インディアン座 (Indus) は、南天の星座の1つ。日本からは星座の全域を見る事はできない。インディアン座は新しい星座なので神話がない。ペーテル・ケイセルとフレデリック・デ・ハウトマンが残した観測記録を元にペトルス・プランシウスが1597年に作成した地球儀に残したものが最初である。ヨハン・バイエルが1603年に発刊したウラノメトリアでそれを引用したことにより世に知られるようになった。ケイセルたちは、16世紀末にマダガスカルからスマトラ、ジャワにかけて航海しており、この間に接したアフリカ南部からマダガスカル、東インド諸島の原住民をモデルにしたものと考えられている。日本では、インドじん座（印度人座）、インデアン座、インデヤン座と呼ばれた時代がある。

出典:wikipedia