東久留米市(ひがしくるめし)は、東京都の多摩地域東部にある市である。都心から約25キロ離れた武蔵野台地の中央部にある。市西端の小平霊園(さいかち窪)を水源とする黒目川と、市中心部を水源とする落合川が市内の中心部を流れ、市の東端で合流する。土地全体は西から東へかけゆるく傾斜しており、この傾斜断面から湧水が豊富に湧き出す。そのため一部湧水は水道水の原水になっている。北は野火止用水(別名:伊豆殿堀)で清瀬市、埼玉県新座市と境を隔てる。ひばりが丘・東久留米・八幡・滝山・久留米西団地など大規模団地が多く、これらの地域では高齢化の進行が著しい地区が見られる。市全体では高齢化率は27.0%となっている(2016年3月1日住民基本台帳)。平成22年国勢調査によれば、東京都特別区部への通勤率は33.2%である。市制施行時、既に福岡県久留米市が存在したため、行政的な混同を避け、また駅名の東久留米が住民に親しまれていたため「東久留米市」とした。同様のケースとして、埼玉県上福岡市および上福岡駅(福岡県福岡市との同名回避)、北海道北広島市および北広島駅(広島市との同名回避)がある。それ以前の久留米、「くるめ」と読み書く地名となった由来や説はいくつかあるが、具体的根拠を一定以上のレベルで証明出来る有力説はなく、今なお研究議論、事実解明作業が続けられている。地名由来と思われる話や、考えられている・あるいは言い伝えられている説として、いくつか列挙する。2005年に夜間人口(居住者)は115,023人である。市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は90,315人で昼は夜の0.785倍の人口で、夜間に比べて昼の人口は2万5千人ほど減る。昼夜間人口比0.785は東京23区および東京都市部25市の中で狛江市、稲城市、西東京市に次いで4番目に小さい数字で、東久留米市がオフィスや工場・学校が少なく住宅の多い街であることが示されている。通勤者・通学者で見ると市内から市外へ出る通勤者34,555人、市外から市内へ入る通勤者は13,680人と通勤者では市外へ出る通勤者のほうが多く、学生でも市内から市外に出る通学生は5,352人、市外から市内へ入る通学生は1,519人と学生でも昼は市外へ流出する人数のほうが多い。なお、国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人おり、この項の昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に若干の誤差は生じる。東久留米市では、全域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。警視庁田無警察署の管轄である。同署は西東京市(旧・田無市)にあり、以前から東久留米市・旧田無市・旧保谷市(一部地域を除く)を管轄している。2010年4月1日より東京消防庁に常備消防事務を委託。これに伴い東久留米市消防本部と新川出張所は東京消防庁に移管され、前沢出張所は廃止された。西東京市、清瀬市と共同で、「柳泉園組合」を設立し、当市内(一部東村山市にまたがる)に清掃工場を設置する。可燃ごみは同清掃工場で、不燃ごみは多摩地域の他の自治体同様に、日の出町の最終処分場に埋め立てる。なお、当市でのみ継続されている、ダストボックス式の回収を可燃ごみに限り行っている。不燃ごみは袋回収とし、ビン・カン・ペットボトル・発泡スチロール製トレイ・古紙類はそれぞれ分別して回収を行う。なお、2006年10月より、容器包装プラスチックの分別回収が開始された。衆議院小選挙区選挙では東京20区(東村山、東大和、清瀬、東久留米、武蔵村山)に属す。近年選出の議員は以下のとおり。北多摩4区(清瀬、東久留米)に属す。定数は2人。近年選出の議員は以下のとおり。青少年健全育成協議会の略称それまでの「青少年問題協議会」の名称が2005年(平成17年)度より「青少年健全育成協議会」に改正される。内容、市からの補助金等の変更はなく、略称も「青少協」と同じ。東久留米市から年間280万円の補助金が組まれている。中学校区ごとに組織され、地域清掃活動、文化活動などを行う。都市化に対し道路整備が遅れていたことから、平成期に建設・開通した都市計画道路も多い。注釈出典
出典:wikipedia
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