宝光院(ほうこういん)は、かつて鹿児島県南九州市川辺町に存在した寺。宗派は真言宗であった。起源は1200年、この地に下向した平氏の分家であるとされる川辺氏が菩提寺を建立したことに始まるとされる。南北朝時代、川辺氏は南朝側に付いたために北朝側にたった島津氏に滅ぼされるが、寺はそのまま残った。江戸時代には広大な規模を誇っていたが、明治2年の廃仏毀釈により廃寺となった。現在は跡地に仁王像や歴代住職の墓地だけが残る状態となっている。川辺町は日本有数の仏壇産地であり、その理由として地元業者は宝光院との関係をあげる人が多い。しかし、鹿児島県は日本で最も廃仏毀釈の激しかった地であり宝光院も上記の通り影形無く消滅しているため、何故この地で仏壇生産が盛んになったかははっきりしていない。川辺町で仏壇生産が始まったのは明治9年以降、平山地区の池田某が作ったのが初めてとのことである。
出典:wikipedia
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