岩屋駅(いわやえき)は、兵庫県神戸市灘区岩屋北町四丁目にある、阪神電気鉄道本線の駅。駅番号はHS 30。2011年3月15日より「兵庫県立美術館前」の副駅名が付加されている。かつては島式ホーム1面2線を有していたが、阪神・淡路大震災後、駅の南側に再開発地帯「HAT神戸」が整備されたため、1999年から2001年にかけて駅舎移転などの改良工事が実施された。改良後は掘割部分に方向別単式ホーム2面2線を有し、エレベーターとエスカレーターが設置されている。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。ホーム有効長は19m級の阪神・山陽電気鉄道車両6両編成に対応する120mであるが、21m級の近畿日本鉄道車両6両編成には対応していない。なお、固定柵は3ドア車(阪神列車と、山陽列車)には対応しているが、4ドア車(近鉄列車)は完全にずれているため、非対応である。ホームには、国土交通省の要請により2001年秋に固定式の「転落防止柵」が試験的に設置されたが、2011年時点では他の阪神の駅には設置されていない。現行の改札口は西側1か所のみにあるが、かつては東側にも存在した。現行の下り線ホーム(かつての島式ホーム)の梅田寄り端部に掘割部を跨ぐ道路に繋がる古い階段が残っているのは、東口の名残である。地上線時代の停留所が東側にあったため地下化時に改札口も東側に置かれ、そちらがメインだったが、戦時中に西口が神戸製鋼への通勤者や国鉄灘駅への連絡に便利なため利用者が東口を上回った。戦後の風水害被害で東口を廃止し、階段だけが残ったという。この階段は地上側が塞がれただけで長い間放置されていたが、阪神・淡路大震災後に代行バスが当駅発着となっていた期間には降車専用として再び使用されていた。1999年の改良工事開始以降は柵が設置され、階段に近付く事は出来なくなった。駅西側の地下トンネル出入口には右書きで「和風通」(三宮方面)と「技補天」(梅田・大阪難波方面)の扁額が掲げられている。実際には構内に上記ののりば番号表記はないが、公式サイトの構内図では上りホームが1番線、下りホームが2番線とされている。2007年度の1日の乗降客数は9,804人である。これは西隣の春日野道駅より少ない。以前は駅南すぐに阪神タクシー乗り場があったが、撤去されている。タクシーを利用する場合は駅北側のセブン-イレブンの前に止まっているのを利用するか(タクシー乗り場の看板がないため本来の乗り場ではない)、駅北側すぐの道路から(頻繁に通過している。本来はこちらの方の利用を推奨)手を上げて利用する。
出典:wikipedia
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