しおさいとは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が東京駅 - 佐倉駅・成東駅・銚子駅間を総武本線経由で運行している特急列車である。本項では、総武本線で運転されていた優等列車の沿革についても記述する。東京と千葉県北東部を結ぶ列車として、総武本線の全線電化完成後の1975年3月10日から東京駅 - 銚子駅間で運行を開始し、エル特急に指定された。それまで運行されていた急行「犬吠」の一部を特急列車に格上げしたもので、5往復が設定された。1982年11月には、急行「犬吠」として残っていた列車も特急に格上げされた。2002年12月には通勤時間帯に「おはようしおさい」「ホームタウンしおさい」を設定するとともに、エル特急の呼称も廃止されたが、2004年10月に「しおさい」に統合されている。列車名は、潮が満ちる時の波の音を表す「潮騒」が由来となっている。2015年3月14日現在、東京駅 - 銚子駅間で下り6本と上り5本、東京駅 - 成東駅間で1往復(下りの東京発成東行きは土曜・休日運休)、佐倉発東京行きが上り1本(土曜・休日運休)運行されている。このほか、行楽シーズンに東京駅 - 銚子駅間で1往復(81・82号)が追加運行される。東京駅 - 錦糸町駅 - 千葉駅 - (四街道駅) - 佐倉駅 - 八街駅 - 成東駅 - 横芝駅 - 八日市場駅 - 旭駅 - 飯岡駅 - 銚子駅 四街道駅は下り13号、上り2・4号が停車。(ただし4号は平日のみ運転)"車両編成についてはJR東日本千葉支社ホームページを参照"2005年12月から幕張車両センターに所属している255系およびE257系500番台が使用されている。但し、2016年4月1日時点で、E257系500番台は定期列車の4号(※5両編成を2本連結した10両編成)のみであり、それ以外の定期列車は全て255系である。臨時列車運転時は、E257系500番台を使用する。もともと総武本線の輸送は都市間連絡の役割が中心であり、観光輸送は戦前から内房線・外房線方面に注力していた。そんな中で、千葉地区初の有料優等列車が総武本線に設定されたのは、同線が千葉地区唯一の「本線」であって同地区の路線を束ねる位置付けにあったこと(こちらも参照)や、千葉地区に優等列車を設定するだけの需要があるかどうか試す目的があったからだとされる。
出典:wikipedia
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