株式会社西日本新聞社(にしにっぽんしんぶんしゃ)は、福岡県福岡市に本社を置く新聞社である。コーポレート・スローガンは「わたしたちの九州」。新聞販売店の愛称は「西日本新聞エリアセンター」。2012年4月からスタートした子どもから大人まで楽しめる紙面「もの知りタイムズ」のキャラクターの愛称は「わキャッタピー」2013年11月、福岡の女子を応援するサイトファンファン福岡(FanFunFukuoka)をスタート。西日本新聞と、スポーツ紙の西日本スポーツを発行している。1992年にフクニチ新聞が事実上廃刊して以降、福岡県全体をカバーする唯一の地元新聞社(事実上の県域紙)となっているほか、九州各県にネットワークを持つ。このため、新聞の区分としてはブロック紙に位置づけられ、中日新聞社、北海道新聞社と合わせた「ブロック紙3社連合」を形成している。福岡市を中心とした福岡都市圏での購読率が特に高く、福岡県内で発行部数のシェアは首位。九州各県の民放に出資し、株式会社テレビ西日本(TNC)と特に深い関係にあるといわれるが、株式会社テレビ長崎(KTN)やTNCと同じ福岡県を放送対象地域とする株式会社TVQ九州放送(TVQ)の方が議決権の総数に対する議決権の比率が高い。スポーツ面のみならず福岡ソフトバンクホークス中心の報道姿勢が目立つ。西日本スポーツはイラク戦争開戦時でさえホークスのオープン戦の記事を一面トップに持ってきたほどである(ただ一般紙ではなくスポーツ新聞だからスポーツ記事が一面でも特段特筆性はないという見方もある)。また、アビスパ福岡のユニフォームスポンサーを2011年シーズン途中から務めている(2011年は背中、翌年はパンツ)。高校生による武道の大会である金鷲旗全国高等学校柔道大会、玉竜旗全国高等学校剣道大会を主催することで全国的に知られており、「武道の盛んな九州」のイメージ定着に一役買っている。古くから産業経済新聞社(産経新聞)と協力関係を結んでおり、西日本新聞販売店で産経新聞を扱っている他、サンケイスポーツと西日本スポーツは中央競馬の記事など一部紙面協力関係にあった。また、かつては産経新聞の九州総局も西日本新聞社内にあったが、2009年4月1日に九州・山口本部(現・西部本部)が設立された際、オフィスが渡辺通りにあるサンライトビルに移転し、同年10月1日から九州・山口特別版を発刊するに当たり、毎日新聞西部本社の印刷工場(毎日新聞九州センター鳥栖印刷工場、佐賀県鳥栖市)に印刷を委託している他、2013年4月2日からは、中央競馬の記事についても西スポの紙面提携も同じブロック紙である中日スポーツと紙面協力関係を結ぶなど提携関係に変化が見られる。また、2010年には佐賀新聞が印刷工場の改修・輪転機の転換にともない、同新聞からの印刷を事実上受託していた(自社工場は2011年再開のため、期間限定)。かつては山口県や沖縄県でも発行されていたが、広告収入の落ち込みや製作費上昇などを受け、2009年3月31日いっぱいで撤退(総局の廃止と新聞発行・販売の休止)した。その一方で、2010年10月1日付で北九州支社を本社組織での本部に相当する「北九州本社」に格上げし、北九州地域での態勢強化を図ることにしている。ここでは会社の歴史について述べる。発行している新聞の歴史は各項を参照。〒810-8721 福岡市中央区天神一丁目4-1 西日本新聞会館(西日本渡辺ビル)〒802-0005 北九州市小倉北区堺町一丁目2-16 十八銀行第一生命共同ビル4階各総局の傘下に地域単位の支局を有する。中日新聞社・北海道新聞社の両社と海外取材網を融通している。ここでは、毎年行われる「定番」のものを掲載。2006年3月31日現在。※は、フジテレビ/FNN・FNS系列(クロスネット局含む)。(会社名)は、影響力が最も強い新聞社。ブロック紙3社連合を構成する北海道新聞社、中日新聞社との違いは、北海道新聞と中日新聞社は地盤以外の民放にも出資しているが、対照的に西日本新聞は「地域主義」を堅持して地盤以外の民放への出資ケースがほとんどない。その分、出資していない民放でも一般のスポンサーとしてCMを大量に流し、「地元の新聞」であることをより強烈にアピールしている。かつてはエフエム九州(現・CROSS FM)にも出資していたが、2008年に事情により資本解消。友好関係は続いている模様。
出典:wikipedia
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