播但連絡道路（ばんたんれんらくどうろ）は、兵庫県姫路市の姫路JCTから朝来市の和田山ICに至る延長約65.1kmの地域高規格道路（自動車専用道路）。一般国道312号かつ、兵庫県道路公社が管理・運営している一般有料道路である。一般には播但道という略称で呼ばれる。兵庫県の中心部西寄り、中播磨と南但馬とを南北にほぼ一直線に結ぶ道路で、国道312号のほかJR播但線・市川・円山川と平行している。姫路JCTにおいて国道2号姫路バイパスから分岐し、ほどなく山陽新幹線・山陽本線を越える。この先で条件が良ければ西方に小さく姫路城が見える。一度山越えをする途中で山陽自動車道と接続、越え終わったあたりからふたたび播磨平野をゆるやかに上りながら北上する。福崎南ランプ手前まで4車線区間、ここより6車線区間だが、内側2車線が和田山方面への対面通行路、外側南北各2車線がランプおよび中国自動車道への集散路となる。外側線と内側線が合流する福崎北ランプからは和田山ICまで暫定2車線の対面通行となる。福崎北ランプより北は急カーブ・急勾配が連続する箇所が多い。生野ランプの北側あたりが市川と円山川の分水嶺であり、このあたりから和田山方へ向かっての下り勾配となる。そして多数のトンネルを抜けて和田山へと至る。制限速度は4車線区間の姫路JCT～福崎南ランプが80km/h、対面通行区間の福崎南ランプ～生野北第2ランプが60km/h、生野北第2ランプ～和田山ICが70km/hとなっている。トンネル内ではNHK第1、ABC、MBS、ラジオ関西が受信可能である。兵庫県内の幹線道路網「高速道六基幹軸」のうちの「播磨但馬軸」として計画された路線である。1970年より建設が進められ2000年に完成した。和田山以北は北近畿豊岡自動車道が整備される計画となっている。また、姫路バイパス以南に延伸する構想もある。2000年の全線開通を期に通行券方式となっている。山陽自動車道山陽姫路東IC経由で利用する場合、通行券はNEXCO西日本管理の高速道路と相互に利用できる。福崎北料金所以南の全料金所および和田山料金所ではETCのノンストップ通行が可能となっている。それ以外の料金所でもカード手渡し式ではあるがETCカードによる決済が可能となっている。平日24時間交通量（台）（上下合計）

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