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コロニー落とし

コロニー落とし(コロニーおとし)とは、アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズで用いられる攻撃方法及び作戦。スペースコロニーを質量兵器として地球や月の目標地点に落下させて目標を含む一帯を破壊する。コロニー以外の重量物(人工天体・小惑星・大型艦船等)を質量兵器として用いる戦法についても、本稿で取り扱う。コロニーそのものを巨大な質量兵器として地球上ないし月面上の目標に落下させ、その運動エネルギーで大規模な破壊を行う。コロニーの移動・軌道変更には核パルスエンジンなどの推進手段が用いられる。別のコロニーと衝突させて、その反動で目的の軌道に投入する手段もとられる。地球上の人間にとっては「空が落ちてくる」と表現されるなど、トラウマを与える側面を持ち、共通の畏怖対象として扱われている。落下軌道に乗ったコロニーの落着を阻止するにあたり、推進剤等があれば内部からの制御でコロニーの進路を変える方法が取られるが、阻止限界点を超えると、目標への直撃は回避できても地上や月面への落下は免れない。あるいは、外部より火力による攻撃を加えたり、ソーラ・システムの照射によって物理的に破壊する方法も取られる。コロニー落としの威力の描写については同じ世界観であっても作品によって大きく異なる。『機動戦士ガンダム』で描かれた一年戦争冒頭の宇宙世紀0079年1月4日、ジオン公国軍が実施したブリティッシュ作戦が最初である。以後もコロニー落としが企図され、その過程でルウム戦役が勃発したほか、ガンダムシリーズで数度にわたりコロニー落とし、並びに小惑星を落下させる戦法が採られる。作戦そのものは『機動戦士ガンダム』のオープニングや各話冒頭のナレーションと共に描写されている。作戦名は1981年の発刊のムック『ガンダムセンチュリー』で命名されていたが、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』劇中で言及されるまでは非公式のファン用語の扱いであった。現在見られる設定では、一年戦争時に実際に行われたコロニー落としはこの1回だけとなっている。目的は、核兵器の直撃にも耐えうる岩盤に守られた地球連邦軍総司令部ジャブローの破壊である。連邦側に立ちジオン公国に敵対したサイド2の8バンチコロニー アイランド・イフィッシュ を作戦に供すべく、シーマ・ガラハウ麾下の部隊がコロニーに毒ガスを注入して2000万人の住民を虐殺したうえで核パルスエンジンを装着し、ジャブローへの落下軌道に投入したが、連邦軍艦隊の艦砲射撃や地上からの核ミサイル攻撃によって損傷し、大気圏突入の約40分後に崩壊した。後付けによる設定の変遷の影響で、後代のコロニー落としやそれに類する質量兵器による攻撃とは別格の、圧倒的に大きな破壊力を示して世界的な被害を与えたものとされている(後述)。崩壊したコロニーの前端部分はオーストラリアのシドニーを直撃して厚さ10kmの地殻を貫通し、造山運動を促してマグニチュード9.5の大地震を発生させた。アニメ『機動戦士ガンダム』の冒頭や一部ゲーム作品などのムービーで描かれているシーンは、この落着の瞬間である。その破壊力はヒロシマ型原爆約300万発分とも6万メガトン級とも言われ、後に「シドニー湾」とも呼ばれる最大直径500キロメートルの巨大なクレーターを穿ち、オーストラリア大陸の16%を消滅させた。崩壊したコロニーの残部のうち、3分の1は太平洋、3分の2は北アメリカ大陸にそれぞれ落着した。また、崩壊に際して飛散した大量の破片は地球全域に降り注いだ。宇宙世紀0203年を描いた小説『ガイア・ギア』では、独自設定として一年戦争時のコロニー落としによりパリが壊滅して「パリ湖」という湖が形成されており、それを反映させた場合、破片の1つによる被害と思われる。また、宇宙世紀0224年を描いたゲーム『G-SAVIOUR』では、シドニー湾内にMSが内部を移動できる比較的大きなコロニーの一部が突き刺さるようにして存在している。そのほか、落着の2次被害として衝撃波や津波、気象変動などが発生し、人的被害は23億人に及んだ。以後も、長年にわたって地球全体に多大な悪影響を及ぼし続けたほか、地球の自転速度が1時間当たり1.2秒速められたという。総被害数は40億を越えるとされる。作戦自体は当初の目的を達成できずに失敗となったが、地球規模の多大な被害を起こしたことから、後に結ばれる南極条約では「大質量兵器の使用禁止」という条項が盛り込まれている。ブリティッシュ作戦でジャブローの破壊という目的を達成できなかったジオン軍は、再度のコロニー落としに着手し、サイド5 ルウムの第11番コロニー ワトホート に狙いを定めた。これを察知した連邦軍は作戦を阻止すべく総力戦を挑み、ジオン側は核パルスエンジン装着の途中で作戦の中断を余儀なくされた。後年制作されたOVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO』では、本作戦はジオン軍がルナツーに逼塞する連邦軍艦隊を誘い出して殲滅する為に、再度のジャブロー攻撃を企図して「第二次ブリティッシュ作戦」を実施するべくワトホートを襲撃するという情報を意図的に流したものと説明されている。この作戦でジオン軍は初めて実戦にモビルスーツを投入して連邦軍宇宙艦隊を壊滅させるという目的を達成したが、ジオン側の損耗も大きく、また、連邦軍との南極条約の締結もあり、以降、一年戦争中にコロニー落としは行われなかった。宇宙世紀0083年のデラーズ紛争にて、ジオン軍残党デラーズ・フリートがコロニー再建計画で移送中のアイランド・イーズとアイランド・ブレイドを乗っ取り、2基のコロニーを衝突させて、その反動でイーズを月のフォン・ブラウン市に落下させる軌道に投入した。月への落着を阻止すべく追撃する連邦軍を引きつけたところでコロニーは推進器に点火、推進剤を使い果たした連邦軍艦艇を振り切り今度は地球へ向かう軌道に乗った。ジャミトフら連邦軍の一部は事前にシーマ・ガラハウと密約を結び、裏でデラーズ・フリートの作戦を入手したうえで地球近傍でコロニーを破壊すべくソーラ・システムを展開して待ち受けたが、アナベル・ガトーらの猛攻に妨害され充分な照射を与えられず、コロニーはほぼ原型を留めたまま、北米大陸に落着した。連邦側はコロニー落としの標的がジャブローであると考えていたが、デラーズ・フリートの定めた目的は北米大陸の穀倉地帯の破壊であった。これにより地球の自給自足体制を損なわせ、消費する食料の供給をスペースコロニーに仰がざるをえない状況を作り出し、スペースノイドの連邦政府に対する発言権を強化することにあったが、この真相は劇中では明示されず、ガトーの台詞を通して示唆するに留まる。連邦政府は後に「コロニー移送中の事故」と発表して真相を隠蔽し、ジャミトフ・ハイマンら連邦軍内部のタカ派が、その発言権を強化し、またスペースノイドを危険視してこれに対抗する部隊としてティターンズを結成する大義名分として利用した(『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』)。宇宙世紀0087年のグリプス戦役の最中、ティターンズはアポロ作戦によって占領した月面都市フォン・ブラウン市がエゥーゴの反攻作戦によって奪還されたため、エゥーゴの本拠地である(地球から見て)月の裏側の月面都市グラナダを攻略するための橋頭堡を失った。そこで、フォン・ブラウン失陥時に同市に駐留していたティターンズ部隊の指揮官であったジャマイカン・ダニンガンは、一年戦争において著しく損傷したため廃棄された無人コロニーであるサイド4の27バンチコロニーを月のグラナダへ落下させて一気にエゥーゴを殲滅しようとしたが、この作戦を知ったパプテマス・シロッコがサラ・ザビアロフをエゥーゴに差し向けて作戦内容を密告したためエゥーゴの対処が素早く、コロニーはグラナダから180kmほど離れた地点に落着した(『機動戦士Ζガンダム』)。なお、劇場版ではアポロ作戦を省略していきなりグラナダへのコロニー落とし作戦が行われている。この際にティターンズ前線部隊司令官バスク・オムがティターンズ総帥ジャミトフ・ハイマンに対して送った電文にはバスクがジャマイカンを始めとする前線の将兵を抑えきれなかったとの内容が書かれていたが、ジャミトフやアレキサンドリアのブリッジにおけるジャマイカンらの発言からはむしろバスクがコロニー落とし作戦を立案したように受け取れ、少なくともこの作戦に対して積極的に反対しなかったことがうかがわれる。TV版においてはこの作戦に対してバスクがどれほど関与していたかは定かではないが、コロニー移動用の核パルスエンジンやその燃料は普段の作戦行動では必要のないものであることから、バスクもこの作戦におけるジャマイカンの行動を承認ないし黙認する形でかかわった可能性がある。グリプス戦役の終盤において、ゼダンの門に激突したあとのアクシズは針路をグラナダへの落下コースに取っていた。エゥーゴは先に制圧していたコロニーレーザーをアクシズに向けて発射してその軌道を変え、グラナダへの落下を阻止している。宇宙世紀0088年にはネオ・ジオンのマシュマー・セロ率いる部隊により、アイルランドのダブリンにコロニーが落とされる。地球連邦政府はコロニーが落ちることを否定していたため避難が遅れており、そこをラカン・ダカラン率いる部隊が襲撃。ラカンは、一人でも多くの人間をコロニー落としに巻き込もうとダブリンから外に出る路を破壊し、また、避難民に対しても攻撃を加えている。コロニーは落着後もしばらく原形をとどめたまま直立しており、直前まで付近にいたジュドーらも致命的な被害までは受けておらず、現設定のブリティッシュ作戦のような大規模な災害としては描写されていない(『機動戦士ガンダムΖΖ』)。現時点でこの被害規模の差についての説明は存在しない。宇宙世紀0093年、シャア・アズナブル率いるネオ・ジオン軍は「地球に居残る人々を粛清する」として地球寒冷化を目論み、当時地球連邦軍本部のあったチベットのラサに小惑星5thルナを落下させた。更に小惑星アクシズを地球に落下させようとするが、ロンド・ベル隊の必死の攻撃により阻止された(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』)。アクシズの不自然な軌道変更と地上からでも視認できたオーロラのような光によって、隕石落としの阻止はミノフスキー物理学的な現象によってアクシズの軌道が変化したためともいわれている。後にこの現象は「アクシズ・ショック」と呼ばれサイコ・フレーム開発における重要事項に規定された。雑誌企画『ガンダム・センチネル』において、全長200mを越える大型モビルアーマー「ゾディ・アック」を質量兵器として用いている。宇宙世紀のif要素を盛り込んだ戦略シミュレーションゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』では、ジオン側の作戦としてルナツー攻略後にサイド7のコロニーを用いた「第二次ブリティッシュ作戦」を実行できる。サイド7のコロニーは建造中で長さも短いため落着をコントロールしやすいとのこと。また、『機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威』ではルナツーをジャブローへ落す作戦を実行できる。月面などに設置されたマスドライバーを岩塊などの質量弾を打ち出す兵器として用いた作品もいくつか存在する。アフターコロニー195年、ホワイトファング軍と世界国家軍の決戦のさなか、主砲を発射しようとするホワイトファングの旗艦リーブラにガンダムチームの母艦ピースミリオンが激突。ミリアルド・ピースクラフトはリーブラを地球へ落下させようとしたが、5人の博士とヒイロ・ユイによって阻止された(『新機動戦記ガンダムW』)。アフターコロニー196年、マリーメイア軍は本来のオペレーション・メテオ(L1〜5までの各ラグランジュポイントにあるコロニーを地球に落下させる)の実行を目論み、L3コロニー群のX-18999コロニーを地球に落下させようとした。ただし、これは同コロニー内に潜入したヒイロ・ユイ、デュオ・マックスウェル、トロワ・バートンの3名により阻止された(『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』)。第七次宇宙戦争末期、宇宙革命軍は意見を違える他のコロニーを毒ガスによって殲滅。さらにそれらのコロニーをもってコロニー落としを強行する。40基近くのコロニーが南米大陸を中心に地上各地へ落着し、地球圏の総人口が開戦前の百億から一億程度にまで激減するほどの惨劇をもたらした(ガロード・ランの言葉によれば、その後「3年間核の冬だった」という)。この結果、人類の存続そのものが脅かされる事態となり、地球統合連邦政府と革命軍はともに継戦能力を失って事実上の停戦に追い込まれた。この年はアフターウォー元年と呼ばれる事になる(『機動新世紀ガンダムX』)。コズミック・イラ73年、血のバレンタイン事件の復讐を誓うサトーらザラ派のザフト軍脱走兵が、同事件により破壊されたユニウスセブンの残骸を地球へ落下させた。ザフト軍は可能な限り破砕作業を続けたが、多数の破片が燃え尽きる事なく地上へ落着し、ローマ、アテネ、ラサ、万里の長城、上海、北京、東京、グランド・キャニオン、ケベックなどに直撃した。また、一部が大西洋に落ち津波を引き起こした事で、大西洋に面する地域である南アメリカ合衆国のフォルタレザへの大津波や大西洋連邦のサウスカロライナ州からメイン州一帯が水没する等、世界各地に大きな被害を与えた(「ブレイク・ザ・ワールド」)(『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』)。第2部「アセム編」でヴェイガンの移動要塞ダウネスがコロニー「ノートラム」に侵略するが地球連邦軍の迎撃を受け、ダウネスが制御不能に陥り地球に落下してしまうがアセム・アスノとゼハート・ガレットの活躍とコロニー・デストロイヤーによりダウネスが破壊されたため事なきことを得た。(『機動戦士ガンダムAGE』)主人公たち鉄華団が、ギャラルホルンの地球外縁軌道統制統合艦隊が守る地球に侵入するために決行。強襲装甲艦イサリビでギャラルホルンの宇宙ステーション「グラズヘイム1」に突撃し、地球に落下させた。地球外縁軌道統制統合艦隊による速やかな対処によりコロニー落としは阻止されたため、もし地球に落下した場合どの程度の被害が出ていたかは不明。(『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』)コロニー内部は空洞になっており、仮に大型コロニーが建造され地球に落とされたとしても、大気圏内で飛散し完全に燃え尽きるのではないかという説がある。しかし、想定されるコロニーの外壁はスペースデブリが衝突しても耐えられるほどの強度は当然備えているであろうし、推定50億t近くになるとされるコロニーが、たとえ分散したとしても完全に消失するとは考えがたいとの反論もある。なお、ブリティッシュ作戦で使用されたアイランド・イフィッシュは事前に外壁に耐熱コーティングを施したという設定が後付けされており、漫画『THE ORIGIN』でその描写がある。実際、1979年に大気圏に突入したスカイラブの破片の一部が地上(オーストラリア)に落下したのをはじめ、大きなスペースデブリの破片が燃え尽きずに落下した事例が数件ある。より巨大なダメージを地上に与える手段としてはシャアが実行した隕石落しの方が効果的であると考えられる。直径数-数10kmの小天体は質量面でコロニーを大幅に上回っており、地球に落下するとその損害は計り知れない物となる。なお、実際に起こったとされる小天体の落下事件としては恐竜の絶滅原因の一説としても知られるK-T境界層事変が著名である。

出典:wikipedia

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