花王株式会社(かおう、英語:"Kao Corporation")は、東京都中央区日本橋茅場町に本社を置く大手化学メーカーである。洗剤、トイレタリーで国内では1位、化粧品は2位。世界では化粧品・トイレタリー企業のシェアランキング7位。化粧品メーカーのカネボウ化粧品は100%子会社。原料からの一貫生産と物流・販売システムに強みがあり、国内外に多くの工場や販売拠点をもっている。現在のコーポレートアイデンティティは、「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」である。日本を代表する日用品メーカー。マーケティングに力を入れている。数多くの部門でトップシェアを誇り、特に洗濯用洗剤のシェアは圧倒的。また、最近では体脂肪をエネルギーとして燃やしやすくする飲料「ヘルシア」のような機能系食品やペット用品も販売しており、高い収益力を誇っている。多くの事業を展開しており、ライオン、P&G、ユニリーバ・ジャパン、資生堂、サンスターなど様々な企業と競合している。化粧品はSOFINA(ソフィーナ)、est(エスト)、カネボウ等のブランドを持っており、主にドラッグストアなど一般小売店向けに製造、販売している。化粧品分野のシェアは国内2位。かつてはフロッピーディスクやDATテープ、ブランクMDなどの記録メディア事業や医薬品事業にも進出したが、様々な経営判断により撤退した。また、トイレタリー商品の通信販売事業「花王セレクトショップ・はっぴぃ工房」を主要ローカルテレビ局やインターネットなどで広告展開をしていたが、それも2005年3月で終了となった。なお、通信販売事業はその後業態を変え、製造終了品・店頭に見当たらない(近くの店で見当たらない、又は行きつけの店で取扱いが無くなった)製品・製品の付属品を扱う「花王ダイレクト販売サービス」や通信販売専用化粧品ブランド「オリエナ」に継承されている。化粧品事業強化のため、経営再建中だったカネボウの化粧品事業(カネボウ化粧品)の買収を模索したが、条件が折り合わず断念した。しかし、2005年12月に投資会社と共に花王連合を組み、買収を再開して成功する。2006年1月にカネボウ化粧品を子会社化、化粧品分野のシェアも国内4位から2位に上昇した。2009年10月から、CIを「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」(日本国外では英語で「Enriching lives, in harmony with nature」と表記される)に改めると共に、月のマークの「花王」ブランドにおいては、日本・アジアのコンシューマープロダクツ事業分野、ケミカル事業分野において、日本語表記の「花王」から英語表記の「kao」に変更した。製品への反映は同年9月から始められており、従来の「花王」ロゴと混在する状態がしばらく続いていたが、2011年6月現在は一部の製品を除くほとんどの製品が新ロゴへの切り替えを終えている。また、2010年からはパッケージ正面に用途名を表記するようになった。これまで花王では特定の用途に合わせてブランド名を策定(例えば、「アタック」や「ニュービーズ」は洗たく用洗剤、「ハミング」は柔軟剤)しており、容器の裏面には品目名が表記されていることからユーザーには用途が理解されていると考えられていた。しかしながら、柔軟剤入り洗剤(「ニュービーズNeo」など)といった多機能な製品が発売されるようになり、ユーザーからは製品名では用途がわからないという指摘があった。そこで、全ての製品においてパッケージ正面に分かりやすく用途名を表記するようになり、既に新ロゴへの切り替えを終えた製品を含め、順次用途名を表記したパッケージに切り替えられている。1890年発売の花王石鹸は当時「顔洗い」(かおをあらう)と呼んでいた化粧石鹸の高級な品質を訴求するため、発音が「顔」に通じる「花王」と命名したものである。その当時「香王」「華王」なども候補に挙がっていた。このとき「美と清浄のシンボル」として使われた「月のマーク」は何度か形を変えている。なお、グループで花王を表す場合、「月のマーク」は使わず「Kao」のみで表記する。上弦の月を採用した「月のマーク」は、同じ家庭用品メーカーであるP&Gのブランドマークとしても知られており(英語版ののページでFormer P&G logo(以前のP&Gロゴ)として紹介されている)、花王は北米およびヨーロッパ市場向けには月のマークのない「Kao」のロゴのみの製品を販売している。花王単独の「一社提供」で協賛する場合、社名変更とCI導入後の1985年頃から2007年頃まで一社提供専用のクレジット(白地に若草色で全面に「花王(月マークを大きく)」、右下に「提供」という文字を入れたもの。ナレーションも統一されていた)が放送されていたが、一部の一社提供番組では2000年代に入ってからそれを使わず、通常の各放送局の字幕出しと各放送局アナウンサーのコメントによる提供に切り替えられた。新CIとなった2009年10月からはA-Studio(TBS系列)とドラマチック・サンデー(フジテレビ系列)(※現在はバラエティ番組に変更)でそれぞれ全面に白地・若草色で「Kao(月マークを大きく)」の共通提供表示を採用しているが、アナウンスは今までどおり各放送局のアナウンサーが録音したコメントを使用している。また、2012年4月から放送されている複数スポンサー提供番組において、CM提供時間の縮小傾向にあり、特に1分30秒以上のCMを提供する筆頭スポンサーの番組が大幅に縮小されていたが、2016年10月度の改編現在は、下述の5番組が90秒以上の提供となっている。ただし、一部番組では月・週代わりスポンサーの都合によって普段は60秒提供であっても臨時的に90秒以上に拡大するものもある他、60秒筆頭提供の番組でも、初頭スポンサーとして単独クレジットされる場合にはフレーズ読みはないが、月マークを大きく出した90秒以上提供時のクレジットフォントと同じものを使う番組もある。またこれまで、一部のバラエティーやドラマ番組、提供番組に特定の出演者が出演したとき、及び30秒1回のいわゆる「ご覧のスポンサー」の扱いである番組のCM提供である場合は、協賛表示を自粛する「パーティシペーション」(PT)となるもの、あるいは社名は露出せず花王の製品ブランド(例・「ヘルシア緑茶」「メリーズ」「アジエンス」など)をクレジットに使う場合があったが、2011年7月以後段階的にではあるものの、これらの番組でも花王の社名を協賛表示する番組が増えており、新規スポンサー番組に30秒1回のみの提供となるケースが増えたほか、上記の広告縮小のため、それまで60秒以上筆頭の扱いだった番組が30秒の一般スポンサーに降格したもの、さらには子会社・カネボウ化粧品から提供スポンサード枠を継承したものもある。ただし、一部例外の事例もある。日本テレビ・テレビ朝日・TBSの各系列では深夜と早朝を除き時間帯に関係なくスポットCMが放映されているが、特にフジテレビ系は大量に放映される。テレビ東京系や独立局ではあまり流れていない。ニベア花王、ソフィーナは該当項目参照※余談だが、同業他社のCMに現在出演しているもしくは出演経験があるタレント、複数の製品CMに起用されているタレント、一旦当社製品のCMの起用経験があり、別の製品で再起用されるタレントも多い。エコナに発ガン性物質があるとして、花王は「エコナ」全製品を販売自粛に追い込まれた。2011年9月16日、約1200人(主催者発表)の市民が、花王がフジテレビジョンの“偏向報道”を支える大口スポンサーであるとして、花王本社のまわりでデモを行った。2015年3月31日、株式会社オリエンタルランドが運営する東京ディズニーランドや東京ディズニーシーの参加企業(オフィシャルスポンサー)となることが発表された。同年7月1日に東京ディズニーランドの「スプラッシュ・マウンテン」及び東京ディズニーシーの「トイビル・トロリーパーク」、「トイ・ストーリー・マニア!」の計3ヶ所の提供を開始すると同時に、新スポットとして、ボタン操作や手をかざすとミッキーマウスの形をした泡が出てくる「ハンドウォッシングエリア」の提供も開始された。など
出典:wikipedia
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