ケンジは、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作とするアニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の人物。声優は関智一。優しく面倒見が良い少年で、基本的に優等生であるが、場の空気が読めず、悪気は無いものの余計なことを言うことがある。ポケモンウォッチャーを自称するだけのことはあり、観察力に優れている。服装はシリーズを通し変わっていない。額に巻いた赤いバンダナが特徴的。自身が話の中心になるよりも、周囲を手伝う脇役的な活躍が多く、人がいいことを理由にカスミやその姉にいいように使われてしまったりと、多少損な役回りにあり、サイドストーリーではヤマトにも「人がいいだけが取り柄」と度々言われている。好奇心は旺盛で、珍しいポケモンを発見すると思わず近づき「観察させてもらいます!」と発言し、常備しているスケッチブックにポケモンの姿をスケッチする癖があるが、これはウォッチャーにとって観察対象に対する正しい礼儀である。タケシほどではないものの、若干年上の異性に興味はあるらしいが、そのような素振りはあまり多く見せてはいない。SSではサクラやナナコから初対面時にカスミの彼氏と思われていた。一つの旅を終えて帰郷したサトシをオーキド博士、ハナコ、オーキド研究所のポケモンたちと一緒に出迎えるのは通例である。研究所ではサトシのポケモンの世話も積極的に行っており、時折サトシと連絡も取り合っているようで、BW47話ではライモンジムでどのポケモンを使うか悩んでいたサトシにアドバイスを送ろうともしていた。アニメにおいて、主人公サイドのレギュラーキャラクターでゲームに登場するキャラクターがモデルとなっていないのはケンジだけである。ケンジが登場した理由はタケシの風貌だという。アニメ初期にシリーズ構成を担当した首藤剛志によると、アニメ版ポケモンが海外展開する際に「タケシの細目は東洋人を意識させるので海外(特に欧米)の視聴者には受けないだろう」との主張が上層部から出たため、タケシは作品世界から退場することになった。その代役として登場したのがケンジである。しかし、欧米でもタケシの人気が高いことが分かったため、金銀編では逆にタケシと入れ替わってでケンジはレギュラーから外れることとなり、結果として一種の試験的な役割を担うこととなった。以降タケシがニビジムに一旦帰ることはあっても新シリーズになると合流しており、BWのデントまでタケシ枠のレギュラー変更は行われなかった。PM85話から登場。サトシと出会う前はポケモンウォッチャーとして各地を旅していたらしい。サトシたちとは、オレンジ諸島のボンタン島の海岸で、サトシが不良たちからラプラスを守るために戦っているときに出会う。サトシが自身が尊敬するオーキド博士の知り合いだと分かると、「自分の作ったレポートをオーキド博士に見てもらいたい」という理由でオレンジリーグに参加することを目指すサトシの旅に同行しサトシ、カスミ、ケンジの3人でオレンジ諸島を旅した。116話でマサラタウンでオーキド博士と対面し、博士の助手となった。そして117話でジョウト地方に旅立つサトシたちと別れた。現在はオーキド研究所でポケモンの研究や世話をするなど、助手として博士のサポート役を務めている。ロケット団に拉致されたオーキド博士をヒロシと探したり、博士がシゲルを訪ねるため、サイダ島へ出向いた際には博士に同行したりと、助手として忙しく日々を過ごしている。カスミとは旅が終わった後も交流があるようで、サイドストーリーでは何度かハナダジムを訪れている。カスミがブルーバッジを職人から受け取るための旅に出た時には、成り行きでその旅に同行する。また、どこかで手に入れたルリリの卵をカスミにプレゼントしている。金銀編以降はサイドストーリーでの登場が多く、本編ではサトシがオーキド博士に電話した際や回想で登場することがある。BW2編最終回ではサトシが帰ってくる前にカスミのいるハナダジムに出かけており、サトシとはすれ違いになった。ケンジのポケモンは、ポケモンを探査できる能力を生かし活躍することが多い。現在はケンジの手持ちとしてオーキド研究所で生活している。
出典:wikipedia
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