高の原駅(たかのはらえき)は、奈良県奈良市朱雀三丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)京都線の駅。駅番号はB24。平城ニュータウン建設に伴い、1972年(昭和47年)11月に開業。駅名は、万葉集に詠われた佐紀丘陵の古称とされる地名「高野原」にちなんで名づけられた。現在は関西文化学術研究都市の玄関口となっている。島式ホーム2面4線をもつ地上駅で橋上駅舎を有する。外側の線路が先発・通過の電車用になる。ホーム有効長は6両。改札口は1ヶ所のみである。京都府寄りに引込線がある。これはかつて「高の原行」普通列車の入換として使われていたものであるが、現在では、回送列車の入換に使われている。また、大和西大寺方面から駅手前に2番線へ続く線路があるが、こちらは営業としては使われず、保線基地として使用されている。そのため、入線も手動式の横取り装置での対応である。開発によってやや変化したものの、当駅周辺の地形はすり鉢状になっており、橋上の駅舎に出入口が設けられている。また、現在では構造上大規模な工事になることから設置が難しいとされたエレベーターが付けられている。大和西大寺駅を始発から9:35までに発車する京都方面行および京都駅を15:00以降に発車する大和西大寺方面行の特急が停車する。特急券・定期券とも購入可能である(特急停車駅になる前からも可能であった)。京都線ではこの駅から大和西大寺寄りの各駅にて、大阪難波駅経由の阪神電鉄線連絡乗車券が購入できる。阪神線内からの近鉄連絡乗車券も、当駅までしか購入できない。京阪電車の連絡切符も発売されている。当駅から鶴橋駅経由で西日本旅客鉄道の大阪環状線内各駅への利用者も多いが、西日本旅客鉄道との連絡切符は発売されていない。近年における特定日の、当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通りで、近鉄京都線では京都駅・近鉄丹波橋駅(大和西大寺駅は除く)に次いで三番目に多い利用数である。ラッシュ時(特に平日朝)は通勤のサラリーマンや近隣の学校(奈良大学、東大寺学園中学・高校、平城高校、京都府立南陽高校など)の学生などで混雑する。奈良線学園前駅と同様に昼間でも利用者が多いが、当駅は京都市方面への通勤通学需要も多いため、大阪市方面一辺倒の学園前駅とは異なり両方向への利用者が多い。1日平均乗車人員は下記の通り。平城・相楽ニュータウンや付近の学校への玄関口としての性格が強い。ホームも含め奈良県に位置しているが、引込線が奈良県奈良市と京都府木津川市の府県境にまたがる。駅前には駅名の由来となった万葉歌の歌碑があり、「秋さらば 今も見るごと 妻ごひに 鹿鳴かむ山ぞ 高野原の上 万葉集 巻第一・八四 長皇子」と刻まれている。奈良交通が運行。停留所は駅の西側に少し離れたサンタウン寄りに所在する。※かつて存在した系統=15系統・平城山駅、100系統・東登美ヶ丘一丁目、2系統・左京循環外回り・兜台一丁目経由神功四丁目、3系統・左京循環内回り・兜台一丁目経由神功四丁目、4系統・左京循環内回り・右京小学校経由神功四丁目、76系統・学研奈良登美ヶ丘駅経由学園前駅行き、80系統・高山サイエンスタウン、81系統・高山サイエンスタウン、23系統・光台循環内回り(京都府相楽郡精華町)、22系統・山田川駅(兜台五丁目経由)、夜行高速バスやまと号・東京ディズニーランド・千葉駅
出典:wikipedia
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