春巻き(はるまき、「春巻」、「春捲」とも書く。中国語:、、、チュンヂュアン)は、中国料理の点心の1つ。南方の広東料理では、豚肉、タケノコ、シイタケ、黄ニラなどを千切りにして炒めて醤油などで調味したものを、小麦粉で作った皮で棒状に包み、食用油で揚げたものが一般的である。香港や広州では、飲茶の際に食べることが多く、ウスターソースを付けることもある。日本の中華料理店でもこのタイプのものが多いが、広東省や香港では黄ニラを使うことが多いのに対し、日本では緑のニラやネギを使うので風味が少し異なる。山東料理の春巻は、比較的厚い皮を用い、外にさらに天ぷらのような衣や溶き卵を付けて揚げるという。関連は不明だが、山東料理が比較的多く伝わっているとされる大阪や神戸では、薄焼き卵を皮として用いた春巻を出す店が多い。これは北米生まれの中華料理であるともよく似ており、全国展開を行っている大阪王将でも、西日本限定ではあるが「玉子春巻き」という名前でメニューに載せている。浙江省などの華中、華北では小豆餡を包んだ甘いものが多く、宴会料理の1品となることもある。また、ナツメ餡などを包むものもある。皮がパリッと揚がっていることがおいしさの要件となるので、最初は比較的低温で揚げ、再度、場合によっては再々度、高めの温度で揚げ直すという手法をとることが多い。元々は、立春のころ、新芽が出た野菜を具として作られたところから「春巻」と名付けられた。英語圏においては、直訳した「スプリングロール」の名で流通している。なお、後述する生春巻きは「スプリングロールより後に伝わった」との理由で「サマーロール」の名で呼ばれている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。