高岡駅(たかおかえき)は、富山県高岡市下関町にある、あいの風とやま鉄道・西日本旅客鉄道(JR西日本)・万葉線の駅である。万葉線は「駅」も正式停留場名に入り、高岡駅停留場(たかおかえきていりゅうじょう)となる。あいの風とやま鉄道とJR西日本の高岡駅には、あいの風とやま鉄道のあいの風とやま鉄道線と、JR西日本の城端線・氷見線が乗り入れる。氷見線・城端線はともに当駅が起点であり、JRとしての所属線は城端線である。あいの風とやま鉄道線は元々JR西日本の北陸本線の一部であったため、JR西日本の単独駅であったが、北陸新幹線延伸に伴う北陸本線の一部区間の経営分離により、両社の共同使用駅となった。万葉線の高岡駅停留場には、高岡軌道線が乗り入れる。当駅を起点としている。2007年(平成19年)10月13日より、JR高岡駅の橋上化工事が開始された。駅舎橋上化のほか、氷見線ホームの移設、万葉線高岡駅前停留場の移設および2面化、高岡ステーションビルの建替などが行われた。2009年(平成21年)12月13日より、南口仮駅舎として新しい橋の部分供用が開始された。橋上駅は2011年(平成23年)8月28日に完成し、供用を開始した。自由通路は「万葉ロード」と命名され、これまでの北口・南口の呼称もそれぞれ「古城公園口」・「瑞龍寺口」と改められた。2014年(平成26年)3月29日に高岡駅ステーションビル「Curun TAKAOKA」がオープンおよびペデストリアンデッキが完成し、同年6月1日に高岡駅地下街の全面供用が開始された。なお、従来は駅の北側と南側を南北地下通路で結んでいたが、この橋上化に伴い「Curun TAKAOKA」開業と同時に地下通路は廃止され、現在は埋め戻されている。南北地下通路には、高岡市伏木出身の洋画家・故鶴谷登製作の「高岡御車山まつり」のタイルアートが内壁に設置されていたが、「Curun TAKAOKA」地下街の整備によりこれは同地下街の広場に移設されている。橋上駅舎を有する地上駅で、のりばは4面7線である。通常は駅長室のある駅舎(駅本屋)側から番号を振るが、当駅では地上駅時代の駅本屋から最も遠い城端線のりばから番号が振られている。これは元来、高岡駅に最初に到達したのが中越鉄道線であった名残であるといわれている。旧7・8番のりばのみ、他ののりばから離れた駅舎の直江津方の隣にあり、正面改札口から跨線橋を通らずに行くことができ、1 - 6番のりばへは跨線橋で連絡していたが、2010年(平成22年)8月23日より旧7番と8番ホームは廃止され、正面改札口前に単式の新7番ホームが供用開始されて、氷見線専用ホームとなった。改札口はかつては、直営の正面改札口のほかにも、跨線橋の南の突き当たりにジェイアール西日本金沢メンテックが業務を受託する南口改札、北の突き当たりに委託職員による集改札業務のみの高岡ステーションデパート(駅ビル)改札があった。北側の駅ビル改札は高岡ステーションデパートの閉店と同時に廃止され、2011年(平成23年)8月28日より橋上駅舎の供用が開始されたため、以前の正面改札口ならびに南口改札も廃止され、橋上駅舎に新設された直営の1ヶ所に集約された。あいの風とやま鉄道の直営駅で、みどりの窓口・自動券売機が設置されている。IC専用の扉付き自動改札機は2016年(平成28年)2月27日に利用開始された。なお、磁気券は従来通り有人改札での対応の予定である。JR管轄時代末期は富山地域鉄道部管轄の直営駅であった。頭端式ホーム2面2線を有し、駅ビル「Curun TAKAOKA」1階にホーム・待合室がある。2014年(平成26年)3月29日に移転するまでは駅前に1面1線のホームが設置されていた。電車が発着する時、JR西日本・あいの風とやま鉄道高岡駅と同じく、伝統工芸の高岡銅器のお鈴(おりん)を使った独自の発車メロディが流れるが、JR西日本・あいの風とやま鉄道高岡駅の曲とは異なる。主な駅弁は下記の通り。「富山県統計年鑑」「高岡市統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。前述のとおり呼称が北口から古城公園口となった。観光バスやツアーバスから転換した高速バスは、主に瑞龍寺口に乗り入れる。前述のとおり呼称が南口から瑞龍寺口となった。古城公園口前の北口駅前広場内にバスターミナルがあり、加越能バスおよび親会社の富山地方鉄道が運行する周辺各地への路線バスや白川郷・五箇山の合掌造り集落、仙台・東京・名古屋・金沢方面への高速バスなどが発着している。このバスターミナルは人工デッキによって「Curun TAKAOKA」と接続している。また、「Curun TAKAOKA」1階に待合室と加越能バス乗車券センターがある。かつては駅前広場の東にある「駅前ビル」内にバスターミナルがあった。「高岡駅(古城公園口)周辺整備事業」によって古城公園口周辺が閉鎖されることから、2012年(平成24年)1月に氷見線の旧7番、8番ホーム跡を整地した代替駅前広場に一旦移転し、その後駅前広場が完成すると2014年(平成26年)3月に現在の場所へ再移転した。特記なきものは全て加越能バスによる運行。瑞龍寺口のロータリーにもバス停留所があり、周辺各地への路線バスなどが発着している。特に、高岡駅南口 - 新高岡駅間は7時台 - 21時台において10分間隔の高頻度で路線バスが運行されている。また、東京方面への高速バスのうち、主にツアーバスから転換した路線がロータリー周辺から発着している。特記なきものは全て加越能バスによる運行。※あいの風とやま鉄道線の「あいの風ライナー」(平日のみ運転)の隣の停車駅は、あいの風ライナーの項を参照のこと。
出典:wikipedia
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