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神島 (三重県)

神島(かみしま)は伊勢湾口に位置する、周囲3.9km、面積0.76kmの島で、三重県鳥羽市に属する。三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台になったことで有名。人口は500人あまりで過疎化が進んでいる。本項では本島にかつて存在した神島村(かみしまむら)についても記す。古くは、歌島(かじま)、亀島、甕島などと呼ばれた。神島の名が示すように、神の支配する島と信じられていた。後に八代龍王を祭神として八代神社(やつしろじんじゃ)が設けられた。神社には、古墳時代から室町時代にわたる総数百余点の神宝が秘蔵されている。各種の鏡(唐式鏡、和鏡)や陶磁器などである。鳥羽藩の流刑地であったため、志摩八丈と呼ばれたこともあった。小説潮騒の舞台であり、5回行われた映画化ではロケ地となった。同作品中では歌島(うたじま)とされている。神島は伊勢湾の入口、渥美半島の伊良湖岬から伊良湖水道を挟んで約3.5km、志摩半島の鳥羽佐田浜港から約14kmで渥美半島寄りにある。鳥羽市側の菅島よりも伊良湖岬の方が近い。標高171mの灯明山を中心として島全体が山地である。平坦地は少なく、漁港周辺の斜面に民家が密集している。平成12年国勢調査では世帯数は213世帯、人口は男260人、女274人の合計534人であった。『2001離島統計年報』によれば人口密度は703人/kmであり、全国の離島中15位である。島の南部、神島小学校の横にはカルスト地形が見られる。青い海に白く輝く石灰岩が美しい。神島と伊良湖岬の間は日本の三海門の一つとされる伊良湖水道で、江戸時代に御燈明堂が作られた。明治に入り燈明堂は廃止されたが、神島付近に暗礁があることがわかり、1910年(明治43年)に神島灯台が作られた。数回の改修を経たのちに1967年(昭和42年)3月に近代化され、鉄筋コンクリートの灯台となった。この灯台には暗礁(神島コヅカミ礁)の照射灯が併設されている。1998年(平成10年)11月1日、第50回灯台記念日の行事として、日本の灯台50選を選ぶ投票が行なわれ、神島灯台は菅島灯台とともに日本の灯台50選に選定された。9月下旬から10月上旬にかけて、越冬のため南方へ移動するアサギマダラ(チョウ)やサシバ(タカの一種)が神島を経由する。島内には1876年(明治9年)2月開校の鳥羽市立神島小学校と、1947年(昭和22年)5月5日開校の鳥羽市立神島中学校がある。島内に学習塾やカルチャーセンターのようなものはない。神島の主な産業は漁業で、コノシロ・カタクチイワシのほかにイセエビ・タコ・アワビ・マダイ・ワカメなどがとれる。蓮ダムからの給水が始まってからは、鮮魚の輸送・水産品の加工に大量の氷と水を使えるようになった。三島由紀夫の潮騒の舞台となった八代神社・神島灯台・監的哨跡を訪れる観光客や、新鮮な魚介類を求める観光客のほかに、アサギマダラや渡り鳥などの観察、釣りに訪れる人が多い。旅館・民宿はかつて合わせて10軒ほどあったが、現在は4軒にまで減り60人程度の宿泊客に対応している。長らく定期船は鳥羽市側からの市営航路しか存在しなかったが、1990年代に入ってから伊良湖港からの民営航路も開設され、浜松や豊橋方面からの訪問が容易になった。島を一周する遊歩道が整備されている。2006年(平成18年)神島は愛を誓いプロポーズをするのに相応しい観光スポットとして、長崎県のハウステンボスや岡山県の倉敷チボリ公園などと共に恋人の聖地の30か所の1つに選ばれた。神島灯台そばの広場にプレートが設置されている。神島は様々な祭りが伝承されていることから「民俗学の宝庫」と呼ばれる。毎年1月1日未明に行われる八代神社のゲーター祭りは、南北朝時代の太陽信仰とも言われ、1977年(昭和52年)に三重県の無形民俗文化財に指定されている。

出典:wikipedia

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