『貧乏姉妹物語』(びんぼうしまいものがたり)は、かずといずみの漫画作品。『月刊サンデーGENE-X』(小学館)で、2004年5月号より2006年11月号まで連載。また2006年には東映アニメーションにてテレビアニメ化された。作者にとっての出世作である。東京都東京区という架空の下町が舞台。主人公は山田きょう・あす姉妹。母(佳子)は、きょうの妹・あすを産んですぐに他界、父は膨大な借金を抱えて失踪してしまい、築40年のアパート(風呂なし1K・家賃2万6千円/月額)に2人きりで暮らしている。姉・きょうは新聞配達のアルバイトをしながら生計を立て、妹・あすは小学3年生ながら大人顔負けに家事をこなす。貧しいながらも周囲の人々に支えられながら強く、明るく生きる姉妹の姿を描く。原作第2話では20XX年とされ数年前から法律が変わり、中学生(満13歳)から大人と同等に働けるという設定になっているため、そう遠くない近未来という設定であると考えられるが、作品中においてそうした解説がなされているわけではない。現行法でも早朝の新聞配達や牛乳配達といった軽作業等は例外として認められている。作者いわく山田きょう・あす姉妹のモデルは知人の子供であるとのこと。また、きょう・あす姉妹が住むアパートは作者の実家がモデルであり、かつて借家として貸し出していたという。作者によると、当作はタイトルを再改称したのだという。元々は『貧乏姉妹物語』のタイトルで同人誌として発表し、それが好評だったことから読み切りで発表することになり、『サンデーGX』に読み切り作品として発表する際に『強く貧しく美しく』というタイトルに改称した。その後、好評で連載化が決まった時に当時の担当者から「同人誌で使っていた『貧乏姉妹物語』にしましょう」という提案によって『貧乏姉妹物語』に再改称されたとのこと。各登場人物の担当声優はメディアにより異なるため、ドラマCDとテレビアニメの「声の出演」を参照のこと。名前の由来は、「時間」に関するものが多い。※ コミック版のみの登場である。アニメには登場しない。小学館より「サンデーGXコミックス」として刊行されている。2006年4月21日にフロンティアワークスより発売。原作のエピソードをベースに全12話が収録されている。商品番号:FCCC-0053。2006年6月から9月にかけてテレビ朝日で放送された(他局での遅れ放送あり)。全10話。ハイビジョン製作。何れもavex modeから全5巻で発売。表記は「発売日 商品番号」。なお、初回特典として「きょうとあすのメッセージCD」(全巻)などが付いてくる。
出典:wikipedia
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