気象大学校(きしょうだいがっこう、英語:Meteorological College)は、千葉県柏市旭町七丁目4番81号に本部を置く、国土交通省所管の省庁大学校である。1962年に設置された。大学校の略称は「気大」または「気大校」(「気象大」というと「気象台」と間違うため)。気象庁の幹部職員の養成などを目的に設置されている、気象庁の施設等機関である。代々木ゼミナールの調査によると、大学部の1学年における定員は15人程度であり、偏差値は70前後とされている。一般の大学相当の教育を行う大学部と、気象庁職員の研修を行う研修部がある。4年制の大学部では、将来の幹部職員の養成が行われ、学生は一般職の国家公務員である気象庁職員としての身分を持ち、給与・賞与が支給される(2014年時点で月額約144,000円)。研修部では、全国の気象台や測候所の現役職員の各種研修を行う。なお、2014年時点において、大学院に相当する組織・課程は存在しない。大学部は、大学設置基準に準じて、気象業務に必要な基礎、専門学術・技術、一般教養を行う教育課程(153単位以上)と、気象業務の基礎となる観測や実習などを行う特修課程(500時間以上)がある。気象庁職員の中から入校の許可を受けた研修生に対し、予報、地震・火山、海洋気象などいくつかの研修コースが設けられ、気象業務に必要な専門知識と技術を教授する。野球部、サッカー部、テニス部、バスケットボール部などの体育系クラブや、天気の会、軽音楽部、リコーダーアンサンブル部、星を見る会などの文化系クラブがある。学校祭として、秋に「紫雲祭」が行われ、文化系クラブ等の発表などが行われる。キャンパス内には、観測実習場(グランド)、地上観測露場、観測塔、大気放射観測露場、生物季節標本木露場などがある。また、敷地内には東京レーダー(東京管区気象台管轄の観測施設)がある。ただし、東京レーダーは気象大学校の施設ではないので学生は立ち入ることができない。校舎から歩いて数分の敷地内に、寄宿舎として「智明寮」がある。
出典:wikipedia
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