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セルシウス度

セルシウス度(セルシウスど、、記号: )は、温度の単位である。国際単位系 (SI) では、次のように定義されている。すなわち、「セルシウス度」()は単位の名称であり、ケルビンの大きさに等しい温度間隔を表す。一方、「セルシウス温度」()は量の名称であり、(ケルビンで計った値と273.15だけ異なる)温度の高さを表す。しかし、一般にはこの違いが意識されず、混同されることが多い。日本の計量法での定義は、「ケルビン(K)で表した熱力学温度の値から273.15を減じたもの」である。計量単位令にあるとおり、単に「度」と表記した場合は、セルシウス度を意味する。その記号は、「℃」 と定められている。元々の定義は水の凝固点を0度、沸点を100度とするものであった(詳しくは歴史を参照)。日本の計量法体系では、例えば、「15セルシウス度」、「15度」の表記、又は単位記号の「℃」を付して「15 ℃」(読みは、じゅうご ど)の表記が可能である。しかし、「セ氏15度」や「摂氏15度」と表記することは計量法上は許されない。場合によっては、同じく「度」という表現を用いる角度や、ファーレンハイト度(カ氏温度)と混同される恐れがある。英語では“”と読み、“15 deg C”と略記することがある。アメリカ合衆国では、“”と読まれることがある。セルシウス度は、国際単位系(SI)における取り扱いが、他の単位と異なる点がある。その定義は、温度のSI基本単位の一つである、熱力学温度ケルビンの項でなされている。一方で、セルシウス度は、「固有の名称と記号で表される一貫性のある SI 組立単位」であるとされ、つぎのように掲げられている。「単位の名称」では次のようになっている。「量の値の書式」では次のようになっている。セルシウス度はスウェーデンの天文学者でウプサラ天文台の創始者であるアンデルス・セルシウスが1742年に考案したものに基づいている。ただし、彼は現在のものとは逆に、1気圧下における水の沸点を0度、凝固点を100度としてその間を100等分し、低温領域に伸ばしていた。これは自然環境下(氷点下の環境)においても温度が負数にならないという利点がある。しかしその後、セルシウスの死の直後の1744年、凝固点を0度、沸点を100度とする現在の方式に改められた。この改善については、誰か一人の功績によるものではなく、セルシウス、セルシウスの後任の、計器制作者のの3人の貢献によるものである。 なお、セルシウス度に最初期に注目し、実際に温度計をに製作させたカール・フォン・リンネの功績によるものではない。水の沸点と融点の間を100で分割したことから、この体系のもともとの名称は“centigrade”(「百分度」の意)であった。しかし1948年の第9回国際度量衡総会にて、名称が正式にセルシウスへと変更になった。これには、セルシウス自身の認知のためとSI接頭辞であるセンチ(centi)との衝突からくる混乱(centigradeがgradeという単位の100分の1と勘違いされる)を避けるという目的があった。ただし、現在でも“centigrade”でも通じる。日本や中国では、摂氏度(せっしど)と呼ばれることがある。摂氏の語源は、セルシウスの中国音訳「摂爾修斯」()から「摂」+人名に付ける接尾辞「氏」で、「摂氏」「温度」になった。その後の物理的な計測方法の進歩と熱力学温度の採用により、現在の定義は「ケルビン(K)で表した熱力学温度の値から273.15を減じたもの」となっている。つまり水の三重点を0.01 ℃とし、水の三重点と絶対零度の温度差の273.16分の1を1 ℃としている。「273.16分の1」という数字は、セルシウス温度における1度の温度差をそのまま熱力学温度で1ケルビンの温度差として使用するためのものである。すなわち、セルシウス度とケルビンの目盛の幅(単位の大きさ)は等しい。なお、現在の国際温度目盛(ITS-90)では、水の融点と沸点は厳密には 0℃、100 ℃ ではなく、それぞれ 0.002 519 ℃ 、99.9743 ℃ である(水#物理的性質を参照)。セルシウス度は世界的に使用されるようになっている。イギリスやアイルランドの放送メディアにおいても、センチグレードを用いず、セルシウスと呼ぶようになっている。なお、アメリカ合衆国では日常生活の全般を通じて、依然単独でファーレンハイト度(カ氏温度)を用いるか、「センチグレード」との表現で併記している。Unicodeのセルシウス度の記号は、既存の文字コードとの互換性のために用意されている互換文字である。Unicode標準では、セルシウス度の記号は(度)と(大文字のC)を組み合わせて使用し、検索の際はこれと一文字の「℃」を同一視することを推奨している。

出典:wikipedia

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