『タイガーマスク』は、梶原一騎原作、辻なおき作画のおよびアニメ作品。『タイガーマスク』は、1968年から1971年にかけて、以下の漫画雑誌に連載された。漫画作品の第1作目。知名度の点では、『巨人の星』や『あしたのジョー』と並んで、梶原一騎の代表作に数えられる。作品の特徴としては、などが指摘されている。孤児院「ちびっこハウス」の伊達直人は動物園の虎の檻の前でケンカをしたのがきっかけで、悪役レスラー養成機関「虎の穴」にスカウトされる。虎の穴での殺人トレーニングをこなす日々の中で、自分と同じような生い立ちを持つ孤児たちに、同じような苦しみを味わわせたくないという想いを抱くようになり、虎の穴を卒業。悪役覆面レスラー「タイガーマスク」としてプロレスデビューをしてからは、収入の一部を孤児院へ寄付するようになった。当初は虎の穴へのファイトマネーの半額という上納金は支払った上で、自分の手取り分の範囲内での援助を考えていたが、自分の出身施設である孤児院「ちびっこハウス」の窮状を知り、虎の穴へ納める分まで寄付せざるを得なくなる。虎の穴はタイガーを裏切り者とみなし、タイガーを倒すための刺客を次々と送って来る。同じ裏切り者となるなら、せめて後輩となる「ちびっ子ハウス」の子供たちに恥じない戦いをしたいと、悪役からフェアプレーで戦う正統派スタイルへ転向。当初は、身についた悪役ファイトが抜けきれず、また正攻法では大物レスラーを相手に通用しないので、苦闘の連続だった。レフェリーの目を盗んだ喉笛へのトウキックなどの隠し技を使うこともあったが、ジャイアント馬場にあっさりこれを見抜かれ、以後封印する。やがて、ウルトラ・タイガー・ドロップ、フジヤマ・タイガー・ブリーカー(アニメでは「ウルトラ・タイガー・ブリーカー」)、タイガーVなど、独自の必殺技を開発していく。しかし、虎の穴が次々と送り込んでくる悪役レスラーたちとの死闘の中、反則に反則で応えてしまうこともしばしばあり、「虎の穴」で身についた悪役スタイルと正統派でありたい意識の中でながく葛藤した。直人がこの苦悩から解放されるのは、ミル・マスカラスの弟、エル・サイケデリコから、正統派のイメージにこだわるあまり、ルールで認められた5カウント内の反則まで否定してしまった兄の苦悩を聞かされてからである。この助言を受けて、ようやく虎の穴の呪縛から逃れ、テクニックでも反則技でも一流だったルー・テーズの再来を目指すこととなる。ドリー・ファンク・ジュニアとの世界タイトルマッチが実現、ぎりぎりまで追い詰めるものの、ジュニアはセコンド・シニアの指示でレフェリーの沖識名を殴打、苦し紛れの反則負けにもちこまれタイトル奪取ならず。大阪での再戦当日、車にひかれそうになった子供をかばって死亡した。最後の力を振り絞って虎の覆面を近くの川へ投げ捨てたため、伊達直人の事故死とタイガーマスクの失踪はむすびつけて考えられることはなかった。実在するプロレスラーも作品内に登場し、タイガーマスクと戦っている。この中では、ドン・レオ・ジョナサンは、得意技のハイジャック・バックブリーカーでタイガーマスクに勝利した唯一の実在レスラーである。ただし、このエピソードは、2006年5月の時点で読めるほとんどの版で欠番になっている。全体として、前半よりも後半の方が実在レスラーの扱いが良く、ディック・ザ・ブルーザーなどは、初登場時には「赤き死の仮面」の引き立て役として情けない描かれかたをしていたが、二度目の登場では堂々たる強豪レスラーとしてタイガーを苦しめている。「タイガーマスク」二作目。連載は3種あった。単行本化されたものは①。①梶原一騎原作、宮田淳一作画バージョン:月刊「少年ポピー」創刊号(1980.8/22号)〜1981.6/27号連載。連載開始時のタイトルは「覆面プロレス王タイガーマスク」。少年ポピー休刊のため連載移行「増刊少年マガジン」1981.9/11号〜1983.1/6号。②梶原一騎原作、つはらよしあき作画バージョン:月刊「テレビランド」1981年4月号 - 1982年2月号連載。別冊テレビランド「まるまるコミック」1981年夏休み直前号(創刊号)。③梶原一騎原作、あもん桂作画バージョン:月刊「テレビマガジン」1981年5月号〜1982.1月号連載。こまどり学園の孤児であった亜久竜夫は初代タイガーマスク(伊達直人)の遺志を受け継ぎ、子供たちのために尽くそうと決心し、自ら「虎の穴」に乗り込みプロレス修行をする。また世界各地で格闘修行をし、エジプトにおいてアブ・サカラ老人からタイガーマスクの覆面をもらい、大会で優勝して「覆面レスラー世界チャンピオン」となる。一方、石油王アーマン・ハッサン率いる宇宙プロレス連盟(地下プロレス)は、日本プロレス界の乗っ取りを企んでいた。そんな折、突如日本マットによみがえった「タイガーマスク」はアントニオ猪木らとともに、宇宙プロレス連盟から送られる刺客たちと戦い続ける。タイガー・フィニッシュ雪崩地獄、ダブル・ハンマー、あばれ太鼓などのオリジナル技をいくつも持っているが、伊達直人タイガーマスクのような決まった大技はない。物語の途中から、実在のプロレスラー(佐山サトル)とリンクしており、「プロレス・スーパースター列伝タイガーマスク編」と内容が被っている。そのため技もタイガー・スープレックスやスペース・フライング・タイガー・ドロップ、ラウンディング・ボディプレスなどの実在の技をフィニッシュ・ホールドにしている。物語のはじめはジャイアント馬場が中心となっているが、その後すぐに新日本プロレスが舞台となる。猪木以外にも坂口征二、藤波辰巳、ストロング小林、キラー・カーンが登場し、藤波とは龍虎タッグを結成している。宇宙プロレス連盟は、最後の刺客であるブラック・タイガーが敗北し、速やかに手を引いていく。このうち、ハンセンからタッグマッチでギブアップ勝ち(逆エビ固め)。ホーガンからタッグでピンフォール勝ち。バックランドとシングルで無効試合(ブッチャー乱入)。キッドとシングルでピンフォール勝ち(ジャーマン・スープレックス)。タイガーマスク二世自身がアントニオ猪木とのタッグを組むことが多く、対戦相手もタッグチームが多い。青銅マッスルは死神シルバーとのタッグで登場。エジプタスは全身を包帯で巻かれた「ミイラ」キャラのタッグチーム。頭の上に鋼鉄ハンマーを乗せていて、前作「タイガーマスク」のミスターNOの焼き直し。アイアン・マスクはアニメにも出てくるが全く違う鉄のマスクを着けた黒人キャラ。ブラック・タイガーは、マスクではなく体が黒。『タイガーマスク・ザ・スター』は、漫画1作目の原作者・梶原一騎の没後の1993年から1994年にかけて、スポーツ新聞『東京スポーツ』に連載された。原作は梶原一騎の実弟である真樹日佐夫、作画は風忍。この作品は1作目のリメイク的な内容となっており、「孤児院で育った青年・紅血勇児(くれない・ちゅうじ)が、謎のマスクマン「タイガーマスク・ザ・スター」としてアメリカの闇プロレス組織から抜け出し、表舞台のWWF(のちのWWE)に転進、やがて日本マット界へと舞台を移していく」という内容。「孤児院」「実在レスラーとのからみ」「闇レスラー出身」など共通点は多いが、掲載紙がスポーツ新聞だったこともあり内容はかなりアダルト向けであり、アメリカが舞台であることなどが異なる。単行本は2巻まで出て、いよいよ日本を舞台にして日本人レスラーと絡んでいくところまで進展していたが、漫画1作目『タイガーマスク』の作画担当である辻なおきが「自分に無断ではじめた連載」と連載差止めを要求し、未完で中止された。これに伴い、コナミで進行していたスーパーファミコン用のゲームソフト化(東京ゲームショウで配布された同社の製品カタログにも、新製品としてタイトルやプラットフォームといった概要のみが発表されていた)も中止となっている。1994年に真樹の指揮のもと、日本国外で実写化されている。日本ではオリジナルビデオにて、『闇のファイター/ビハインド・ザ・マスク』のタイトルで、2まで発売された。『TIGER MASK -シャドウ・オブ・ジャスティス-』は講談社「ヤングマガジンサード」2015年vol.11より連載中。1作目を「オリジナル原作」とし、シナリオは小林且典(企画屋)が、作画は長田悠幸がそれぞれ担当。時代を近未来世界に設定し、ヒーローがリング上で犯罪者を倒すという「正義のショー」を舞台にする。キャッチフレーズは『この「正義」に満ちた「世界に」牙をむけ』。これまでに2作品が放送されている。2016年秋からは第2作目から約34年半ぶりとなる第3作目『タイガーマスクW(ダブル)』が放送中。『タイガーマスク』は、東映動画製作、よみうりテレビ・日本テレビ系列にて1969年10月2日から1971年9月30日まで放映。全105話。アニメ化作品の第1作目。提供は浅田飴。その他の登場レスラーについては虎の穴を参照のこと。アニメ版は、漫画版の連載とほぼ同時進行で放送されていたが、中盤で、アニメの進行が漫画連載に追いついてしまったため、徐々にオリジナルストーリーが目立つようになっていき、終盤では一部原作の要素は取り入れているものの、全く別の展開となった。「虎の穴」からの刺客と対決するという大筋は原作と同じ。原作は、派手ではあるが荒唐無稽な「虎の穴」との対決と、リアルだが地味な実在レスラーなどとの対決と、違った要素が混在した内容になっている。これに対し、アニメ版は「虎の穴」との孤独な戦いにほぼ絞った展開となっている。ザ・ピラニアンなど、原作では虎の穴と関係ないレスラーが虎の穴出身レスラーと変更されている件も見られる(逆にミスター・カミカゼは原作では虎の穴出身レスラーで空手家あがりだが、アニメ版では嵐虎之介門下の柔道出身の非虎の穴レスラーと設定が異なる)。原作の「覆面ワールドリーグ」は、虎の穴レスラーも参加者の一部に過ぎず、虎の穴の面子にかけて優勝を狙うという展開だが、アニメ版においては虎の穴が主催する大会であり、虎の穴レスラー同士においては手抜き試合でお茶を濁し、タイガーマスクとの戦いのみに本気を出し抹殺を図るという展開となった。実在する日本人レスラーは、原作ではジャイアント馬場の見せ場だけが目立っていたが、アニメではそれ以外のアントニオ猪木、大木金太郎などにもスポットが当たっており、中盤には坂口征二も登場した。反面、外国人レスラーは架空のレスラーが多く、原作での実在外人レスラーを、アニメでは架空名に変更した場合もある。例えば、バディ・ロジャースは「ラジャー」、ボボ・ブラジルは「ポポ・アフリカ」に名前が変更されている。また原作の孤児出身という要素を大幅に発展させ、当時の社会問題も正面から取り上げ、大人の観賞にも堪える出来となっている。原作と最も大きく異なっているのが最終話である。アニメ版の最終話は、「虎の穴」のボスが自らマスクを被り、最強最後の悪役レスラー「タイガー・ザ・グレート」として、タイガーマスクの前に現れ、直接対決の試合に挑む。タイガーは、最初はいつものように反則技に耐えてクリーンな試合をするが、タイガー・ザ・グレートは裏切り者であるタイガーを抹殺しようと殺意剥き出しで凶悪な反則技を連発する。そして、タイガーは、タイガー・ザ・グレートの顔面への凶器攻撃を間一髪で避けるが、その時、マスクが完全に脱げてしまい、正体が伊達直人であることが白日の下に晒されてしまう。素顔をさらされた伊達直人は、涙を流しながら高々と笑い、タイガー・ザ・グレートに対し、「虎の穴からもらったものをたたき返してやる。それで俺は伊達直人に返るのだ」と宣言し、タイガー・ザ・グレートを上回る容赦ない反則攻撃を繰り出し、ついにはジャイアント馬場、アントニオ猪木の制止すら無視して、止めを刺してしまう。だが、試合後、冷静になり、リングにおける自らの行いを恥じた伊達直人は、日本を去り、物語は終わる。本作は日本のテレビアニメで初めて、原画からセル画へ絵を転写するトレースマシンを導入した作品である。このため線の多い劇画をアニメ化することに成功した。最終話は(当時の)通常の3倍の作画枚数が費やされたという。制作サイドは後半部がかなりオリジナルストーリーになっていた上に、原作とはかけ離れた、かなり大胆な結末にしたことで、原作者である梶原一騎の反応を非常に気にしていたが、梶原一騎はこのアニメ版の最終話を非常に気に入り、「こういう最終回が書きたかった」と語ったという。主題歌の歌詞にある顔面への拳による攻撃は、プロレスでは基本的にルール違反である。しかし、一般的なプロレスでは5カウント以内の反則はルールで認められており、梶原作品ではベビーフェイスのレスラーもよくパンチを使う。作画も、漫画版とは違ったタッチになっているが、DVDの特典として収録されているパイロット版の作画は漫画版と酷似している。脚本を担当した辻真先によると、当時は「テレビアニメは滅んだかもしれない」という大変な時期だった。これは1968年のマルサン商店、1969年の今井科学の両社の倒産が影響している。両社はキャラクター玩具で業績を拡大したが、キャラクター玩具の急速な需要の変化に耐えきれず倒産した。このため玩具業界では「キャラクターは危険」という認識が根付いた。『鉄腕アトム』以来、アニメ制作会社は高額なテレビアニメ制作費の赤字を、玩具などの関連商品の商品化収入で補っていたが、玩具業界が商品化してくれないため、制作費が調達できずテレビアニメの制作本数は減っていた。だが本作は約2年間と長期間放映された。これは本作の高視聴率もあるが、中嶋製作所のタイガーマスクのソフト人形がヒットしたためで、本作は当時のアニメではトップレベルの商品化収入を誇った。この成功が『仮面ライダー』に影響を与えた。仮面ライダーは仮面の主人公、悪の組織からの逃亡者であること、環境破壊を訴えること、バンダイから発売された仮面ライダーのソフト人形が中嶋製作所のタイガーマスクのと同じギミック(人形のマスクを外すことができる)を持つ、などの影響を受けた。『タイガーマスク二世』は、東映動画製作、テレビ朝日系列で1981年4月20日 - 1982年1月18日に放送。全33話。アニメ化作品の第2作目。前作『タイガーマスク』は原作とアニメでは結末で相違があるが、『タイガーマスク二世』では原作の結末が採用されており、伊達直人は既に故人とされている。テレビ朝日系列での放送なので、協力は新日本プロレス。タイガーマスクの後見人はアントニオ猪木のみ。猪木はテーマソングまで作られるほどにクローズアップされていた。当然ながら日本テレビ系列の全日本プロレスのジャイアント馬場は登場しない。また初期には実在の外人レスラーを使うことを避け、多数のオリジナルのレスラーを登場させている。外人レスラーでは本作開始直後の5月に全日本プロレスから引き抜いたアブドーラ・ザ・ブッチャーや、新日プロ常連のスタン・ハンセン、アンドレ・ザ・ジャイアントの3選手が第23話から実名で登場。日本人レスラーでは、前作『タイガーマスク』に登場したレスラーでは猪木と坂口征二が実名で登場した他、藤波辰巳も実名で登場している。主人公は新聞記者という正業を持ち、覆面で正体を隠してタイガーマスクとなっている。前作と同様に全員に正体を隠しており、秘密の特訓基地である富士山麓樹海のタイガーピラミッダーを共同で使用している。猪木のみには正体を明かし、お互い協力を誓い合った。しかし、最終回を待たずに新聞社での同僚・有吉みどりと敵の首謀、アーマン・ハッサン(後述参照)には正体を知られてしまう。前作との共有点は、主人公の出身である「ちびっこハウス」と「虎の穴」のみである。敵組織は「虎の穴」から大富豪にして某国の実権者であるアーマン・ハッサンが組織した「宇宙プロレス連盟」に変わった。この某国は中近東にあるとされており宇宙プロレス連盟幹部であるギラドのコスチュームもそれを思わせるものであるが、ただし正確に中近東、アラブと明言されてはいない。「虎の穴」については、総帥が「正統派プロレスで、自分を超える者を『最強のレスラー』として輩出させたいという本心を持っていた」という設定がなされており、他にも女子であるリタの入門を許すなど相当に印象が変わっている。ミスターXなどの「虎の穴」の暗部を担う存在も登場せず、本作に関する限り悪の組織としての印象は感じられなくなっている。その代わり、宇宙プロレス連盟側にミスターXと容貌が酷似したSPI長官ゲラーが登場しており、ミスターX同様に汚い仕事を担っている。また、宇宙プロレス連盟は敗北した宇宙仮面SFを猛獣との格闘刑で、吸血仮面ザ・バットを次なる刺客のデモンストレーションで処刑する、ミスター・フーを毒殺するなど多数の殺人も犯しているが、暴力のみならず「金で人を縛る」手法を多く使用しており、社会的地位を失墜したヘンリー少佐を死んだ仲間の遺族に支払う金に困っているところに目をつけ宇宙仮面SFとしてスカウトする、アメフトチームを丸ごと買い取りタイガーマスクへの刺客に使うなどの描写も見られた。これにのっとり、タイガーマスクが宇宙プロレス連盟に「買われそうに」なった高校生を救うため前払いされた契約金を肩代わりして返すなど、金で解決を図ったケースも登場した。実在の初代タイガーマスクと並列しているため、番組の終盤に実写の技が紹介されている。タイガーをはじめとする登場レスラーの必殺技には現実には不可能な技(タイガーの必殺技として、後の『キン肉マン』のキン肉ドライバーに酷似した技が登場している)、真空と無重力を誤解するなどトンデモな解説がつけられた技も登場した。ドリルマンなど漫画版のみに登場のレスラーも何人か存在する。月曜日19:00 - 19:30における『あしたのジョー2』の裏番組だった本作は、当時の視聴率が1桁台の6〜7%に低迷。テレビ朝日編成部の高橋浩は、テコ入れでも上がる気配がないと判断して打ち切りを決定し、3クール未満の全33話で終了することになった。なお、『あしたのジョー』の原作者(高森朝雄)は梶原一騎の別名義のため、同一人物が原作者のアニメが同一時間帯で放送されていたことになる。※放送日時は1981年11月中旬 - 12月上旬時点(福島中央テレビについては1981年9月頃に放映された日時)、放送系列は放送当時のものとする。『タイガーマスクW』(タイガーマスクダブル)は2016年10月2日未明(1日深夜)からテレビ朝日ほかで随時放送(詳細は後述)、東映アニメーション(東映動画から社名変更)が制作。本作は基本的にアニメ第1作の続編として制作されており過去2作と異なりコミック版は今のところ存在していない。アニメ第2作目『2世』同様に新日本プロレスが全面協力し、同団体所属の実在のプロレスラーも実名で登場する。テレビ放送においてはテレビ朝日系列のフルネット24局すべてをカバー。過去2作と違ってほぼ全局で深夜帯の放送(深夜アニメ)となっている。テレ朝は『プロレスアワー』、ABCは『マッスルサンデー』という名称で本作とプロレス中継番組『ワールドプロレスリング』の2番組によるコンプレックス編成となり、いずれも第1部で本作が放送される。それ以外のネット局でも、メ〜テレなど一部の局を除いて、放送時間が『ワールドプロレスリング』の前後枠に置かれ、同番組とも連動する形となる。2016年3月、新日本プロレスのオーナーを務める木谷高明(ブシロード社長)がアニメ化企画が進行中であることを明らかにする。同月25日には東映アニメーションも同社創立60周年記念企画の一環として製作することを発表。同年7月22日に正式タイトルとキービジュアル、及びストーリー概要とメインスタッフが公開、同年8月17日にテレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATIONにて行われたイベントで主要キャラクターの配役が発表。その後も本放送開始までに登場人物と配役者が随時公開。ミスターXやアニメ第1作目に登場したオリジナルキャラ・高岡拳太郎に当時と同じ声優が声をあてて再登場する事も其の際に発表された。第2話にてミスXから半世紀ほど前にタイガーマスクによって一度虎の穴が壊滅されていると語られており、初代との関連が示されている。また、作中にて高岡拳太郎からレスラー名が復活されていること語られ、ている。但し、二世との関係は不明。テレビアニメの内、第1作が3本『東映まんがまつり』内で上映されている。2011年2月、原作者・梶原一騎の実弟である真樹日佐夫が、11月公開予定を目指し製作すると発表した(この時点で配役や主な詳細は未定)。同年11月、主要な配役がマスコミを通して発表された。後に2013年6月には、2013年11月9日公開予定であることが明らかとなった。新日本プロレスは、アニメ「タイガーマスク二世」とのタイアップで、1981年4月23日に佐山聡がタイガーマスクとしてデビュー。コスチュームは二世のものが採用されている。その後、全日本プロレスやみちのくプロレスにも登場し、複数のレスラーがタイガーマスクとして活動した。2012年時点の現役のタイガーマスクは4代目である。その他にもタイガーマスクのライバルとして登場したブラック・タイガーや、非公式に名乗ったタイガーマスク、さらにはタイガーマスクを模したレスラーも存在している。2016年にはアニメ「タイガーマスクW」の放送に合わせ、10月10日両国大会にプロレスラー・タイガーマスクWが登場した。※ 下記アニメ版サイトのうち、第1作目・第2作目は基本情報のみを記載した簡易なもの。
出典:wikipedia
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