吹田駅(すいたえき)は、大阪府吹田市朝日町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。「JR京都線」の路線愛称設定区間に含まれている。かつては東海道本線貨物支線(梅田貨物線ならびに北方貨物線)と片町線貨物支線(城東貨物線)の登記上の起終点であったが、実際の貨物線の線路は吹田信号場(旧:吹田操車場)まで続いていた。そのため、吹田貨物ターミナル駅の開業の際に、実態に合わせて当該3貨物線の起終点も同駅に変更され、当駅は東海道本線単独駅となった。東海道本線において京都支社が管轄する最も西の駅でもある。貨物線をのぞけば、2面4線の島式ホームであるが、普通電車のみが停車する関係で内側の2線のみが使われる。外側は通過列車のみのため、ホームには柵が設置されている。また、柱や梁がすべて木製の、古い屋根が現在でも残されている。東淀川方に両渡り線、および岸辺方に折り返し用の引き上げ線がある関係で、場内・出発信号機を有する。ただし、貨物線の場内信号機は当駅ではなく吹田貨物ターミナル駅の設備であるため、貨物線を経由する列車の運転取扱においては当駅での採時は行われない。中央口の駅舎はイオン吹田店(旧:ダイエー吹田店)を核店舗とする商業施設「吹田さんくす」の一部になっている。エスカレーターとエレベーターの新設工事が行われていたために、当駅の大阪側の階段は2005年秋から約1年2か月間通行不可能であった。工事完了後、大阪側は大阪駅御堂筋口同様エスカレーターだけとなっている。吹田駅東口は地下に改札があり、ハートイン・神戸屋がある。ホームと東口改札は当駅北口の再開発後もスロープで結ばれている。トイレは設置されている。直営駅で、高槻駅の管理下にあるが、地区駅長が配置され、岸辺駅を管轄している。アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCA及びその相互利用対象カードの利用可能駅である。日中時間帯は1時間あたり8本が停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は4分間隔で発車する。国鉄時代の1986年11月1日のダイヤ改正以降、当駅止まりの各駅停車は設定されていなかったが、2011年3月12日のダイヤ改正で当駅折り返しの列車が再び設定された。2016年7月現在、当駅で折り返す列車は早朝5時台の到着(新三田駅4時54分発:毎日同じ)とその折り返しの6時台の西明石行き(土曜・休日は尼崎行き)のみである。1995年9月1日のダイヤ改正で当駅始発の新三田行きが朝に3本(新大阪駅→当駅間は回送・塚本駅は通過)設定されていたが、1997年3月8日および1998年10月3日に高槻発に変更になった。事故・各種トラブルなどでダイヤに乱れが生じた場合は、京都行きの各駅停車が当駅で運転を打ち切られ、折り返し当駅始発として運転されることが多い。このため吹田行きの方向幕も設定されている。大阪府統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。阪急電鉄千里線の吹田駅へは、直線距離で600m程離れている。吹田市民は混同されないように、JRの駅である当駅を「JR吹田」、阪急電鉄の吹田駅を「阪急吹田」と区別している。
出典:wikipedia
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