横須賀中央駅(よこすかちゅうおうえき)は、神奈川県横須賀市若松町二丁目にある、京浜急行電鉄本線の駅。京急の関係者や横須賀市民の間では、「中央」とも呼ばれている。駅番号はKK59。築堤上にあり、相対式ホーム2面2線を有する。改札口はペデストリアンデッキ(通称はYデッキ)に面した東口と横須賀モアーズシティに隣接し地上部にある西口との二か所があり、駅の東寄りに位置している。ホームはトンネルに挟まれたカーブ上に立地するため列車との間隔が開いている箇所がある。そのため下りホームには立哨の駅員が配置されている。なお、上りホームには立哨の駅員が配置されることがあまりないため、必要に応じて下りホームにいる立哨の駅員が上り列車の案内を行う。各ホームとコンコースの間を連絡するエレベーター、エスカレーターが設置されている。2008年12月18日から、横須賀を歌った山口百恵の楽曲「横須賀ストーリー」が接近メロディとして使用されている。同時に通過列車接近時の警告音の音程が変更された。2014年度の1日平均乗降人員は66,063人である。京急線全72駅中7位で、横須賀市内の駅では最多の乗降人員である。近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下記の通り。駅周辺は横須賀市はもとより三浦半島地域の商業、行政などの中心地である。駅周辺(特に下町地域)を表す地域名として「中央」あるいは「横須賀中央」という呼称が用いられる。駅の北東側は埋立地を中心とした平地で商業地が広がるが、南西側は高台であり三崎街道沿いと周辺に看板建築が残る上町銀座、中里、池の端などの古い商店街がある他は住宅地や公園が造成されている。横須賀中央は旧大日本帝国海軍横須賀鎮守府の門前町として誕生し発展。戦後は京浜地区の急速な発展に伴い横須賀市でも町並みが大きく変貌したが、自衛隊や在日アメリカ海軍が駐屯し基地や関連施設が市内各地に所在するために、現在も軍都としての一面がある。その関連で町おこしの一環として横須賀市では海軍カレーを宣伝、普及させているためか街の中には有名なカレー店が多い。メインストリートは三崎街道の横須賀中央駅前から国道16号と合流する交差点までで「中央大通り」と呼ばれ、その周辺の若松町、大滝町近辺には市内唯一の百貨店となったさいか屋が立地するほか、各種小売店も軒を連ねているため年間を通して賑わう。横須賀中央駅と汐入駅の間にあるドブ板通りは、アメリカ軍基地の通用門周辺ということもあって、アメリカ文化に影響を受けた独特の雰囲気がある。国道16号が通る小川町や日の出町付近は行政施設や銀行、各企業の事務所が集まる、またマンションなど集合住宅や小中学校も所在する。北側の稲岡町は学校施設が集まる文教地区である。また駅の西側の米が浜地域には昭和の面影を残す飲食店が連なる歓楽街となっている。2000年代に入って、駅前の商業ビル群が老朽化していることから再開発計画を進行中である。すでに旧西友横須賀店跡地に、38階建て延べ約4・8万平方メートル規模の住宅・商業複合施設を建設することが決まって現在工事中である。(ザ・タワー横須賀中央)市街地西部地域については「汐入駅#駅周辺」を参照。『横須賀』と付く駅は、他にJR横須賀線横須賀駅があるが、当駅から徒歩で約20分程度とかなり離れている。汐入駅または逸見駅からであれば、徒歩で約7、8分程度である。但し、当駅も汐入駅・逸見駅も横須賀線の乗換駅に指定されていない。京浜急行バスと湘南京急バスにより、市内各地や三浦市方面への路線バスが発着する。運転本数や乗降客数も多いが、付近にバスターミナルを作る用地がないため、駅前を通る三崎街道沿いにバス停が点々と並んでいる。発着路線についての詳細は京浜急行バス衣笠営業所・京浜急行バス三崎営業所・湘南京急バス堀内営業所を参照。タクシー乗り場は主にYデッキの周りに所在して行き先によって乗車口が分けられている。
出典:wikipedia
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