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京成AE100形電車

京成AE100形電車(けいせいAE100がたでんしゃ)は、京成電鉄の特急形車両。2代目の「スカイライナー」用車両として、1990年(平成2年)6月19日に営業運転を開始した。営業運転開始当時は「ニュースカイライナー」とも呼ばれていた。当初落成した2本は、1991年の新東京国際空港(現・成田国際空港)ターミナルビル乗り入れに備えてAE形を8両編成化する際、その不足分を補うことを目的として新製された。その後AE形の置き換えを目的として5本が増備され、1993年(平成5年)5月末までに8両固定編成7本・計56両が出揃った。登場時から「スカイライナー」「モーニングライナー」「イブニングライナー」として運用されていたが、2010年7月17日の成田スカイアクセス開業およびAE形 (2代)の登場に伴ってそれらの運用から退き、スカイアクセス開業前の「スカイライナー」のルートを経由する「シティライナー」として運用された。2014年11月8日のダイヤ改正により定期運用が土休日ダイヤのみとなり、2015年11月29日をもって定期運用を終了、2016年2月28日をもって引退した(後述)。京成の新造車として初のVVVFインバータ制御を採用した。モーターはすべて東洋電機製造製TDK-6170-A形を搭載する。この組み合わせは後に3700形にも採用された。AE形に続いて定速制御装置を装備する。操作方法はAE形と全く異なり、速度25km/hの時点でマスコンハンドルがP5の場合、P4に戻すと定速制御となり、P3に動かすと減速、P5にすると再度力行する。また、マスコンをN - P2に戻すと定速制御が解除される。また、都営線内を走行する際には、定速制御機能そのものが解除される。車両番号は第1編成がAE101 - AE108、第2編成がAE111 - AE118の順で、末尾9と0は欠番であり、京成の慣行として京成上野方の車両番号からAE108編成、AE118編成…と呼ぶ。京浜急行電鉄への乗り入れを考慮したことから、先頭車は電動車で、末尾6と3が付随車で補助電源装置のDC-DCコンバータ (DDC) を、末尾8と1の車両に交流電動機駆動の低騒音形レシプロ式空気圧縮機 (CP) C-2000-MLをそれぞれ搭載した。パンタグラフは末尾7と2の車両両端に下枠交差式を2台搭載した。京成では初めてメンテナンスの手間が軽減された交流誘導電動機が採用されたことから、主電動機点検蓋は省略された。車体は普通鋼製である。車体長は他形式よりも長い19m(先頭車は19.5m)である。このためカーブでの車両限界を避けるため断面形状をこの種の有料特急車としては珍しい直線基調とした。前頭スタイルは鋭角の流線形になり、床下の各機器は側面スカートで覆われた。将来は都営浅草線経由で京急線に乗り入れて成田空港から羽田空港までの両空港間を直結する列車に使用する可能性も考慮し、流線形前面に非常用貫通扉を設置した。客用扉はAE形の二枚折り戸から引き戸に変わり、開口幅も100mm拡大されている。塗装は、アイボリー(京成の公式は「グローバルホワイト」)をベースにブルー(同「フューチャーブルー」)とレッド(同「ヒューマンレッド」)のラインが配され、前面の翼をイメージした帯配色が特徴である。また、鉄道車両としては珍しくリトラクタブル式の前照灯を採用。そのうち内側の2灯は急曲線の多い京成本線の線形に対応するため、左右に照射角を変更することが可能である。室内はブラウン系+ベージュ系の落ち着いた色調でまとめられ、妻面にLED式の案内表示器を設置する。座席は回転式リクライニングシートを採用した。車体の関係で横幅は435mmと小さいが、一方でシートピッチはAE形の970mmから1040mmに拡大されフットレストが装備されている。末尾5の車両にサービスコーナー・自販機を設置し、トイレと洗面所は末尾4の車両に設置する。1990年から1992年にかけて毎年夏期繁忙期前に各2本(AE108 - AE158編成)を新製し、1991年夏以降順次AE形を休車・運用離脱させた。1992年7月末以降はAE形1編成が予備車として残存するのみとなり、翌年5月のAE168編成落成によってAE100形への置き換えが完了した。2001年から2003年7月まで順次室内リニューアル工事を行った。工事内容としてはバリアフリーへの対応を強化したほか、内装の全面張り替えも行っている。客室内・デッキ・サービスコーナーともグレー系の化粧板・床面に、また座席表地はブラウン系からブルー系模様入りに変更、また2002年4月に出場したAE108編成から通路カーペットを設置し、先に出場していたAE148・AE118編成にも波及した。トイレも全面改修され、和式を廃して洋式に統一するとともに、車椅子対応形を新設した。外観には、工事完了2編成目となるAE118編成から、先頭車に通気孔が設置(後にAE148編成にも設置)された他には変化がない。リニューアル編成第1陣のAE148編成が営業運転開始した2001年12月10日より、「スカイライナー」「モーニングライナー」「イブニングライナー」の喫煙車は先頭車1・8号車のみとなり、その他はサービスコーナーも含めて禁煙とされた。いわゆる「赤電」各形式や3500形の車体更新では全般検査が必須であったが、本形式では定期検査と別途で施工された。実際にAE108・AE118・AE158編成は定期検査と別に同工事を施工させたが、窓枠の工事もあったため再塗装を実施した。各編成の落成年月・製造メーカー・リニューアル年月は以下の通りである。2005年(平成17年)2月から4月にかけて連結部に転落防止幌を設置したが、こちらは新3000形1 - 3次車や3700形6次車以降より小型化され、付け根が固定式になっている。このタイプは3000形4次車以降で採用されたほか、2007年以降は転落防止幌を設置済みの車両(新3000形1 - 3次車、3700形6次車以降、3400形など)でもこのタイプへの変更を開始した。2007年(平成19年)7月31日には、「スカイライナー」20号(成田空港駅15時19分発)において「スカイライナー」の利用人数が1億人を突破した。それを記念して、同年8月からしばらくの間全編成に1億人乗車記念ステッカーが貼り付けられた。2009年(平成21年)は京成電鉄が創立100周年であったことから、同年4月1日から12月31日まで全編成に創立100周年記念ステッカーが貼り付けられた。「スカイライナー」からの撤退に伴い、側面の「Skyliner」・「AIRPORT EXPRESS」のロゴは消され、カード式公衆電話を撤去。全車両を禁煙車とした。2010年7月20日にAE108編成、同年8月31日にAE118編成・AE148編成が、2011年12月19日にAE128編成がそれぞれ廃車されたため、2012年1月1日時点では8両編成3本24両が在籍していた。2011年11月5日には、東京都交通局馬込車両検修場で開催された「都営交通100周年記念フェスタ in 浅草線」にAE168編成が展示された。AE100形の浅草線走行は新製搬入時以来となる。また、2015年11月14日の「都営フェスタ2015 in 浅草線」でもAE168編成が3500形未更新車3588編成とともに展示された。2014年11月8日のダイヤ改正によりシティライナーの運転が土休日ダイヤのみとなったが、2015年11月29日をもってシティライナーの定期運転が終了した。その後、2016年1月1日 - 3日(正月三が日)、および同月土休日に臨時運用されたあと(京成上野 - 京成成田)、同年2月21日・28日の「さよならAE100形記念ツアー」(京成上野 - 宗吾参道、京成トラベルサービス主催)をもって引退となった。「スカイライナー」で運用されていた当時の編成である。

出典:wikipedia

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