カルムイク共和国（カルムイクきょうわこく、）は、カスピ海の北西に位置するロシア連邦内の共和国である。首都はエリスタ。人口は約30万人。初代大統領を務めたイリュムジーノフは世界トップクラスの大金持ちで有名。カスピ海の北西に位置し、カスピ海側は砂漠で覆われており、内陸側は湿地などで覆われている主に1直轄市と13地区からなる主な産業には農業、食品加工、ガス産業などがある。半数がオイラト族のカルムイク人、約3分の1がロシア人である。カルムイク語及びロシア語を公用語とする。特に中央アジアのオイラト族のトルグート部（旧ケレイト）にルーツを持つカルムイク人によってチベット仏教が信奉されており、ヨーロッパ唯一の仏教国である。首都エリスタでは3本の主要道路が交差し、鉄道は黒海まで通っている。この地域は、モスクワ時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+3時間で、夏時間はない。（2011年3月までは、標準時がUTC+3で夏時間がUTC+4、同年3月から2014年10月までは通年UTC+4であった）

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