尾関山公園(おぜきやまこうえん)は、広島県三次市にある都市公園(総合公園)である。サクラおよびモミジの名所として知られている。三次市市街地の北西、江の川沿いにあり、JR三江線のトンネルがこの公園の下を通り南東側に尾関山駅がある。公園全体が一つの小さな山である。元々この地には近世に比熊山城を拠点とした三吉氏の出城が置かれていた、と通説にある。江戸時代初期、当地を治めた福島正則の重臣尾関正勝が入城してから尾関山と呼ばれる様になった。のち福島氏に代わり浅野氏が当地を治め、備後三次藩初代藩主浅野長治が入封すると、この尾長山を拠点とし下屋敷が整備され山頂(標高202m)に天文台(天体観測所)「発蒙閣」が置かれた。近代以降、中国地方屈指の自然公園として知られ、地元出身の歌人中村憲吉は一首詠んでいる。園内にはサクラ・ツツジ・モミジなど多数植えられており、園内には発蒙閣跡やキリシタン灯籠、長治三女の阿久里姫(瑤泉院)の像、中村憲吉歌碑などがある。山頂に整備された展望台からは、三次市の市街地が一望できる。現在、三次市の市花であるサクラはこの公園を由来としている。毎年4月に行われる「三次さくら祭」の会場の一つ。
出典:wikipedia
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