国道41号(こくどう41ごう)は、愛知県名古屋市から富山県富山市へ至る一般国道である。通称として、路線番号から「ヨンイチ」と呼ばれる。岐阜県美濃加茂市以北は概ね高山本線のルートと一致しているが、吉城郡古川町(現・飛騨市) - 婦負郡細入村(現・富山市)の区間では、高山本線が勾配を避けて宮川に沿う「越中西街道」を通っているのに対し、国道41号は数河峠を越え、吉城郡神岡町(現・飛騨市)を経由する「越中東街道」を通っている。名古屋方の片側2車線或いは3車線区間は平日、休日問わず混雑している。また富山方は休日に混雑が見られる。近頃は、名古屋高速道路、東海北陸自動車道の整備により緩和されている。なお、東海北陸自動車道の飛騨清見IC-白川郷IC間、五箇山IC-福光IC間は危険物積載車両の通行が禁止されているので、当線が迂回ルートとして活用されている。高い高速料金を浮かす為に大型長距離トラック・トレーラーが当線を利用することも多い。1953年に指定された二級国道は、現代の国道体系に繋がる国道として、前年に指定された一級国道に続くものであった。この二級国道には3桁の路線番号と起終点を並べた路線名が付され、二級国道155号名古屋富山線は、このとき指定された二級国道144路線のなかのひとつであった。のちに国道体系を見直す改革が行われ、二級国道155号の重要性が認められて一級国道に昇格することになり、1959年4月1日には旧来の路線番号155号は2桁に変わり、一級国道41号に改められた。1965年には、一級・二級国道の区別が撤廃されて一般国道41号として管理されることになった。1968年8月18日、折から襲ってきた台風によって、岐阜県の飛騨川に沿う国道41号の各所が崩落する災害によって道路が寸断され、立ち往生した15台の観光バスのうちの2台が土砂崩壊に巻き込まれて川中に転落する事故が発生し、104名の人命が失われた。この事故を教訓として、国である道路管理者は防災施設を設置するだけでなく、防災点検を定期的に実施して、異常気象時に通行止めの措置を講ずるよう道路安全管理の従来の在り方を改める大きなきっかけとなった。交通規制参照中部地方整備局管内北陸地方整備局管内
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。