気仙沼駅(けせんぬまえき)は、宮城県気仙沼市古町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。大船渡線と気仙沼線が乗り入れており、このうち大船渡線を所属線としている。気仙沼線は当駅が終点である。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅になっている。ホーム有効長は、1番線4両、2・3番線6両までとなっている。一部の大船渡線の列車は、当駅で増解結を行っていた。東日本大震災後の三陸地区の活性化貢献を狙って、2012年(平成24年)に駅舎のリニューアルが行われた。駅のテーマは「漁港のまち」で、駅舎入口に三陸海岸の岩を模したアプローチゲートが設置されている。2008年(平成20年)の仙台・宮城デスティネーションキャンペーンに合わせて、地元の画家によってメカジキの突きん棒漁が屋根に描かれていたが、このリニューアルで同じ画家によるメカジキと漁民の格闘の絵に描き直された。BRTは当初、駅舎を出て左側にある観光案内所に隣接する乗り場で発着していたが、2014年(平成26年)に1番線と2番線の間の線路敷地をかさ上げし専用道化され、BRTが構内から発着するようになった。元の2番線は専用道部分が2番線で、一ノ関側にある線路部分が新たに3番線となった。元の3番線の線路上にホームを拡幅し、側線を新たに4番線とした。2015年(平成27年)には上鹿折方面(「気仙沼駅前」停留所から発着)をのぞく大船渡線BRTも乗り入れを開始した。これにより、改札口からすべてののりばへ階段なしで移動できるようになった。直営駅(駅長・営業総括助役配置)であり、管理駅として、大船渡線の真滝駅 - 小友駅間、気仙沼線の本吉駅 - 不動の沢駅間の各駅を管理している。みどりの窓口(営業時間 5時 - 20時 ※途中休止時間帯あり)・自動券売機・NewDays設置。当駅の上部組織であり、大船渡線の営業・運転士・設備を管理する大船渡線営業所および、大船渡線・気仙沼線BRTの企画・統括を行う気仙沼BRT営業所を併設しており、夜間滞泊の運用もある。気仙沼駅ではかつてアワビ弁当、幕の内弁当などを販売していたが、1993年に消滅し、2007年に地元の熱意で復活した。※ただし、当駅の弁当販売業者は日本鉄道構内営業中央会の会員ではなく、また大型時刻表に駅弁販売駅を示す「弁」マークは記載されていない。2015年度の気仙沼線BRTにおける乗車人員は1日平均101人、大船渡線BRTは79人。当駅は気仙沼市の中心市街地の外れに位置しているため街の中心駅としての機能を南気仙沼駅に譲っていた。ところが2011年の東日本大震災による大津波で南気仙沼駅など他の駅が甚大な被害を受け営業休止になってからは、中心市街地で唯一営業している鉄道駅となった。駅舎より若干離れた道路上に「気仙沼駅前」停留所がある。
出典:wikipedia
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