鳴尾駅(なるおえき)は、兵庫県西宮市里中町三丁目にある、阪神電気鉄道本線の駅。駅番号はHS 13。2009年3月20日ダイヤ改正以降は、普通以外に区間急行が停車する。ただし区間急行は平日朝ラッシュ時のみの運行であり、平日の昼間以降および土曜・休日に停車する優等列車はない。区間急行や準急の設定、廃止、復活に合わせて微妙に停車パターンが変化してきている。近隣にある武庫川女子大学、あるいはその付属高校・中学校の入試日には急行が臨時停車する。2005年ごろに駅名標が更新(全駅に普及しなかった1世代前のタイプであり、現行のタイプではない)された際に、武庫川女子大前の副名称が併記された。2009年3月のダイヤ改正前に現行のタイプへ更新されたが、継続して併記されている。2015年3月14日始発より、下りホームが高架化された。下りは改札口(臨時改札口含めて)、トイレが地上に設置され、ホームとのエレベーター・エスカレーターが新たに設置された。阪神電気鉄道は、路線敷設の際に新淀川鉄橋などの大工事に資金をつぎ込んでしまったため、途中で用地買収がままならなくなってしまった。そこで辰馬半右衛門(辰馬本家酒造の辰馬家とは別家)ら鳴尾村の有力者が協力して土地を無償提供し、辰馬家所有地だった現在地に駅を誘致した。そのため鳴尾駅付近は現在のように大きく南へカーブする線形となった。相対式ホーム2面2線を有する高架駅(下り)および地上駅(上り)。高架駅の設計は、一級建築士事務所「武庫川女子大学建築・都市デザインスタジオ」によるもので、同大学の建築学専攻の大学院生達が設計プロジェクトに参画している。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。ホーム有効長は120mで、19m級の阪神車両6両編成には対応しているが、上り線では21m級の近畿日本鉄道車両6両編成は停車不可である。但し停車位置(△1~6)はないが、先行して高架化された下り線は、130m(近鉄列車6両編成分)に対応出来るようになった。駅開業から長らく地上駅だったが、阪神電鉄本線西宮市内連続立体交差事業によって、仮設線での運転を経て下り線、上り線の順に高架化される予定となっている。高架化工事の進捗により、2011年7月9日始発より上りホームが現在より北側に移動し、上り線は仮設ホーム・地上改札口での営業が開始された。続いて2012年10月13日始発より下りホームも同様に現在より北側に移動した。その後、工事が進捗したことを受けて、2015年3月14日に下り線が高架化され、上り線も2016年度に高架化される予定となっている。一般改札口は両ホームともに大阪寄りのみであり、またホーム毎に独立して設置されているため、改札内では互いのホームは往来できない。また、両ホームともに一般改札口とは別に、通学時間帯のみ使用される武庫川女子大学学生専用の臨時改札口があり、磁気乗車券入場用・ICカード(PiTaPa・ICOCA)入場用と出場用の自動改札機が設けられている。旧来は大阪寄りの地下に改札口があり、駅の南北に繋がる地下道から出入りする形であった(画像参照)。その後、上り線は仮設ホームへ切り替えられたため地下改札口は下り線ホーム専用となり、後に下り線も仮設ホームに切り替えられたため地下改札口は廃止されたが、駅の南北を繋ぐ地下道は残されている。また、急カーブ上にホームを設けているため、乗降時には列車とホームの間が広く開く箇所があるほか、車内の座席に座っていると車体が傾いているのが実感できる。※実際には構内にのりば番号表記はないが、公式サイトの構内図では上りホームが1番のりば、下りホームが2番のりばとされている。2006年度の1日の乗降客数は21,629人で、これは阪神本線内で急行以上の種別が停車しない駅の中では最多である。武庫川女子大学の学生とその附属高校・中学校の生徒の乗降が多い。阪神甲子園球場での試合終了直後、甲子園駅の大混雑を避けるために当駅まで1駅分を歩く利用客もいる。駅南側の国道43号に阪神バスのバス停留所が設置されているが、バスの起終点は快速急行停車駅でもある隣の甲子園駅であることから、当駅で乗り換える乗客は少ない。阪神バス
出典:wikipedia
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