安達 瑶(あだち よう)は、男女2人合作の小説家。初期に官能小説を多作した。日本推理作家協会会員。「安達瑤」とも。官能小説『令嬢姉妹 完全飼育』で1994年にデビューした。受賞歴は無い。それぞれ単独では「安達O」(男)、「安達B」(女)と名乗る。書籍の中には「安達瑤」の表記もある。安達Oは日本大学芸術学部映画学科出身。誕生日は9月23日と公表している。、『おはん』から『つる -鶴-』まで中断をはさみながら市川崑の助監督を務めた。その後、のちの安達Bとインターネットで知り合い、1994年9月のデビューにつながり、その後は作家専業となった。以後、官能小説を多作した。安達Bは女性で、東京在住、覆面作家志望とする。Bによると、デビュー当初は、書評家の大森望から『別冊宝島』で、「(ほんとかウソか知らないけど)男女の合作チームのペンネーム」と書かれ、冗談で実在を疑われた(当初はおとなしかった)という。また、Bは2009年に『140字の物語 : Twitter小説集 : #twnovel』を他の複数の作家らと共著した。デビューした時は官能であり、そのうえ男女合作ということで、完全にイロモノ(色物)、キワモノ(際物)扱いだった旨を安達Oは回顧する。2007年3月、ネットでのオンライン出版会社「でじたる書房」で販売中の高校生の作品に、安達が著した官能小説とタイトルも中身もまったく同じものという盗作が判明し、また、でじたる書房と高校生とが連絡が取れなくなったことにより、安達は自力で情報を収集し盗作者を突き止めたところ、本当に高校生であり、示談とした。2015年に作家デビュー20周年を迎えたと発表した。また、Oは、合作には苦労はあるが、Oの師匠の映画監督市川崑の、映画撮影で昨日と今日とで言うことが180度違うことよりは楽であるとした。同年9月、唐沢俊一と論争したことを告白した。「SFからSMまで」をモットーとしている。また、「ポルノ作家」を自称したり、「両性具有のポルノ作家」を自称した。初期に官能小説を量産し、後にサスペンス、SF、冒険、時代小説も書いた。2008年から『悪漢刑事(わるデカ)』をはじめとする警察小説のような広義のミステリーも著した。安達が2001年に官能小説以外で初めて書いた普通の小説『ざ・だぶる』を文芸評論家野崎六助は「劇画調サスペンスとして快調に読ませる」と評価し、善人と悪人の人格を持つ「交替性二重人格」の登場人物を用いた展開のさせ方が「面白い」とした。「官能系のサービス」と「軽薄さ」もあると評した。
出典:wikipedia
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