サント=マリー=ド=ラ=メール(Saintes-Maries-de-la-Mer)は、ブーシュ=デュ=ローヌ県アルル郡の都市。カマルグに位置する広大なコミューンで、サント=マリー=ド=ラ=メール小郡の小郡庁所在地(ただし、この小郡には当コミューン以外のコミューンは含まれていない)。都市の名前は「海(から)の聖マリアたち」の意味であり、この市名は後述の伝説に基づいている。ナザレのイエスが磔刑に処せられた後、マグダラのマリア、マリア・サロメ、マリア・ヤコベ、従者のサラ、マルタ、ラザロたちが、エルサレムから小舟で逃れてこの地へと流れ着いた。彼女たちのうち、マリア・ヤコベとマリア・サロメの2人とこれに従うサラがこの地に残った。これがこの市の名の由来であるとされる(このため、市名は「海の2人の聖女マリア」などのように訳されることもある)。ちなみに、伝説では、マグダラのマリアはサント=ボーム山塊へ、マルタはタラスコンへ赴いたとされており、それぞれの地には彼女たちにちなんだ伝説が残っている。
出典:wikipedia
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