日田郡(ひたぐん)は、大分県(豊後国)にあった郡。1878年(明治11年)に行政区画として発足した当時の郡域は、下記の区域にあたる。天平12年(740年)頃までに成立したとされる『豊後国風土記』において、豊後国の8つの郡のひとつとして日田郡が挙げられている。同書の日田郡の条によれば、景行天皇が巡幸した際に、この地で久津媛(ひさつひめ)という神が人と化して迎えたことから久津媛之郡と名付けられたのが訛ったものであるとされている。また、承平年間(931年 - 938年)に成立した『和名類聚抄』では、日高郡とされており、「比多」の訓が付されている(元和古活字本巻5)。なお安伎、伊美、来縄、田染、津守の5郷があると記されている(高山寺本巻9)が、國埼郡条にほぼ同名の郷が重出している。代わって海部郡条に記されている日田、在田、夜開、曰理、叉連、石井の6郷が日高郡に当たると推測されている。
出典:wikipedia
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