処した。これは新ルート開通までの応急的措置であり、2007年3月28日の新ルート開通後、4月2日に国道の指定は解除された。また、新ルートの交点から洞爺湖温泉街に至る区間は北海道道2号洞爺湖登別線に変更されている。その後不通となった個所は西山火口散策路として整備され、変形した道路や被害に遭った建物を見学できるようになった。石狩振興局後志総合振興局胆振総合振興局渡島総合振興局檜山振興局
出典:wikipedia
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