摂津市(せっつし)は、大阪府の三島地域に位置する市。本項では市制前の名称である三島町(みしまちょう)、市制当日の名称である三島市(みしまし)についても述べる。大阪市の北東端に隣接し、大阪都心から10km圏内にある。東海道新幹線の鳥飼車両基地、吹田操車場跡地、阪急電鉄正雀工場がある。大阪府の中北部、淀川右岸に位置する。市域はくさび形で面積14.87kmと狭い市である。市の北端を阪急京都線、東海道本線(JR京都線)が東西に通り、市の中央を大阪モノレール線が南北に通る。 川は、市の南端を淀川が北東から西へ流れ、市の西端の大阪市東淀川区との境で淀川から神崎川が分流されている。また、市の中央を東西に安威川が流れ、北の千里丘陵から流れてきた、大正川、山田川、正雀川が合流する。旧国名「摂津国」から(広域地名)。「三島市」として市制施行したが、静岡県に同名の自治体が存在するため、即日改称した。摂津市と同じく旧国名を採用した大阪府の市町村には、1933年(昭和8年)4月1日に発足した泉北郡和泉町(現・和泉市)と1955年(昭和30年)1月15日に発足した河内市(現・東大阪市)がある。なお、衆議院小選挙区は隣接する吹田市とともに大阪府第7区を構成する。定数は21人。2016年6月20日時点での会派構成は以下の通り。日本郵便ゆうちょ銀行※摂津市内の郵便番号は「566-00xx」(摂津郵便局が集配を担当)となっている。平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、1.54%減の83,696人であり、増減率は府下43市町村中30位、72行政区域中52位。北部を阪急京都本線と東海道本線(JR京都線)、中央部を東海道新幹線が東西方向に通り、中央部を南北方向に縦断する形で大阪モノレール線が通っている。市域東部の鳥飼地区は、鉄道駅から遠いためバスに頼ることが多く、阪急バス、近鉄バス、京阪バスが運行している。千里丘駅、南摂津駅など摂津市内の各鉄道駅との連絡もあるが、茨木市にある阪急茨木市駅、JR茨木駅との連絡も多い。また、摂津市と近鉄バスがJR千里丘駅から正雀、江口橋、摂津市役所を経て、千里丘駅へ戻る市内循環バスを走らせている。なお、近鉄バスは市内東別府の新幹線線路沿いに鳥飼営業所と整備工場を設けている。京阪バスはJR茨木駅から淀川新橋を渡って寝屋川市駅へ至る。その他、摂津市と阪急バスがコミュニティバスとして、公共施設巡回バス・セッピィ号を運行している。市域南西部の別府地区は東淀川区と隣接しているが、大阪市営バスに市境を走る路線があり(37号系統など)、その停留所の一部(江口橋の大阪駅方向)が摂津市側に設置されている。そのため大阪市営バスの利用者も多く、東淀川区内の阪急上新庄駅、地下鉄今里筋線瑞光四丁目駅、井高野駅への連絡などに利用されている(井高野駅から摂津市内までは300mに満たず、徒歩でも行き来可能)。大阪府道2号大阪中央環状線が市域を南北に縦断し、中心的役割を果たしている。ただし、鳥飼大橋周辺は大阪府下で有数のボトルネックであり、渋滞が頻発する(特に、何方向も分岐がある鳥飼和道交差点は南北方向共に渋滞のメッカである)。1950年代の有料時代からある北行車線の鳥飼大橋は現在、架け替え工事が実施されている。市域を走る国道は高速自動車国道の近畿自動車道のみで一般国道は存在しないが、主要地方道が6路線あり、近年になってから重要視されてきたことが伺える。近畿自動車道が南北に縦断し、2つのインターチェンジを有する。ただし、摂津北インターチェンジは市域の北方にあり松原方向との行き来のみ、摂津南インターチェンジは市域の南方にあり吹田方面との行き来のみのハーフインターチェンジとなっており、摂津市民にとっては使いづらくなっている。したがって、吹田インターチェンジや大東鶴見インターチェンジがよく使われる。大阪市内へは、鳥飼大橋を経て阪神高速道路12号守口線守口出入口が近い。一般道の鳥飼大橋同様、摂津北または摂津南付近がボトルネックであるため、渋滞しやすい。
出典:wikipedia
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