大月駅(おおつきえき)は、山梨県大月市大月一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・富士急行の駅である。JR東日本の中央本線と、富士急行の大月線が乗り入れており、大月線は当駅を起点としている。富士急行の駅には駅番号としてFJ01が設定されている。また、両路線を直通する列車はJRのホームに発着する。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、あわせて2面3線のホームを有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。駅舎は丸太造りの平屋建て、山小屋風の建築物で1928年(昭和3年)11月に完成したものである。関東の駅百選に選ばれている。一部の特急「スーパーあずさ」が停車するため、ホームの有効長は12両編成分ある。直営駅(駅長配置)であり、管理駅として梁川駅 - 笹子駅間の各駅を管理している。駅舎内にはみどりの窓口(営業時間 7時00分 - 20時00分)・自動券売機(指定席券売機も含む)・自動改札機が設置されている。なお、2008年(平成20年)7月19日に4番線・5番線ホームの階段を東京側に降りたところに新しく自由席特急券売機が設置された。東京方面からの快速電車の一部が当駅まで運転される。その中には当駅で前4両を切り離し、富士急行線河口湖駅まで直通するものもある。後ろ6両は当駅止まりで折り返し高尾行きの列車となる。JR - 富士急直通列車は、JR線ホームを発着する。富士急線連絡改札口が存在し、連絡改札口とそれに付随する富士急出札口は富士急、JRと富士急入出場用Suica簡易改札機はJRと富士急がそれぞれ設置している。ただし、富士急連絡口ではJR線の乗越精算はできない。JR中央線は、2020年度をめどに東京駅 - 当駅間のオレンジ帯で運行する列車に、2階建てグリーン車を2両連結させ12両編成運転を行なう。既に当駅のJRホームではごく一部に12両編成の列車が停車するため、今後はグリーン車Suicaシステム対応の券売機設置や信号設備などの各種改良工事が実施される。JRの単式ホームの西側から延びる島式ホーム1面2線を有する地上駅。自動券売機も設けられている。このホームは「人」の字のような形である。この両線間の空地はかつて貨物列車用の側線があった場所で、現在は駐車場として利用されている。駅舎はJRの単式ホームから富士急行線ホームが分かれる付け根に設けられており、JRとの連絡改札口があり、それに付随して自動券売機も設置されている。連絡改札口の窓口は、特急などの予約済み整理券引き換え窓口を兼ねており、土休日午前中などはJR改札内から行列ができることもある。駅舎の改築を含めた周辺整備事業が2007年度(平成19年度)より開始された。以前から整備構想は持ち上がっていたが、市の財政難などにより頓挫していた。今回は国のまちづくり交付金を得て事業が行われた。橋上駅舎化、南北自由通路の設置、北口の新設、南口の拡張などが行われる予定であったが、財政上の観点から市全体の事業の優先順位が見直された結果、南北自由通路や橋上駅舎などの事業が一時凍結、最終的に執行が停止された。南口駅前広場の整備については、山梨県が同時に実施している県道大月停車場線拡幅事業と一体的に整備が進み、2012年6月15日に大月駅前広場が供用を開始、同年8月4日に竣工式が行われた。2012年現在、駅弁の販売はない。2011年7月まで販売していた駅弁は下記の通り。販売は土曜休日のみであった。いずれも桂川館による調製。4・5番線ホームの売店で販売されることがあった。 また時間帯にもよるが、駅弁は富士急行線ホームで販売されていた。駅弁以外に毎年晩夏から初秋にかけて、午後から夕方の間ホームで甲州ぶどうが立ち売りされることがある。笹子駅の名物でもあった「笹子餅」も4・5番線ホームのキオスクや改札外の売店で販売されていたが、笹子餅の車内販売や駅構内売店などの外部委託販売は2014年6月30日をもって中止され、本店と工場および笹一酒造でのみの販売となった。駅前広場にあるバス停から路線バスが発着している。路線バスの乗り場は西方面と東方面に向かうバスで分けられている。この他に路線バスの降車用バス停や送迎バスの乗降場もある。※中央本線の特急「あずさ」「スーパーあずさ」「かいじ」(「かいじ」以外は朝夜のみ停車)、および中央本線・富士急行線の「ホリデー快速富士山号」の隣の停車駅は列車記事を参照してほしい。
出典:wikipedia
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