『探偵!ナイトスクープ』(たんてい!ナイトスクープ、英称:"Knight Scoop")は、朝日放送(ABCテレビ)にて1988年(昭和63年)3月5日から全国35局(後述)で放送されている、視聴者参加型バラエティ番組。一部放送局では、字幕放送(後述)、ハイビジョン制作(2008年9月19日放送分から)を実施。通称は『ナイトスクープ』または『スクープ』。スタジオをひとつの探偵事務所(番組では“探偵局”と呼称)と想定し、視聴者から寄せられた依頼を、探偵局員が投稿した視聴者と共に調査し、その過程のVTRを流す。明るい「ノリの良さ」が番組の人気を支える重要なポイントで、個性的な依頼者などがときに登場する。取材先のその場で出会った人が探偵よりも視聴者の目を奪う程の個性を発揮することもある。番組中では一般人への応対や扱いに一定の基準が存在し、これも視聴者の支持の要素である。過去に2度(1990年の「アホとバカの境界線を探せ」探偵:北野誠と、2001年の「素晴らしき車椅子の旅」探偵:北野誠)、日本民間放送連盟賞最優秀賞を受賞した。依頼内容は、人捜し、物捜し、場所捜しのような本格的な調査を伴うものをはじめ、街頭調査や現地リポート、実験を伴うものもあるなど多岐にわたる。単独では放送時間が稼げないようなちょっとした依頼は、「小ネタ」集としてまとめて放送される。また、年に何度かは「総集編」や「プチアカデミー賞」と称して、過去の面白かった依頼や、もう一度見たい依頼を3、4本まとめて放送している。出演者は、1994年頃までは局長・秘書・顧問・探偵と通常版と同様であったが、後に局長・秘書・顧問は出演せずに探偵のみが出演する形になった。長年におよぶ放送の中で3,000を超える依頼が扱われている。また、番組が全国で放送されていることもあって、全国各地から毎週ハガキ依頼が200から300通、メール依頼が約100通寄せられている。また、著名人や芸能人からの依頼は原則として採用されていない(後述のゲスト顧問であるビートたけしの項目も参照)。VTR中では、本題の依頼と別の依頼とを組み合わせて放送することもある。個々の話題についても、この『ナイトスクープ』で初めて取り上げられた題材を在京キー局が模倣するケースがしばしば見られる。かつては20%前後の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関西地区・世帯)を獲得していたが、2013年夏頃より下降傾向にある。2014年4月11日より往年のモノラル制作(モノステレオ放送)からステレオ制作(フルステレオ放送)に変更され、2014年10月3日よりABCのみ解説放送(ステレオ二重音声)が実施されている。番組視聴者からの調査依頼の手紙を読み上げる係。番組視聴者からの依頼に基づく調査を行い、解決する係。探偵局員の多くは主に近畿圏で活動する男性タレントが務める。立原啓裕探偵の退局を受けて、2005年に後任を選ぶオーディションとして新探偵を選ぶ企画がスタート。カンニング竹山、南海キャンディーズ山崎、シャンプーハットのほか、KABA.ちゃん(2005年6月17日)、安田大サーカス(2005年8月12日)が調査を行った。ゲストのこと。番組開始当初は弁護士でもあった中島健仁1人がレギュラー顧問として登場していたが、中島が退局後は関西に縁の有るタレントや文化人が準レギュラーとして出演する現在の形になった。西田局長就任以降は出演映画等のプロモーションを兼ねて人気俳優・歌手等が顧問として登場することが増えており、タレントによってはゲスト出演がスポーツ新聞の芸能欄で報じられることもある。番組初期は、硬い社会派ネタを取り扱うことが多く、現在のようにゲストとして登場するような役割ではなく、専門的な知識を持つ人物がアドバイスを行うという役割で顧問が登場した。そのため、このころの顧問として登場した人物の大半が弁護士、大学教授、議員や文化人といった面々であった。また場合によっては1度の放送回に顧問が2人登場することもあった。朝日放送Aスタジオによる公開収録(基本的には隔週金曜日夕方より2本録り)。最初に局長が自己紹介して秘書が自己紹介、そして局長が顧問を紹介する。ここから局長が探偵たちをフルネームで紹介していたが、西田局長になってからは探偵紹介を省略することが増えてきており、近年は全く行われていない。顧問紹介の後、すぐ依頼の紹介に入る。顧問が初登場の俳優や女優の場合は小トークをしてから依頼紹介となっている。1回の放送の中で、約12分程度の依頼遂行VTRを3本流し、それぞれに局長や顧問、探偵らがコメントを付けるのが基本的なフォーマットである。秘書が視聴者からの依頼文を読み上げ、局長・顧問が短いコメントをし、その依頼を担当した探偵がVTRを流す前に解説を加えてからVTRに入る。最初期はVTR中にも探偵のコメント・解説が入っていたが、現在は一切入れていない。小ネタ集やパラダイスなどでは、探偵自らが依頼文を読む場合もある。VTR終了後、出演者のコメントが入り、ジングルが流れ、CMに入る。以前は3本目の依頼の後にCMに入っていたが、現在はCMに入らずそのまま局長・顧問が、今週の総括のようなコメントをしつつ、エンドロールに入るという構成になっている。さらに「エンド5秒」と呼ばれる番組終了のテロップの裏に探偵のギャグが入ってその回の放送が終了する(この部分は放送される地域とされない地域がある)。元は放送終了時間まで視聴してもらい、それによる視聴率上昇を目的に始まったものであった。一時期『ナイトQ』と連動して出題されていたこともあった(詳しくは後述)。ちなみに初めてのエンド5秒は、桂小枝がジャイアント馬場の真似をする、といったものだった。ほかの番組に見られない特徴に「ジングル後CMにすぐに入らないことがある」というものがある。通常、民放では番組とCMの境にジングルを流して視聴者に知らせている(もしくは、ジングルなどなしで突然CMに入る)。ジングルが入る場合、ジングルが終わるとすぐにCMがはじまるが、この番組ではジングル(声:円広志)終了後も少しの間、探偵と局長などのトークが(長いときは1分以上も)放送され続ける場合がある。このジングルからCMまでの極端に長い時間をとるという演出は、公開収録の段階で直接ジングルを挿入するため番組進行上、ジングルの後に大事な要点や本編より盛り上がるトークがなされた場合、それも含めて編集された上で放送に乗るという作りになっている。後述する項目において、インターネットで検索するなり、専門家に問い合わせればすぐに解決できる依頼内容であっても、依頼者や第三者を巻き込んで探偵が直接足を使って調査するといった過程に重点が置かれている。しかし、困難と思われた依頼が予想より簡単に解決したり、逆にすぐに解決できるような依頼が調査途中で迷走したり、調査途中や後になって別な疑問が派生したり、調査結果によっては新たな問題定義が浮き彫りになって大規模調査に発展することもある。時に依頼内容の如何によっては探偵は地道で煩雑な調査に長時間を強いられる場合もあり、決められたVTRの時間内に調査をまとめなければならないがロケの途中で落とし所があいまいになったり、いたずらに時間を費やしてしまう、対象が一般人なので当然取材側の思ったように動かない等の収録上の困難も抱えている。また、番組制作上時間もコストもかけられないために期日内に依頼(取材)を遂行する必要があるため、事故などの危険性の無い限りひたすら撮影し続け照明が切れてもハンドライトで、ハンドマイクが壊れてもガンマイクで、カメラマンが転倒しても撮り直しもカットもせず、物理的に撮影が不可能になるまで収録を続ける、など過酷なものとなる場合が多々あるが、それらも演出や番組制作上、構成や演出の一つとして組み入れられている。ロケ収録において現場での大まかな進行はあるもののロケ台本は存在せず、番組収録におけるスタジオ構成台本も「OP、局長あいさつ、秘書あいさつ、探偵紹介、取材VTR、以下盛り上がる」といった細かい台詞もト書きも無い大雑把なものとなっている。探偵局発足当初は、取材ロケ撮影の定石通りスタッフがカメラに映り込む、探偵が言い間違える等の度に撮り直していたが、探偵らがその煩雑さに辟易しロケスタッフと交渉、ロケ取材のライブ感を出そうと(他局の)通常ロケならNGである所を許せる範囲内でそのまま取材、一発収録を続行させて取材時間の短縮と探偵、加えて依頼内容と取材対象の即興を活かすことに重点を置いており、他のバラエティロケ番組ではまず見られない機材スタッフが反射面(鏡等)に映り込んだまま撮影取材を続行、通常放送でもスタッフがカメラ映像に直接入り込んでもそのまま放送されている。オープニングでは、テーマ曲とともに、番組の趣旨が記された以下の文章(局の企画書に書かれていた「番組概要」をベースにしたもの - 「アホの遺伝子」より)が流れる。上記の文章が白いテロップでスクロール式に下から上に流れ(「娯楽番組である。」の部分はこの番組があくまでもバラエティ番組であることを強調させるためにわざと改行されてある。一時、改行されていない時期もあった。上岡時代、「“上岡探偵局長”が」とダブルクオーテーション囲みで強調されている時期もあった)、CG調の番組タイトルのロゴが出る(初期はテロップで描かれていた)。その後、局長、秘書、その週の出演メンバーの探偵局員を紹介。その時、調査を担当した局員には映像の下にその週に依頼された内容のサブタイトルが流れる。出演局員を紹介した後は、公開収録のスタジオからの拍手に包まれながら出演者が登場して提供ベース(スポンサーは地域によって異なる、ABCなどではスポンサーの表示がない)後にCM→本編開始、というのが現在の基本である。以前は、オープニングから1本目の依頼終了後まで、CMに入ることなく続いていた。本編に入ると再度テーマ曲をBGMに、局長が前口上を述べた後に自己紹介し、秘書の自己紹介、顧問(ゲスト)紹介と続く。西田は顧問の紹介口上を自ら考えている。場合によっては顧問と局長がトークを繰り広げる。その後は局長による秘書の紹介があったが、最近は省略されることが多い。依頼が番組に採用された視聴者にはもれなく番組特製の探偵手帳、会場への観覧者には番組ロゴが描かれた白色と黒色のステッカーがプレゼントされる(それぞれ視聴者に見えるようにして見せている)が、現在は期間限定でナイトスクープ特製「クリアファイル」がプレゼントされる。過去の会場プレゼントには「アホ・バカ分布図」や、ノックすると探偵局員達の名前が出てくる「ボールペン」、ナイトスクープ特製「うちわ」「トランプ」「便利5点セット」などをプレゼントしていた時期があった。番組の企画段階では、「上岡龍太郎探偵局」や「それいけ!探偵局」という仮タイトルだった。その後、会議でスタッフ全員で議論が行われた。会議では、取材に応じやすいタイトルがいいということで、「ナイト」を付けることになった。また「スクープ」は当時『ザ・スクープ』(ABCでも放送されていた)など、報道番組のタイトルに「スクープ」が使われることが多かったため、「電話口で『朝日放送のナイトスクープですが…』と言えば、報道番組と勘違いして取材を受けてくれるのではないか」と考えて「ナイトスクープ」に決まった。しかし、それでは娯楽番組とわかりづらいため、「探偵」がタイトルの頭に付けられた。なお、ネット局のほとんどが夜に放送することもあり誤解されやすいが、タイトルの「ナイト」は、夜(Night)ではなく、騎士(Knight)という意味である(Knight Scoop)。 2004年6月18日放送のオープニングでも西田局長が詳しく明言している(その際桂小枝がセットの棚にあるサーベルを取り出し、突き刺すフリをする仕草を見せている)。現在の番組タイトルロゴには下に小さい文字の「knight scoop」があるが、初期のタイトルロゴには「knight scoop」がなかった。(「knight scoop」の表示がなかったのは、CM前に表示されるロゴのみ)また、現在オープニングで出てくるロゴは青色で表示されているが、初期は白色で表示されていた。1995年頃からは銀色で表示されるようになった。スペシャル版の時や公式サイトなどでは金色で表示されることが多い。出演者の言葉にテロップを付けて強調する手法は現在日本のバラエティ番組で日常的に行われているが、これはこの『ナイトスクープ』が最初に行ったものとされる。ただし、「ナイトスクープ」におけるテロップは、あくまで「ナレーションの代わり」として話題・状況の要約やツッコミを入れたり、聞き取りにくい部分を補ったりする目的で使われているものである。その基準は「入れた方が中身がわかりやすくなり、また面白くて笑いが取れる」とスタッフが判断した箇所に限られており、現在のお笑い番組のように出演者の発言を次から次へとなぞるようにテロップを挿入しているわけではない。またテロップの使用は取材VTR内のみに限定されており、他の番組のようにスタジオ内でのトーク部分でテロップ類を使用することは一切行っていないことからもこのことが窺える。また、依頼者や探偵などが意味不明な行動や言動をした場合は「?」 のテロップが使用されることもある。番組内でテロップに使用される書体の多くはゴシック体などの簡素なもので、他のお笑い番組にありがちな文字を派手に装飾(文字の大きさを極端に変えたり、さまざまな書体を使用するなど)することはあまりない。2007年1月26日放送分から、画面左上に依頼内容のタイトルスーパーが小さく表示されるようになった。以下、特記のない限り、ビデオリサーチ調べ、関西地区・世帯。2000年代以降は30%を超えることはなくなったが、それでも23時台からの放送としては高い視聴率を保っている。2000年代は毎週20%前後を保っていたため、金曜ナイトドラマがネットワークセールス化した時点でも制作局の朝日放送だけは金曜ナイトドラマは時差ネットのままとしたほどであった(詳細は後述)。2016年現在では更に落ち込んで15%前後となっており、全盛期と比較すれば10%程度落ち込んでいる。しかしながら関西地区では、それでも週間視聴率ランキングでゴールデンタイムの番組に混じってほぼ毎週トップ20入りしてある。2016年5月27日放送分では松本人志が依頼者として登場することが前もってメディアで伝えられていたことから通常よりも視聴率は大幅にアップし、平均視聴率20.2%、最高視聴率24.1%、占拠率は40.4%だった。なお、同番組が視聴率が20%を超えたのは2014年1月31日放送分の21.4%以来、2年ぶりであった。『探偵!ナイトスクープ リターンズ』2008年7月4日放送分によると、年間平均視聴率・最高視聴率はとなっている。その放送で北野誠が語るには、「3年目から急加速するが、1993年に『料理の鉄人』が始まり、視聴率が肉薄する。林先生を使い出したのは料理の鉄人に対抗するためだった。対抗する一つの『料理の変人』だった」。2009年3月15日放送「探偵!ナイトスクープ ザ・ゴールデン」の説明にて『20年間の平均視聴率20.1%』(同局調べ)との数字が用いられ、制作局での視聴率は21.4%(制作局のキー局テレビ朝日では5.3%〈ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯〉)であった。依頼においてはDVDのレジュメにおいてジャンル分けされている場合があるため、ある程度これにならって依頼内容を以下のように分類する(依頼によっては、2以上のジャンルにまたがって分類される場合がある)。なお、放送日表記はABC(関西ローカル)での初回放送のもの。また、基本的に調査は全てアナログで聞き込み調査や街頭インタビューなど基本的に人が行動して行う。地名なども基本は地図で調べている。電話番号を調査する場合ですら電話番号案内104を使用したり、電話帳を引いたりといった具合である。よって、インターネット検索と言った手段は基本的に使用していない。これについてある顧問は「実際に専門家に尋ねれば1分もしないうちに解決する依頼もある」と断言していた。アナログ的な捜査(取材)の中、使用する電話が固定電話から携帯電話に変更した以外には、目新しい捜査及び情報技術の導入はほとんどない。探偵が体力を使うか、依頼者が体力を使うかで大きく分類が分かれる。時々探偵と依頼者の両方が体を使う場合もある。Vol.1&2からVol.7&8まではワーナー・ホーム・ビデオ、Vol.9&10以降はよしもとアール・アンド・シーより発売。DVD化の際には各権利者のプライバシーや肖像権問題のためにその全員に許可を取る必要があり、連絡が取れない通りすがりの人へのインタビューシーン等は相手の顔をぼかしやモザイクなどの映像処理で隠している。隠しきれない場合はカットされており、BGMも著作権者からの許可が出なかったものについては、放送時とは違う曲に差し替えられている。なお、DVD Vol.1・2の制作時には当時の本放送内で「以下の作品の関係者の連絡先を探しています」という告知テロップを表示した。その後も新作の発売が決まるたびに、『名乗り出てください』のサブタイトルで収録予定のVTRが告知と併せて放送されている。テレビ朝日系列を中心に全国で放送されている。ただし、2016年2月現在テレビ朝日では放送されておらず(後述)、関東地方では一部地域を除いて独立局のゴールデンタイム・プライムタイム枠で放送されている。また、CSスカパー!のスカイ・Aでも放送されている。ABCテレビではローカルセールス扱い、なおかつ全編PTとしているため、特番を除いたレギュラー放送においては番組中スポットCMのみが流され特定企業の提供クレジットが出ることは余程の例外を除いてない。ABCテレビにおいてタイムスポンサーが付いた例としては2010年(平成22年)8月13日放送の『ナイトスクープ・リターンズ』がある。テレビ朝日系列局では、かつてはテレ朝製作の『金曜ナイトドラマ』を『ナイトスクープ』の前に放送していることが多かった(『タモリ倶楽部』を差し替えまたは別の時間帯に放送している局もあり)。当時、『金曜ナイトドラマ』もナイトスクープと同様、というよりはテレ朝がABCに配慮する形でローカルセールス枠としており、ABCとほぼ同時の金曜23時台に放送していた系列局も西日本を中心に多数存在した。しかし、2009年10月の改編で『金曜ナイトドラマ』がテレ朝に営業権のあるネットワークセールス枠へ移行することになり、多くの同時ネット局では時差ネットに格下げの上金曜ナイトドラマ終了後や日曜未明(土曜深夜)などへの枠移動を余儀なくされる。また、土曜未明(1時以降、金曜深夜)に放送している地域ではテレ朝発の『朝まで生テレビ!』が毎月1回(原則最終金曜日の翌日未明の場合が多い)放送されるため休止となったり、放送枠を移動して放送したりと放送局によって異なる。なお遅れ地域の一部では、過去の未放送回分や『探偵!ナイトスクープリターンズ』を放送して遅れ日数を維持することがある。また、『熱闘甲子園』がある場合はテレ朝ネットワーク加盟かつ当番組が23時台以降放送の局は原則として30分、『速報!甲子園への道』放送であればABCテレビを含む一部局で20 - 25分程度放送時間を繰り下げる。テレ朝ネットワークでは『リコー全英女子オープン』がここ数年4日間連続生放送されており、その2日目に当たる7月最終金曜(年度により8月第1金曜)はゴルフを優先するために『速報!甲子園への道』はゴルフ放送後の日付上翌日未明に移動する。その関係でこの場合に限り、ABCも『金曜ナイトドラマ』を同時ネットするため『ナイトスクープ』は休止する)。また「世界水泳選手権大会」(奇数年)が行われる場合も、アジア・オセアニア以外で行う場合、時差の関係でそれの生中継を優先する兼ね合いで、当番組が休止(金曜ナイトドラマの同時ネット、あるいは世界水泳の競技そのものの中継)になる場合もある。テレ朝系列の放送局がない地域でも放送されている。例として、富山県では、1993年以降、TBS系列のチューリップテレビ(TUT)が土曜日の17時台に放送していた(17:00もしくは17:05 - )が、2007年の秋にフジテレビ系列の富山テレビ(BBT)が裏(土曜16:55 - )に『ナイトスクープ』と同じABC制作の『パネルクイズ アタック25』を開始した。3カ月後の2008年1月より『ナイトスクープ』は月曜0:30(日曜深夜)に移動し(『アタック25』もその後木曜昼へ再移動したが、2009年3月をもって『アタック25』の放送は打ち切られた)、2009年4月の改編期以降火曜未明(月曜深夜)→金曜午前→月曜昼の順に移動し、2013年以降現在の放送時間となった。なおテレビ山梨のネット開始をもって、一旦佐賀県以外の全国完全ネットを達成しているが、その後テレ朝での放送打ち切りなどがあり現在では完全ではなくなっている。2009年までの字幕放送はすべての出演者は白色でのみ統一されていたが、2010年から字幕放送は依頼を調査する探偵の声は黄色、西田の声は水色になった。前述の岡部の参院選出馬により、遅れ地域では、岡部出演分は番組を差し替えたり、岡部が出演する場面をカットして放送したところがほとんどだったが、一部地域はそのまま放送したところがあった。2010年7月9日放送(近畿広域圏)から、放送画面サイズがこれまでの4:3から16:9に変更になった。これにより、ワイド画面で見ていた時に画面左右のサイドパネル(探偵!ナイトスクープの文字入り)は、なくなった。2015年現在、当番組が放送されていない地域は、千葉県・群馬県・茨城県・佐賀県である。太字は2009年9月まで金曜23時台に放送していた局。当初はチバテレビ(CTC)や群馬テレビ(GTV)といった独立局でのネットでスタート。関西出身者ばかりでなく、タモリや後に局長となる西田敏行も見ていた人気ぶりだったが、なかなかABCのキー局であるテレビ朝日では放送されなかった。1991年の「アホ・バカ分布図」(前述)が民放連賞を受賞したが、受賞番組は全国ネットでの放送が事実上義務付けられるとして、総集編だけテレ朝で放送した。結果的にこれがテレ朝での初放送となった。転機は1992年6月5日放送(ABCなど)での「斬られ役の福本清三さんを『徹子の部屋』に出してあげたい!」という依頼者の要望で、本物の『徹子の部屋』のスタジオセットを借りて黒柳徹子に扮装した小枝が番組収録をした。 この収録直後に本物の黒柳徹子が現れ、小枝と福本の話を聞くうちに黒柳が福本に興味を持ち、福本が本当に『徹子の部屋』へ出演することとなった(1992年11月放送)。地方局制作番組を関東広域圏で放送する場合、広域放送を担当する在京キー局と県域をベースにした独立U局へ同時に番組販売を行うことができない協定があるため、既にあった独立U局での番販ネットは打ち切り、同年、テレ朝での遅れネットに移行した。テレ朝では当初放送枠がなかったこともあり、土曜日2時40分(金曜日深夜)から放送(ただし、毎月最終金曜日の翌日未明は『朝まで生テレビ!』のために休止)され、1年後の1993年10月に、水曜1時40分(火曜深夜)に移動(月末休止はなくなった)。その後、土曜日15:00 - 15:55に移動、日曜日12:00 - 12:55へ移動させた。テレ朝で日曜正午からの放送だった時代の1998年5月3日に、東京でウケそうなネタだけを集めた(マネキンと結婚したい、日本一周の息子、ドミノピザのバイクが通ると開く自動ドア、『ピアノレッスン』で「あんなとこ、生きて通れねえ」と言っている、『忍者戦隊カクレンジャー』にブロッコリー嫌いを直してもらいたい)特別総集編がテレビ朝日のみで放送された(ナレーター: 川下大洋)。この番組のためだけのCGも作られていた。その後、日曜16:30 - 17:25⇒再び土曜日15:00 - 15:55⇒そして、元の土曜2時(金曜深夜)頃⇒最終的に、木曜日3:12 - 4:07(水曜深夜)と再び深夜枠に移されたものの、2005年3月10日未明(9日深夜)にてテレ朝でのネットは打ち切りとなった。この時期の間、テレ朝の番組のNG特集でも何度か取り上げられたが、その際にスタジオ出演は決まって小枝のみであった。テレ朝での放送打ち切り後は、ほぼ内容を続行する形で2005年4月7日からテレビ神奈川(tvk、同局では初)で、半年後の同年10月7日からは千葉テレビ放送(チバテレビ・CTC)での放送が再開され、関東地方では12年ぶりに独立U局でのネットが復活した(チバテレビでの放送は2008年3月27日で終了)。2007年4月2日からはテレビ埼玉(テレ玉)で、2007年10月12日からは東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)で放送が開始され、さらに2008年10月7日からはとちぎテレビ(GYT)でも放送が開始された。制作のABCでは、番組開始当初は土曜日23:30 - 翌0:25の放送であったが、1991年4月から当時放送されていた『合コン!合宿!解放区!』と入れ替わり、金曜日23:17 - 翌0:12となった。関西・西日本地方では深夜枠にもかかわらず、視聴率が常に20%前後(1990年代には30%を超えていたこともあった)ととび抜けて高い記録が出ていることから、「関西(もしくは西日本)のお化け番組」と呼ばれている(→#視聴率を参照のこと)。関西地区の週間視聴率ランキングではゴールデンタイムの番組をも抑え、関西1位をたびたび達成している。また、北部九州地区においても視聴率ベストテンに入ることもある。中国・四国地方では原則として同時ネットとなっている( - 2009年9月まで)。しかし、九州地方(鹿児島放送を除く2009年9月まで)、東海地方では遅れネット(約1週遅れ)になっている。また、表面上同時ネットでも、実際は事前に番組素材をABCから受け取り、自社で送り出しを行っている局もある(例:広島ホームテレビ【2008年9月まで】。同局ではマスターの関係上アナログ放送かつモノラル制作時代からステレオ放送が実施され、字幕放送を実施していない)。テレビ朝日が2000年から編成の見直しに伴って連続ドラマを金曜・土曜の23時台に移動してスタートさせた『ナイトドラマ』(現在は金曜のみ放送)を当初は全国ANN系列同時ネットで編成する方針だったが、『探偵!ナイトスクープ』の人気と視聴率が絶大で時間枠を動かしたくないというABC側の意向もあり、結局同時ネットを見送ったという経緯がある(2009年9月現在は1時間遅れで放送)。しかし『トリック』などで『金曜ナイトドラマ』がヒットし出すと、地方局(主に東日本のテレビ朝日系列局)では『ナイトスクープ』自体の視聴率低迷(といっても平日深夜としては依然として高い)で放送時間が後回しになる傾向が強まっていた。
出典:wikipedia
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