株式会社スター・チャンネル(STAR CHANNEL, INC.)は、映画専門チャンネルの「スターチャンネル」(2015年現在、チャンネル名には「・」が入らない。後述)を運営する放送事業者である。1986年、東北新社が中心となり設立された。その後、同業他社のチャンネル統合により伊藤忠商事(ジャパン・メディア・ブロードキャスティング)やソニー、ニューズ・コーポレーション(スカイムービーズ)などが経営参加している。2013年6月現在、衛星基幹放送事業者として自らスカパー!(BSデジタル放送)で放送を行っている他、スカパー!プレミアムサービス(ハイビジョン放送。衛星一般放送事業者は、スカパー・ブロードキャスティング)や、全国のケーブルテレビ局に供給を行っている。かつては衛星一般放送事業者として自らスカパー!プレミアムサービス(標準画質)でも放送を行っていたが、2013年1月31日をもって放送を終了している。日本初となるケーブルテレビ向けの番組供給事業を行った「スターチャンネル1」(当初は「スター・チャンネル」)をはじめ、3つのチャンネルを運営している。2008年8月、245億円の累積損失の一掃のため新旧分離を実施。旧社の主要株主であった東北新社、伊藤忠商事、ソニー(従来ソニー・放送メディア、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントを通じて出資)、ニューズ コーポレーション ジャパンの4社により事業・免許を引き継ぐ新会社を新設分割により設立した。2015年6月現在、会社情報の株主欄には伊藤忠商事、ソニー、東北新社の3社が掲載されており、総務省のWebサイトには東北新社の議決権比率が50.0%と掲載されていることから、21世紀フォックス(旧ニューズ・コーポレーション)から東北新社に株式が譲渡されたとみられる。特徴の異なる3つのチャンネルを運営しており、放送される作品数は月270本におよぶ。全ての作品においてノーカットでの放映を行っており、CMも挿入されない。また、毎日6時を起点とする24時間放送を行っている(メンテナンスによる放送休止がある日は除く)。スカパー!プレミアムサービスやJ:COM以外のケーブルテレビ(いずれもCh.BS200)を通じて視聴する場合は、同じBSデジタル放送の映画専門チャンネルのWOWOWと同様に、受信機によってあらかじめ「スター・チャンネル1」がリモコンキーID「10」に設定されていることが多い。これは全スカパー!のチャンネルで唯一設定されている。また不定期で無料放送を実施している(主に番組宣伝)が、2014年春から、スターチャンネル1(BS200)において、毎週土曜・日曜の日中から夜間に無料放送を定時で行っている。この他、J:COM(一部の地域を除く)およびイッツコムでは、VODによるサービス「スター・チャンネル オン デマンド」を実施している。かつての「スター・チャンネル」は基本的に「スター・チャンネル ハイビジョン」と同内容だったが、深夜に成人向けの作品を放映する『ピーチ・タイム』という番組枠を設けていた。2007年11月までは、スカパー!において「スター・チャンネル」、スカパー!110(当時)において「スター・チャンネルBS」と「スター・チャンネル ハイビジョン」が別編成で同時に放送されてきたためか、両者は別チャンネルの扱いとなっていた(「スター・チャンネル1」になってからは統一された)。一方、「スター・チャンネル クラシック」(現在の「3」)は2009年10月より、「スター・チャンネル プラス」(現在の「2」)は2010年12月より、それぞれハイビジョン放送を開始したが、こちらは放送開始時からBSとの同時放送扱いとなっている。なお、かつては「スター・チャンネル」を含むセットと「スター・チャンネル ハイビジョン」を含むセットではセットの名称が異なっていた(前者は「スター・チャンネル マルチプレックス」、後者は「スター・チャンネル プレミア3」)。日本初の24時間ピュアハイビジョン放送(映画フィルムからHD解像度で放送用VTRテープを作成し、そのテープで放送を行う)を行う洋画専門チャンネルで、一部を除き5.1chサラウンドステレオ放送を実施。2000年12月1日に「スター・チャンネルBS」として開局。標準画質だが順次走査の480pで放送され、番組によっては画面比16:9のフルサイズで放映されていた。(番組案内などは480i)2004年9月には、スカイパーフェクTV!110(当時)で、CS放送としては初のハイビジョンチャンネルとなる「スター・チャンネル ハイビジョン」の放送を開始した。2007年12月1日にはNHK BSハイビジョン(アナログ放送)の放送終了により空いた周波数帯域を利用して、BS放送でも「スター・チャンネル ハイビジョン」として放送を開始した。この準備として、2005年9月13日までにBSデジタル放送に係る委託放送業務の認定を総務省に申請し、同年12月に正式に認定された。チャンネル名を変更する1週間前・2007年11月25日は23時30分をもって放送休止に入り、翌11月26日9時までがメンテナンスタイムに充てられた。メンテナンスでは物理チャンネルの変更(BS-15ch→BS-9ch)と帯域の増加(6スロット→15スロット)が施され、放送休止明け以降はのハイビジョン放送(1080i)が行われるようになった(番組間の番組案内の大半は除く)。スター・チャンネルBSからスター・チャンネル ハイビジョンへのリニューアルに伴い、従来東経110度CSデジタル放送で行われていたスター・チャンネル ハイビジョンの放送は2007年11月30日23時50分をもって終了。翌日(12月1日7時50分)より「スター・チャンネル プラス」の放送を開始した。また、2008年10月1日からはこの日にサービスを開始したスカパー!HDでも放送を行っている。2011年10月1日、ハイビジョン3チャンネル放送開始に伴うチャンネル改編により、従来からの標準画質放送の「スター・チャンネル」と統合し、「スター・チャンネル1」となった。なお、スカパー!プレミアムサービス光の加入世帯においてBSアップコンバーターを使用している場合は、周波数領域の都合上により「スターチャンネル1」(スカパー!Ch.BS200)を視聴することができない(コンバーターを介さない場合は視聴可能。2010年5月1日よりHD放送も実施)。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。