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名鉄空港線

空港線(くうこうせん)は、愛知県常滑市の常滑駅と中部国際空港駅とを結ぶ名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線。中部国際空港へのアクセス路線として名鉄常滑線の終点常滑駅から延伸して建設された。この路線は中部国際空港連絡鉄道が第三種鉄道事業者として施設の建設・保有を行い、名古屋鉄道が施設を借り受けて第二種鉄道事業者として旅客の運送を行っている。運賃計算区分はB(運賃計算に用いる距離は営業キロの1.15倍)で、さらに加算運賃を適用する。すべての駅でmanacaなどの交通系ICカード全国相互利用サービス対応カードが使用できる。なお、『鉄道要覧』による起点は常滑駅だが、列車運行および旅客案内、列車番号の設定においては、中部国際空港駅から常滑駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。空港線は新線であり、名鉄が「資本費コスト」と称する設備投資額などの回収のため、運賃のほかに空港線内の利用区間に応じた加算運賃を要する。大人への普通運賃に対する加算額は以下のとおり。空港線では常滑駅 - 中部国際空港駅間の全線(および常滑線の全線)が東海地震の防災対策強化地域に含まれており、東海地震に関する警戒宣言が発令された場合、列車の運行が休止されることになっている。空港管理会社の職員の足を確保するため、空港関係者に旅客を限定して2004年10月16日に暫定開業し、中部国際空港開港(2005年2月17日)前の2005年1月29日に一般旅客向けの営業を開始した。2004年10月の空港関係者限定開業時は、常滑駅 - 中部国際空港駅間の線内折り返し列車のみが運行され、中間駅のりんくう常滑駅は通過していた。一般旅客の誤乗を避けるため種別幕には「回送」または「団体」が表示されていた。車両は3100系などの編成数に余裕があるものが使用されていた。一般旅客向けに営業を開始した2005年1月のダイヤ改正から2008年12月のダイヤ改正までは、昼間時間帯に新鵜沼駅・名鉄岐阜駅発着の快速特急(全車特別車)が毎時各1本、名鉄岐阜駅・豊橋駅発着の特急(一部特別車)が各毎時1本、犬山駅方面発着の急行(新可児駅または各務原線経由名鉄岐阜駅発着。2008年6月までの平日夕ラッシュ時には御嵩駅発着の列車もあった)が毎時2本の、1時間あたり合計6本が運行された。このときから線内折り返し列車は設定されておらず、すべて常滑線へ直通している。規制値を超える強風時は全線で運転を見合わせる。中部国際空港へ向かう全ての列車が常滑駅止まりとなり、空港線内はセントレアラインが通行止めにならない限り、バス代行輸送となる。空港線は、開業時に輸送力の限界が問題視されていた。名鉄が開業時ダイヤを編成した当時は、中部国際空港への就航便の数が確定していなかったため、開業前の需要予測に基づいてダイヤを編成したと思われる。しかしその後、就航便の数が当初の目標便数よりも多くなったため、アクセスのピークとなる午前8時台の輸送力が不足する恐れが指摘されはじめた。中部国際空港の開港に先立ち2005年1月29日に空港線が開通した。この日は空港開港前でターミナルビルには入れないことが案内されていたにもかかわらず、1日で14,000人の乗客が中部国際空港駅を利用し、輸送力への不安をさらにかき立てた。名鉄では朝の通勤時間帯に重なり、地上設備などの関係上本数の増発が困難であることから、中部国際空港開港日である2月17日より当該時間帯の列車5本の編成を長くすることで輸送力を約50%増強し、混雑の緩和を図る方針であることを発表した。開港日当日の同年2月17日には約96,000人の利用者が空港を訪れ、そのうち約52,000人が空港線を利用した。名鉄では前述の輸送力増強のほか、この日の早朝に臨時の特急(全車一般車)2本を設定していたが、空港線は始発便をはじめ軒並み乗車率が200%に達し、一部の駅で積み残しを出すなど、輸送力の不足を示した。空港開業日の利用者数は予測の170%だった。1月29日の空港線開業以来20日間で約23万人の乗客があり、名鉄の事前の需要予測を約5万人上回った。ただし名鉄ではこの状態は一時的なものとして、年間の利用予測の修正は考えていないとのことである。国土交通省中部運輸局によると、開港後3日間の公共アクセスの集計では、名鉄が全体の約84%にあたる1日平均約43,000人の利用があった。空港利用者の数から推計すると全利用者の約4割が公共交通機関を利用しており、クルマ社会の東海地方の中で健闘していると言える。また、中部国際空港は海上に作られた人工島の上にあるため交通手段が制限される。空港内の売店などの商業施設の営業終了時刻が早いという空港利用者からの意見が出た際、従業員が空港線の最終列車の時刻に制約されるという声があった。そのため、名鉄は3月10日に早朝および深夜帯の列車の増発、最終列車の繰り下げ、編成増結を柱としたダイヤ改正を発表、3月22日より実施した。これにより早朝時間帯の混雑率がやや緩和された。名鉄では空港線の混雑のピーク需要をみるため、開業後初の繁忙期となるゴールデンウィークに、役員が空港線を利用するなど実態調査を行った。その後輸送力増強のため、快速特急「ミュースカイ」の増結および新造、さらに中部国際空港駅のホーム増設が行われた。2005年6月3日には、「ミュースカイ」の利用者が100万人を達成したと発表された。中部国際空港アクセスとして有力なライバルと見られていたジェイアール東海バスが運営する名古屋駅 - 中部国際空港を結ぶリムジンバスは業績不振により2006年9月30日をもって廃止された。翌10月1日より平和コーポレーションにより中津川 - 中部国際空港路線が名古屋駅を経由する形で継続したが、2008年3月31日をもって名古屋駅停留所は廃止された。多くの路線の廃止など守りの経営が続いてきた名鉄にとって、空港線の開業は新車両の投入の機会でもあり、久々に積極的に投資をする事業となった。

出典:wikipedia

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