4番目の字母。リウ()という。流音を表す字母であり、音素は初声では/r/, 終声では/l/で表される。母音と母音の間では、舌端で歯茎を軽く弾くことで作られる歯茎はじき音であることが一般的である。ただし、強勢のない音節では舌端が歯茎に触れることなく歯茎接近音で発音される場合も多い。また後続する子音が//である場合もこれらの音で発音される(ゆっくりと強調する場合を除く)。音節末(休止や子音の前)あるいは同士が重なって現れる場合、舌尖をややそらせて歯茎後部に密着させ、舌の両脇を開放することによってできる隙間から出すそり舌側面接近音であることが一般的である。ただし、同士が重なって現れた後に母音//()やj系の二重母音/,,,/が続く場合、硬口蓋側面接近音となる。また未来連体形語尾の場合は、続く平音を濃音化する。漢字語では、終声,,,にが続く場合、閉鎖音は鼻音化し、は /n/ で発音される。ただし、合成語では鼻音 + /r/ で発音される。韓国においては、漢字語の語頭に//が立たないという頭音規則がある。このため//を頭子音にもつ漢字語が語頭に来る場合は、//で発音される。また//,//,//,//,//,//の前では、さらに漢字音//が無音()になる頭音規則が適用される。ただし、外来語においては語頭でも//が立つことができ、その場合は母音間と同じく歯茎はじき音で発音される。一方、北朝鮮では頭音規則は適用されず、語頭の//が維持される。詳細は「朝鮮語の南北間差異」を参照。『訓民正音』初声体系では半舌音の不清不濁に分類されている。また、その字形は『訓民正音解例』制字解によるとと同じく舌の形に象った異体の字とされる。字母の名称は『訓蒙字会』(1527年)により(リウ、梨乙)と名付けられた。文化観光部2000年式、マッキューン=ライシャワー式ともに初声はr、終声はlと表記される。同士が重なっている場合は、2つあわせてllとなる。
ただし、企業名や人名、団体名では初声でもlで表したり、頭音法則でやに変わる場合であっても、頭音法則を適用しない場合の発音をもとに転写する場合もある。(例:李(姓の一つ、本来리だが語頭規則により이となる)→Lee,Rheeなど)
出典:wikipedia
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