葛生駅(くずうえき)は、栃木県佐野市葛生東にある東武鉄道佐野線の駅。駅番号はTI 39。佐野線の終着駅で、一部の特急「りょうもう」の終着でもある。有人駅ではあるが、時間帯によっては駅員がいない事がある。かつて、東武会沢線・東武大叶線・日鉄鉱業羽鶴専用鉄道の三つの貨物線が当駅まで石灰、セメント、ドロマイトを輸送していた。セメントは東武伊勢崎線経由で業平橋駅まで輸送された。貨物輸送が廃止された後はその設備のほとんどが撤去されているが構内は広く、かつての貨物線の名残をとどめていたが、2013年にその空地に太陽光発電パネルが設置され「葛生太陽光発電所」となっている。当駅から先にも路線跡が続き、架線柱が残っている。2010年頃まで腕木式信号機も残っていた。貨物輸送の全盛期には駅員が80名在籍し構内には旅客用も含め20本の線路があり、東武鉄道で最大のターミナル駅であった。その時期に当駅 - 多田間の複線化の予定もあり、その用地は国道293号沿いに確保されている。単式ホーム1面1線と留置線3線を有する地上駅。ホーム屋根は改札側から2両分しかなく、柱の下部はピンク色である。2両編成の列車は屋根のない箇所に停車する。2006年(平成18年)3月18日に実施されたダイヤ改正からワンマン列車の戸閉め確認のために、カーブミラーのような鏡が設けられている。さらに同年8月から、運転士に出発信号機が開通したことを知らせるメロディ(「静かな湖畔の森の影から」)が流れるようになった。発車メロディの役割も果たしているが、発車した後も信号の現示が赤に変わるまで流れるので、正確には発車メロディではない。留置線のうち1線は非電化である。夜間、当駅に到着した特急「りょうもう」と、上り終電発車後に当駅に到着した普通列車は駅構内で夜間滞泊する。事業用車両は非電化の留置線に留置される場合がある。駅舎は線路の西側にあり、ホームとはスロープで連絡しているため段差はない。自動改札機は設置されていないが、2007年(平成19年)3月18日のPASMO使用開始に伴い、ICカード簡易改札機が設置されている。自動券売機は1基設置されている。2014年度の一日平均乗降人員は1,041人である。近年の一日平均乗降人員の推移は下表のとおりである。踏切脇にある市営バスの車庫が佐野市営バス(さーのって号)の乗降場である。
出典:wikipedia
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