水樹 奈々(みずき なな、1980年1月21日 - )は、日本の女性声優、歌手、ラジオパーソナリティ、ナレーター。愛媛県新居浜市出身。シグマ・セブンとキングレコード(キング アミューズメント クリエイティブ本部)に所属。公式ファンクラブは「S.C. NANA NET」。本名は近藤 奈々(こんどう なな)。愛称は奈々ちゃん、奈々さん、奈々様、お奈々、ヘッドなど。堀越高等学校、代々木アニメーション学院声優タレント科卒業。代表作に『NARUTO -ナルト-』(日向ヒナタ)、『水樹奈々 スマイル・ギャング』、『MUSIC JAPAN』(ナレーション)、『ハートキャッチプリキュア!』(花咲つぼみ / キュアブロッサム)などが、代表曲に「深愛」、「ETERNAL BLAZE」、「Synchrogazer」などがある。元歌手志望だった歯科技工士の父親(1933年生まれ)に、5歳から中学を卒業するまで、父の仕事場と両親が経営する自宅のカラオケ教室で演歌歌手の夢を託され毎日休まず猛特訓を受ける。他にも、音感を養うためにピアノやエレクトーンを、歌手になった時にサインを求められても困らないように書道を学び、地元では「のど自慢大会荒らし」と呼ばれていた。一方で優勝とは縁がなかった。父の躾が厳しく、門限に5分遅れたと言っては物置に閉じ込められたり、友達の家を行き来することもいい顔をされなかった。中学2年の時、東京の芸能プロダクションから声が掛かり、所属のために出された条件が「せとうちのど自慢10周年記念全国大会」に優勝しグランドチャンピオンになることだったが、翌年それを果たす。上京後は事務所のボイストレーナーの内弟子として生活する傍ら、堀越高等学校芸能活動コース(現・総合TRAITコース)に入学。同校では堂本剛やともさかりえ、山口紗弥加、佐藤仁美と同級生だった。高校2年生からは代々木アニメーション学院声優タレント科にも並行して通い、学業と両立させた。1998年3月、代々木アニメーション学院声優タレント科と堀越高等学校芸能活動コースを卒業。水樹は在学中、ある教師が「芸能コースの生徒たちは仕事で忙しいから」という理由で学業を軽んじている傾向を指摘した事に発奮して、一時期は学年トップの成績を収めるなど、堀越卒業時は学業優秀・品行方正の卒業生10人に贈られる「堀越賞」を受賞した。堀越賞は全コースの生徒対象で、総合TRAITコースからは草彅剛以来2人目の受賞である。この間、高校2年の時に所属事務所が破産。芸能事務所所属が在籍条件である堀越・総合TRAITコースからの退学の危機を迎えるが、歌の師であるボイストレーナーが新たに事務所「産光ミュージック」を設立し、一時在籍することでこの危機を回避している。その師からは5年半におよび、セクハラまがいなことをされ、そして歌手デビューの半年後に内弟子関係を解消した。1997年2000年2001年2002年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年当初は歌手を目指して活動していたが、高校2年生からは代々木アニメーション学院で声優の勉強もする。結果として声優としてのデビューのほうが早かった。デビュー作は1998年に発売されたゲーム『NOëL 〜La neige〜』の門倉千紗都役。元々ゲーム好きで作品の存在を知っていたことから志願して初めてのオーディションを受けて役を射止めた。堀越学園を卒業する直前で、本人曰く「ギリギリ間に合った」とのこと。演じるキャタクターは主に少女から女性で、時には少年の声も演じている。役柄としては「気弱で大人しい女性」「活発で型破りな女性」「クールな女性」「二面性のあるキャラクター」「人格そのものが異なる同一のキャラクター」など、様々な声を演じている。『シスタープリンセス』の亞里亞役では、自身の裏声を用いて演技をこなした。2008年以降は『MUSIC JAPAN』『満天☆青空レストラン』など、テレビ番組でナレーションを受け持つ機会も多い。2010年4月には動物専門チャンネル『アニマルプラネット』の番組宣伝ナレーションに起用された。水樹は以前にも『ミーアキャットの世界』(シーズン4)でナレーションを担当した経験がある。自身が出演するアニメの主題歌を担当する事が多い。中には『戦姫絶唱シンフォギア』のように、彼女が声優・歌手として参加することを前提に企画立案されたアニメ作品もある。1993年に、本名名義で「つがざくら」という別子銅山を偲んだ演歌をカセットで出している。この曲は2010年2月20日に行われた「アニメロミックス presents NANA MIZUKI LIVE ACADEMY 2010 Powered by Windows 7 mania Office」の愛媛公演、および2016年4月17日に行われた愛媛県新居浜市の「NHKのど自慢」の放送終了後のアトラクション(何れも新居浜市市民文化センターにて開催)で披露された。これ以前にも、小学3年生の時に、自主制作でカセットを出している。キングレコード所属だが、レーベルは「スターチャイルド」ではなく、第三クリエイティブ本部(2016年2月よりスターチャイルドと統合したキング アミューズメント クリエイティブ本部)が製作を担当するメインレーベルである。それ以前はパイオニアLDC(現:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)に在籍していたが、同社所属時は2作のアルバムに何曲か収録されているだけで、CD未収録の楽曲もある。その後インディーズで活動し、アルバムを2枚発表している。20歳の時、銀座ヤマハホールで初の単独コンサートを開催する。それを見学していたキングレコードの三嶋章夫にスカウトされ、所属が決まる。当初、住吉中プロデュースによる楽曲を発表したが、後に『ESアワー ラジヲのおじかん』の企画で奥井雅美へ楽曲作成を依頼したことをきっかけに矢吹俊郎と出会い、POWER GATE以降は矢吹のプロデュースを受けることとなる。以降、基本的には矢吹が関係しつつ、上松範康などElements Garden所属の音楽家をはじめとした多数の作曲家から楽曲提供を受けるようになった。2009年頃にはオリジナルアルバムに収録するための候補曲として300曲以上の楽曲提供を受けている。2005年1月に声優としては椎名へきるについで2人目となる日本武道館コンサートを開催。それ以降、武道館のような大きな会場でコンサートを開催するようになっていった(詳しくは『#ライブ公演』を参照)。2009年7月には声優初のドーム(スタジアム)コンサートとなる西武ドームコンサートを開催。2011年12月には、声優としては史上初、日本人女性ソロ歌手としても史上8人目となる東京ドームコンサートを開催。2016年4月にも2度目の東京ドーム公演を開催し、日本人女性ソロアーティストでは史上最速となる最多公演記録(通算4公演、安室奈美恵とタイ記録)を達成している。元々は演歌歌手を志していたため、「新宿コマ劇場での歌謡ショー開催」という夢を持ち続けていた。2008年12月31日に閉館が決まったため、10月11日にシングル「Trickster」発売記念イベントという形で、友人の声優たちを集め「座長公演」を行った。その模様は、アルバム『ULTIMATE DIAMOND』(2009年6月3日発売)の付属特典としてDVD収録された。以後も、歌謡ショースタイルの「座長公演」を定期的に行っている。2009年からNHKの音楽番組を中心に、一般の音楽テレビ番組によく出演するようになった(詳しくは『#音楽番組』を参照)。また、2009年には声優初となるNHK紅白歌合戦(『第60回NHK紅白歌合戦』)出場を果たした。2010年10月に、キングレコードと台湾の金牌大風音楽文化との提携により、アルバム『IMPACT EXCITER』をはじめ、水樹初の海外盤発行を遂げた。台湾では2013年11月に自身初となる海外公演も行っている。2011年1月に横浜アリーナで、オーケストラライブを開催。オーケストラライブは2013年にもさいたまスーパーアリーナで行っているほか、2015年には同じくさいたまスーパーアリーナでアコースティックライブを開催している。2011年2月6日に行われたBillboard JAPAN MUSIC AWARDS2010で優秀ポップアーティスト賞を、翌2012年3月に行われた同アワード2011と12月に行われた同アワード2012では2年連続で優秀アニメソングアーティスト賞を受賞している。2000年代後半頃から歌手活動で「声優では初となる」といったような活躍をするようになった(上記の『#デビューから現在』も参照のこと)。全都道府県でライブを開催することを目標としており、2016年9月現在では39都道府県での開催実績がある。バンドメンバーは楽曲をプロデュースする矢吹俊郎の影響からか、矢吹がプロデュースした奥井雅美のバンド「ロイヤルストレーツ」のメンバーだったミュージシャンが在籍している。ライブバンドには「cherry boys」と名付けられており、そのメンバーにもそれぞれ愛称が付いている。ライブでは、各メンバー同士によるセッション、楽器の交換演奏、参加メンバー全員でダンスを披露するなど、さまざまな趣向を凝らしている。このバンド構成は三嶋章夫が直感的に水樹奈々には超一流のメンバーが必要で、かつそれに負けない歌姫になると踏んだため、集めたメンバーであり、FENCE OF DEFENSEの北島健二や元JUDY AND MARYの五十嵐公太、B'zやTM NETWORK、Sound horizon等のサポートを務めている阿部薫等有名ミュージシャンが多数参加している。バックダンサーは、奥井雅美のバックダンサーを務めていた経験を持つ、ダンサー・振り付け師でHIGH-ENERGY代表の山城陽子のニックネームを冠した「TEAM YO-DA」であり、水樹自身もLIVE ATTRACTIONより、山城による振り付けを受ける。なお山城は水樹からはヨーダ先生と呼ばれている。決して裕福ではない家庭だったため、学生時代の仕送りは僅か3万円。デビュー後も奨学金の返済など苦労が絶えなかったと言う。声優・歌手になっていなかったら父の跡を継ぎ、歯科関係の仕事をしていたかも知れないと語っている。また、3歳9ヶ月年下の妹がいる。上京後、姉のアルバムにコーラスで参加したほか、ファンクラブ初期のマスコットキャラクター「ななちょも」のデザインを担当した。高校卒業後、吉祥寺にある時給850円のエステティックサロンの受付のアルバイトをやっていたことがある。上京して初めて住んだ場所が小金井市で、そこから堀越高等学校へ通っていた。歌手としてデビューした頃は、単発での契約が殆どだったので、次の歌の仕事があるか判らないような状況で仕事をしており、恐怖感と隣り合わせだったと語っている。また、ライブ開催前に、成功祈願として鈴虫寺に必ず参拝するという。喉を甘やかさないためにも普段からマスクをしない。ペットとして「ケイ(愛称:けぇたん)」という名のチワワを飼っている。『NANA MIZUKI LIVE DIAMOND×FEVER』に出演、『水樹奈々 歌手デビュー10周年記念BOOK! ナナ☆スタ』にも登場している。実家にはシーズー(オス)のけぇたん2号という名前の犬もいる。(母親が命名)名前にちなみ、数字の「7」にこだわりを持っている。名前の由来は父親が岡田奈々のファンだったからである。水樹という芸名は近藤名奈と混乱を避けるために自身で決めた。取得している運転免許は「オートマティック車(AT)限定」。口に出すことは少ないが、身長が低いことをそれなりに気にしている。また、胸が小さいことも気にしている。水泳が苦手であり「ビート板」が必須アイテムである。私生活ではかなり行動派で、一人でどこかに出かけることもある。東京に売ってなかったものを探すために仙台市まで行ったこともあり(仙台で探し物は見つかった)、アフレコが早く終わったために新幹線で日帰りで京都市に行ったこともある。「声に関するパフォーマンスならジャンルにこだわらず何でもやってみたい」と考えている。週刊誌『ステラ』のインタビューで「女優は?」との問いかけに対しても「とんでもない!私は声の表現を追求していきたいです」と答えている。2011年7月、フジテレビNEXTにて放送されたドキュメンタリー番組『水樹奈々 seven pieces』にて、1stライブから歌手としての水樹を大きく支え、数多くの名曲を提供してきた音楽プロデューサーの矢吹俊郎は、水樹に関して「只者ではない感じは(最初から)していた。言われたことをドンドンできてしまう、すごいなと思った。ひたすら努力をするだけだから、機嫌が悪いとか、『今日(は)ちょっと歌いたくない』などと言うこともなかった。(水樹のような人物は)この先もいないのではないか。天才ですね。」と語っている。尊敬する人・好きな歌手として美空ひばりを挙げている。好きな楽曲は「天城越え」など。音楽的な嗜好としては、主に演歌やアニメソング、洋楽を好む。とりわけ坂本冬美の夜桜お七は、「Mの世界」内で衝撃が走った曲として紹介されており、実際にLIVE ACADEMYツアーの名古屋千秋楽のダブルアンコールにて、NHKの中継が入った状況で夜桜お七を見事に歌い上げている。また、思い出のアニソンとしてアンバランスなKissをして(幽☆遊☆白書)と、ブルーウォーター(ふしぎの海のナディア)を挙げている。J-POPでは、小沢健二のファンであり、「Mの世界」内で特集を組んでしまうほど大好きである。特に、小沢健二が過去に所属していた、フリッパーズ・ギターのCamera! Camera! Camera!は、演歌やアニメソング以外で影響を受けた曲として、前述の「Mの世界」内で紹介している。その他、水樹のラジオでは小沢健二の曲がたびたび流れる。また、B'zに関して、中学時代にクラス内で「裸足の女神」と、そのカップリングの「KARA・KARA」のどちらが好きかという話題になった時に話についていけなかったことが恥ずかしく、友人にB'zを教えてもらい、そこで聴いた「太陽のKomachi Angel」の「かっこいい曲」「KomachiなのにAngel」「和風なのに洋風」という点に衝撃を受け、B'zを好きになったという。洋楽に関しては、水樹が声優としてデビューした際にスタッフからおすすめの洋楽を教えてもらったという。そこでオアシスのファンになったとのこと。意外にも、2008年10月1日に発売した「Trickster」とアルバム「Dig Out Your Soul」がどちらともオリコンチャート2位、ゴールドディスクに認定されている。水樹は「絆を感じる曲」としてドント・ルック・バック・イン・アンガーを、お気に入りのミュージックビデオはドゥ・ユー・ノウ・ワット・アイ・ミーン?を挙げている(もう1つはエアロスミスのジェイデッド)。2012年にはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの武道館公演に行くなどしている。オアシス以外にも、グリーン・デイ(特に初期)やアース・ウィンド・アンド・ファイアーも好きで、ツアーで使用することもある。好きな食べ物はカレーライス・数の子・金ちゃんヌードル(徳島製粉)。特にカレーライスは水樹曰く「勝負飯」で、ライブや紅白歌合戦の出番前にはトンカツを載せてカツカレーとして食べたり、納豆などを載せて大盛りにして食べるとのこと。好きな食べ物のカレーライスは普段は「欧風」とのこと。好きな飲み物はフルーツ紅茶で、苦手な食べ物は刺身などの生物やトマト・セロリ。レバ刺しも苦手だったが、2005年頃に克服できたという。本人のブログにはよく食べ物の写真が登場し、また女性で小柄であるにもかかわらず結構な大食いである。好きな服のブランドはdeicy、JILL STUART、DOLLY GIRL BY ANNA SUI。愛用している香水はイヴサンローランのBABY DOLLとのこと。ファッションに関しては原色など、派手な物が好きとのこと。好きな色はブルーとホワイト。子供の頃から自然科学が好きで、日本科学未来館を訪問した時は「大興奮!一日中いても飽きません!!」と語っている。水樹が科学の中で特に関心があるのは天文学・宇宙関係である。2007年頃、ヨガにはまっていた時期があり、柚木涼香や鈴木達央などの声優仲間や歌手のSuaraも勧誘したこともある。ロザリオが大好きで、十戒が刻まれたブレスレット、ペンダントトップが聖杯になっているロザリオ、西洋騎士の甲冑の置物、西洋アンティークの本格的なアクセサリーやインテリアを収集するのが趣味。同じ事務所に所属し、ラジオ番組『スマイルギャング』で共演する福圓美里とは関係が深く、誕生日も近いため毎年プレゼント交換を行っている。また、『魔法少女リリカルなのはシリーズ』や『NARUTO -ナルト-』、『Memories Off After Rain』で共演した田村ゆかりとも仲良しで、『アニメロサマーライブ』でデュエットをした。また、横浜アリーナでライブをした時の水樹の姿を見た田村は、後に自身のラジオ番組(『田村ゆかりのいたずら黒うさぎ』230回)で「あいつかっけぇよ!」とコメントしている。旧知の仲である堀江由衣とは服など趣味が合い、堀江のラジオである『堀江由衣の天使のたまご』に度々ゲストとして登場している。能登麻美子や沢城みゆきとも、一緒に旅行するなど親交を深めている。『いちご100%』で共演した能登、小林沙苗、豊口めぐみとも、いちご会を結成し、食事に行くなど親交を深めている。『ハートキャッチプリキュア!』で共演してから同じ事務所に所属する水沢史絵とも親交を深めており、2011年2月より共に英語教室に通っている。水沢が雑誌「コバルト」で作家デビューした際には推薦コメントを寄せている。酒が飲めないらしく、先輩の林原めぐみに初心者用のカクテルを用意してもらったことがあり、『林原めぐみのHeartful Station』や『林原めぐみのTokyo Boogie Night』にもゲストに出演したことがある。アルパ奏者の上松美香とは、『Heart-shaped chant』で共演して以降、水樹が上松の自宅を訪れたり一緒に旅行するなど親交を深めている。また、水樹が初出場を果たした『第60回NHK紅白歌合戦』でも、二人の共演が実現した。堀越高等学校1学年3学期に同級生となった片山さゆりは水樹にとって「人生で最初の親友」である。後に片山はSAYURIの筆名で作詞家として水樹に歌詞を提供している。また、Kinki Kidsの堂本剛とは、高校時代の同級生で同じクラスメイト。高校卒業以来会ったことがなかったが、番組共演で14年ぶりに再会した。高校時代は仕事で授業に出られない堂本に水樹がノートを貸していたが、あまり会話したことはなかった。また、学生時代演歌歌手を目指していたことや大人しく優秀だったため、歌番組で水樹がパワフルな歌を披露していたことに堂本が驚いたという。なお、堂本は当時の名残で、番組出演時は水樹のことを本名の「近藤さん」と呼ぶ。他にもともさかりえや山口紗弥加、佐藤仁美も高校の同級生である。とんねるずの木梨憲武とも交友関係があり、木梨が水樹のライブへ行ったり、逆に水樹が木梨のライブへ行ったりと、お互いのライブを行き来し合っている。これは2010年6月17日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ)のコーナー「新・食わず嫌い王決定戦」でも木梨が明かしている。また、『今夜も生でさだまさし』(NHK総合テレビ)の番組ファンであり、当番組の出演や『MUSIC FAIR』および『2012FNS歌謡祭』など(共にフジテレビ)でさだまさしとの共演があった。杉田智和とは『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』で共演して以来、共通の趣味も多いということでとても親しくなり、今でも連絡を取り合ったりプライベートでも食事に行く仲。同事務所所属の中村悠一とも同い年・四国出身ということで親しく、3人で食事に行ったこともある。同レーベル所属の宮野真守や後輩の瀬戸麻沙美とは姉弟(姉妹)のような間柄で、食事に行ったりお互いのライブを観に行くなどしている。水樹が宮野のラジオにサプライズで誕生日メッセージを送ったことがあり、特に瀬戸を妹のように支え、彼女の大学受験合格や20歳の誕生日、成人式を祝ったこともある。自身は阪神ファンで、ファンになったきっかけは、巨人ファンの父親がテレビでナイター中継を見ており、それに合わせる形で一緒に見ているうちに、当時負け続けていた阪神を見るたびにかわいそうに思い始め、気づいたら応援するようになっていたという。また父親が野球審判の資格を取るほどに野球好きで、ルールも丁寧に説明するなど、野球ファンになったのは父親の影響があるとも語っている。声優雑誌『hm3 SPECIAL』や『Pick-up Voice』での彼女のインタビュー記事ではジャンル外であるにもかかわらず、ほぼ毎回といっていいほどの頻度でインタビュアーから「阪神ネタ」の質問をされる。お気に入りの選手は矢野燿大。2006年に日本武道館にて行われた『NANA MIZUKI LIVEDOM 2006 -BIRTH-』で、矢野本人からのビデオメッセージとサインボールをプレゼントされた。2007年7月27日には「hm3 SPECIAL」の企画で、対横浜ベイスターズ戦(阪神甲子園球場)を初観戦した。最近ではマット・マートンもお気に入りの選手として挙げているほか、赤星憲広もお気に入りとして挙げていたことがあった。阪神好きが高じて、2009年4月から9月まで、GAORAの『ぷちトラ!』にナビゲーターとして出演。リニューアルされた阪神甲子園球場の注目スポットや、タイガースの応援歌「六甲おろし」を上手く歌う方法を紹介している。また、『スマイルギャング』にて番組開始以来毎年プロ野球のシーズン開幕時に優勝予想を行うが、毎年のように阪神が優勝すると予想している。「NANA MIZUKI LIVE ATTRACTION 2003 -Hall Side-」京都公演にて、客席から「六甲おろし」コールが沸き上がり、実際に歌っていた。また、Billboard JAPAN Music Awards 2010の授賞式の打ち上げ会場にて、坂井信也(阪神球団オーナー)と対面を果たし、タイガースへの熱い思いを語っていた。また、2016年6月28日よりホームゲームの球場ビジョンで使用される『みんなで六甲おろし』の「リードヴォーカル 水樹奈々ver.」のリードボーカルを担当したほか、2016年7月29日には阪神甲子園球場での「ウル虎の夏2016」に出演した。長年「甲子園球場でライブをしたい」と話していたが、2016年9月22日に阪神甲子園球場でライブを開催したことで、念願を果たした。阪神甲子園球場では高校野球・プロ野球の開催が優先されることや、球場周辺は住宅街のため騒音問題があること、天然芝の保護に伴う規制もありライブ開催が難しく、今回の開催は異例であった。デイリースポーツがインタビュー記事や過去記事のアーカイブなどで構成した開催記念特集号を制作、阪神甲子園球場やAmazonで販売している。このライブにより、同球場の天然芝が傷んでしまったと一部で報道があったことを受け、球場側との打ち合わせどおりに行われたもので、会場設営からライブまで続いた荒天による影響が大きかったが、キングレコード、シグマ・セブン、および公演主催者らが連名で「多くの野球ファンの皆様ならびに関係各所の皆様にご心配をおかけいたしました」とコメントを発表した。また、球場の管理を行う阪神園芸の関係者も「水樹さんが悪いのではなく、誰のコンサートでもこうなっていた。雨がずっと降っていたため」と説明している。2006年に井上喜久子率いる「17歳教」に加入を希望したが、井上曰く「まだ概ね若い」という理由で「17才教ジュニア」という設定になっている(17才教は主に堀江由衣、田村ゆかり、野川さくらなどがメンバーとなっている)。2007年にゲスト出演した番組「@Tunes.」(第59回放送)にて、女性の霊能者と対談した際、「あなたの前世はフランスの修道女だった」と言われたことがある。その後、『ナナ☆スタ』など雑誌のインタビューでもこの事に何度か触れており、『声優PARADISE vol.4』では、以前に『ULTIMATE DIAMOND』の撮影で訪れたロンドンでの不思議体験について触れている。ロンドンのセントポール大聖堂に訪れる前日に、霊感の強いスタッフから「明日は奈々さんの前世に関わる何かに出会うと思います」と言われ、「聖堂でお祈りをした時、大号泣して“ただいま”と無意識に言っていた」という。また、同誌で「ある方から“あなたはフランスにご縁がある方ですよ”と言われたことがあるんです。ロンドンで不思議体験をしてびっくりしたんですけど、フランスに行ったらまた違う何かがあるのかな…」と答えている。なお、2013年1月に念願のフランス旅行に母と行った際、訪れたノートルダム寺院で、ロンドンに続きまたも号泣してしまったという。さらに、子供の頃通っていた幼稚園が、「聖マリア幼稚園」というミッション系の幼稚園で、先生は皆シスターだった、と自身のブログで語っている。稀に同郷(愛媛県)出身の眞鍋かをりと間違われることがある。これは逆のケースもある。なお、2人は2009年12月に念願の初対面を実現している。2008年10月29日に父親を亡くしている。父が亡くなる約10年前に脳梗塞で倒れた時、医師から「いま(1998年当時)の医学ではどうすることもできない」「手術は不可能」と宣告された。デビュー間もなかったため、闘病する父のそばにいたいという想いもあったが、「自分が歌い続ける」という夢を追うことが父の夢でもあることから活動の継続を決意した。のちにNHK紅白歌合戦に出場した際、司会の仲間由紀恵から父の事を聞かれ、「(父は)歌が大好きだった」と回顧している。2009年11月21日、東京ビッグサイトで行なわれた4回目のファンクラブイベントにて「コンサートにおける最も騒がしい人々」「世界一の人数のハンドウェイブ」「世界一の人数の吹き戻し」の3つをギネス世界記録に挑戦し「世界一の人数のハンドウェイブ」7014人、「世界一の人数の吹き戻し」6961人の2つが認定される。「ミュージックフェア」に出演した際、「呆れるぐらい病院に行かない」と話し、「気合で体調不良を治せると思っていて、周囲の人間に検査に行った方がいいんじゃないかと勧められても、基本的に行かない」という。しかし、2012年、腹部に少し痛みを感じ、久々に病院へ行き検査をしたところ、「十二指腸潰瘍が出来てましたね」と言われ、「自己治癒力で既に治っていた」という。「気合で人間って何でも出来るんだな、と思いました」と語っていた。2002年には喉に炎症を起こし、声帯が硬くなってタコができた状態となり、休養することとなった。この際医師から1ヶ月は安静にするようにと診断されたものの、2日間声を出さない状態で務めた結果、医師が驚くほどに回復していたという。この喉の回復力について、幼い頃からの父親からの指導のおかげだとしている。また、2014年6月21日のライブツアーの北九州公演1日目終了後に声が出ない状態となり、医師の診断の結果声帯の炎症(その後急性声帯炎・上気道炎による音声障害と診断)で加療が必要となり、北九州公演の2日目と翌週の鳥取・山口公演は中止となった。2010年、ポルノグラフィティのアルバム『∠TRIGGER』の収録曲「Introduction 〜迫リ来ルMONSTER〜」で、ゆかなとともにキャラクター・ボイスとして参加した。元々、出演作『鋼の錬金術師』(2003年)で出演者と主題歌アーティストという関係であったこと、『NHK紅白歌合戦』や『MUSIC JAPAN』など度々の共演、本間昭光と今浪祐介という両者共通の関係者の縁もあり引き受けたが、コーラスではなくキャラクター・ボイスとしての参加に不思議な感覚を覚えたという(「ポルノグラフィティの2人は、興味深そうにこちらを見ていた」「2人がアフレコにチャレンジした際にはアドバイスさせて頂いた」。水樹談)。また、この縁で、2012年に刊行されたドキュメント・ブック『別冊カドカワ 総力特集 ポルノグラフィティ 「挑戦」』に、スペシャル・ゲストの1人として参加した。先述の『鋼の錬金術師』やアフレコ時のエピソードに触れつつ、ポルノグラフィティの印象やお気に入りの一曲として挙げた「メリッサ」について語り、「「声」が必要でしたら、いつでもお声をかけてください(笑)」とメッセージを送った。※太字はメインキャラクター。1998年1999年2001年2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年時期未定2001年2003年2004年2005年2006年2007年2010年2009年2010年2011年2012年2013年2014年2002年2004年2005年2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年2013年2014年1998年1999年2000年2001年2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年時期未定『MUSIC JAPAN』についてはゲスト(扱い)の出演・歌唱曲を記載。※印の番組は生放送での出演を示す。 ゲスト出演 ソロで、水樹奈々名義のもののみ。※公演規模・会場名の後に「☆」のある会場は、声優では初めてライブを開催した会場であることを示す。ただし、武道館・アリーナクラスの大きな会場のみで、小さな会場でのライブは除く。
出典:wikipedia
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