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I"s

『I"s』(アイズ)は、桂正和の描く恋愛漫画作品、およびこれを原作とした様々なメディアミックス作品。『週刊少年ジャンプ』(WJ、集英社)誌上において1997年19号から2000年24号まで連載されていた。単行本はジャンプ・コミックスより全15巻。完全版がヤングジャンプ・コミックスより全12巻。単行本の累計発行部数は約1000万部。デビュー以来『WJ』編集部から恋愛漫画の執筆を要請されていた桂が初めて編集部の意向を汲み、自身の嗜好であるSF的な要素を排して執筆した作品であるため、桂正和らしからぬ作品と言える。単行本全15巻と最長の連載作品である。(『電影少女』も全15巻だが13巻の「あい編」と2巻の「恋編」に分かれる)同じ恋愛作品であっても、登場人物全員の気持ちを綿密に書き出し、全員を上から見下ろす様な視点で描かれた『電影少女』とは異なり、「エム」において用いられた一人称表現を使い、主人公である一貴1人の視点のみで物語が描かれている。このため、一貴以外の心理描写や一貴が見ていない状況は原則として描かれておらず(例外有り)、一貴以外の気持ちについては想像はできても、相手がその言葉を口にするまでは決して知る事は出来ない。読者はあくまで一貴としてロールプレイング的にこの作品を読み進める事となる。『ドラゴンボール』のヒットから火がついた完全版コミックスブームに乗り、完全版が2005年より刊行された。完全版では新たに表紙イラストが描き下ろされた他、新たに彩色がなされたページが存在する。小説化・2度のOVA化・テレビゲーム化と様々な形でメディアミックスが行われており、1999年にはボックスセット『I"s BOX』が販売されている。タイトルの『I"s』(アイズ)はアルファベットの「I」の複数形からきており、「I」(アイ)達の愛や哀の物語という意味が込められている。このため、恋愛に直接絡む登場人物は一貴 (Ichitaka)、伊織 (Iori)、いつき (Itsuki)、泉 (Izumi)、藍子(アイコ)と全員「アイ」から始まる名前になっている。また、この「I」には英語の一人称代名詞としての「I」の意味もかけられており、前述した「主人公・一貴1人の視点で物語が進む」事も示している。本来「I」の複数形は「I's」(アイズ)であるが、作者の桂がアメリカ人から「アルファベットに複数形はなく、無理矢理複数形にしても読みは『アイス』になる」との指摘を受けたことにより、現在の形のタイトルが生まれる事となる。この指摘を受けた桂が「アイス」では印象が冷たいとの理由から、「s」に濁点を振って「アイズ」と読ませる事とし、タイトルロゴに見られる様な「s」の真上に点を二つ振る形で表記する事としたからである。この「sの上に点を振る」という表記はテキストでは不可能なため、クォーテーション等で代用される事となるが、命名の経緯からか点が2つ振られてさえいればよく、「I"s」・「I"s」・「I”s」・「I¨s」等と様々な表記が見られる。作者の公式サイト(『I"s』シングルクォーテーション2つ)と集英社の公式サイト(『I"s』ダブルクォーテーション)でさえ異なる表記となっている。さらには作中で伊織が命名したチーム名「チームI's」(こちらはアポストロフィーが1個で正しい)と混同した「I's」で書かれる事も多い他、何も入れない「Is」と言った表記もしばしば使われる。「s」の大小も単行本奥付では大文字、公式サイトでは小文字と曖昧な所があり、インターネット上をはじめ、テキストによる表記方法には激しい揺れが見られる。なお本稿においては『I"s 完全版』の公式サイトに倣い、ダブルクォーテーションと小文字の「s」で統一している。私立湾田高校に通う高校2年生瀬戸一貴は同じクラスの葦月伊織に1年生の頃から恋心を抱いていた。そんな彼に葦月と二人で「新入生ようこそパーティ」の実行委員をやるという幸運が訪れる。徐々に葦月と打ち解けてきた頃、突然に彼を想う幼馴染み秋葉いつきが現れる。「葦月への想い」と「いつきの想い」の間で一貴は揺れ動く事となった。高校生最後の夏休み。一貴は寺谷の親戚の経営する旅館へと合宿に行き、そこで傷心旅行中の磯崎泉と出会い、ひょんな事からひと夏の恋人として一日を共にする事となった。二度と会う事のないひと夏の思い出のはずであったが、何と泉は湾田高の生徒(1年生)であり、学校近くで再会する事となる。泉の猛烈なアタックにひるむ事がありながらも、伊織への想いを持ち続けた一貴はついにクリスマス・イヴに告白を果たし、晴れて伊織と付き合う事となった。しかし、年が明けて伊織が芸能事務所に所属した為に2人が付き合っている事は秘密にしなければならなくなる。大学受験に失敗した一貴は、安アパートでの一人暮らしを始め、隣に住む伊織に似た大学生麻生藍子と親しくなる。会えない恋人を持つ二人は互いに惹かれはじめるが、やはり一貴の気持ちは伊織にあった。そんなある日、すっかりアイドルとなった伊織を付け狙う怪しげで危険なインターネットサイトの存在を偶然知った一貴は、そこに聞き覚えのある言葉が書かれている事に悪い予感を覚え、再び彼女を守る決心をする。越苗に護身術を習い事務所の前で張り込みをするが、熱狂的なファンにM・Kと間違えて暴行を受ける、そこへカミノギイサイから電話がかかる。寺谷や越苗の言葉を受け、イサイに立ち向かう決心をする。しかし、「彼女の為に別れてくれ、君が彼女の才能の目覚めを邪魔しているんだ」というカミノギイサイの言葉で、ついに一貴は伊織に別れの言葉を口にする。自分の気持ちに嘘を付いてしまった事に自身でも深く傷つく一貴。12/24(クリスマス・イヴ)の公開放送の日、友人たちに励まされ伊織に会いに行き、そこでM・Kに暴行を受けながらも撃退する。しかし、頭を強く打った衝撃で一貴は倒れ病院に運ばれる。寺谷たちは一貴を助けようと伊織に病院へ来てもらおうと試みるが古川の抵抗で失敗する。しかし、伊織からの電話で一貴は意識を取り戻した。一貴の退院後寺谷の家で祝福される(コミックス)そこで、伊織に自分の気持ちを伝えることに成功し、二人は再び結ばれることになった。この作品は京王井の頭線沿線が主な舞台となったが、実在する場所が数多く登場する。その殆どは広告や看板まで正確に表現されており、細かいところ(背景に小さく写るだけの物など)まで実在している場合がある。ただし、慰徒寺(『I"s Pure』では慰徒神社)について作者が「実在しないので探さないでください」とコメントしている。また、現在の西永福駅・明大前駅は大規模な改築工事により当時の姿とは大きく異なっている(奇しくも時を同じくして電影少女に登場した三鷹・武蔵境両駅も当時の姿を失っている)。1998年に、ジャンプ ジェイ ブックスより発売されたノベライズ作品で、著者は『電影少女』のノベライズも担当した富田祐弘。完全オリジナルのストーリーで、一貴・伊織・いつき・寺谷のほか、新キャラとして金子功と朝霧可奈子が登場する。1999年に集英社より発売されたボックスセット。予約限定の販売品で、連載最終回時にキャンセル分が販売された以外は、再発売もなされていない。『フロム I"s アイズ 〜もうひとつの夏の物語〜』(フロムアイズ もうひとつのなつのものがたり)のタイトルで2002年に前編、2003年に後編が、日本初のコンビニエンスストア専用OVAとしてデジキューブよりDVDで販売。2004年には前後編に、メイキング映像を収録したディスクを合わせた3枚組DVD『フロムアイズ デラックス・エディション』がh.m.pより販売。DVDとしては破格的な低価格(2500円)も話題となった。原作とは全く異なるオリジナルストーリー。本職の声優による通常音声の他、DVDのマルチ音声機能を生かしたアイドルによる副音声も収録。制作はぴえろ。2005年よりDVDで販売開始され、1巻につき各30分で全6巻の構成。『フロム アイズ』とは異なり原作に沿った内容となっている。但し、エピソードは大幅に省略されており、原作に登場した藍子・越苗・竹沢先生・田中・木田・美代子は登場しないため、原作のシノプシスだけを抽出したような作品になっている。また、磯崎泉は第4話のみ登場し、原作とは異なり妄想日記を含め全シーンともロングヘアになっている。映像特典として、OVA化の際にストーリーから外された、いわゆる「エッチシーン」が「一貴の妄想日記」として収録(第6話を除く)されている。そのため、映像特典には前作より内容は過激な部分もあるが18禁やR-15にはされていない。原作では寺谷が森崎の告白を断った理由が不明だったが、I"s Pureでは寺谷が「森崎が本気で自分の事を好きだと知ったが、自分にとって彼女は友達としか思えないから、その気持ちに応えることが出来ない」と発言している。各キャラの誕生日は原作と同じ日であるが、設定は2005年のため原作の時代には存在しない物、あるいは僅かしか登場しなかったものも登場している(「一貴が最初から携帯電話を持っている〈原作では第10巻から所持〉」・「駅の広告にパスネットカード〈作中では「パースネット」〉がある〈京王線でのパスネットの使用開始は連載終了直後の同年10月から〉」など。また西永福駅の売店も当時の京王観光から京王リテールサービス運営の「A LoT」に変わっている)。プロモーション映像等を収録した『VOL.0 アイズピュア特別版』、サウンドトラックCDも販売されている。発売はリバプール、制作は『フロムアイズ』と同じくぴえろ。2009年6月に同作品のDVD BOXが発売される。このOVAを元とし同名の『I"s Pure』のタイトルでゲーム化もされている(後述)。2006年11月9日にタカラトミーより発売された恋愛アドベンチャーゲーム。同名のOVA『I"s Pure』をさらに発展させた物であり、オープニング・エンディングもOVAと同じ曲が使用されている(BGMは殆どが新たに作曲された新曲を使用)。原作の雰囲気を壊さず再現し、キャラクターゲームの名作との評価も名高い。アニメ (OVA) では省略された原作のエピソードも含まれ、DVDよりもさらに原作に忠実に沿った流れとなった。設定は1980年生まれ(ゲームは1997年からスタートし1999年で終了、その数年後が登場する場合あり)に戻っている。また、プレーヤーしだいで原作とは全く異なる展開も用意されており、エンディングは6種類(伊織・いつき・泉・藍子と結ばれるグッドエンドが5種、誰とも結ばれないバッドエンドが1種)ある。バッドエンドではエンディングが流れないため一応はクリアとされているものの実際にはゲームオーバーに近い。声優はアニメと同じであり、OVAで登場しなかった麻生藍子や越苗純も登場する(声優は藍子は小松里歌が、越苗は鈴木千尋が担当)。ただし、今作品で声が収録されているのは一貴・伊織・いつき・寺谷・越苗・泉・森崎・ナミと初登場の藍子のみであり、他のキャラクターは無声優で映像のみの登場となる。グッドエンドの結末では伊織1は原作と同じであり、他は新たに作られたストーリーとなっている。『週刊少年ジャンプ』連載作品のキャラクターを使った対戦アクションゲーム。ニンテンドーDS用ソフトとして2006年11月23日発売された。本作のキャラクターのうち葦月伊織、秋葉いつき、瀬戸一貴、磯崎泉が登場している。特記のない限り著者は全て桂正和、発行は集英社。

出典:wikipedia

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