ムサシは、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作とするアニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の人物。声優は林原めぐみ。ロケット団に所属する女性団員で、コジロウとニャースのパートナー。非常に気が強く、高飛車かつわがままな性格で「あんたの物はあたしの物、あたしの物はあたしの物」と度々言っている。ナルシストでプライドも高く、カスミに「おばさん」などと言われて激怒するシーンも多々あった。性格は総じてあまり良くないとは言えるが、時折仲間を守ろうとする姉御肌的な一面を見せることもある。後述の失恋経験から、自分のかつての苦い体験と同じ苦しみを味わわせたくないと言った理由で、自らのドクケイルの恋を成就させるために心を鬼にし、モンスターボールからドクケイルを出した後にそのボールを破壊して自分の元を離れるように言い放っている。この話は、無印編でサトシのバタフリーが色違いのバタフリーに恋をして、サトシもバタフリーの意思を尊重した上で別れた「バイバイ、バタフリー。」と似たような話でもある。また、グランドフェスティバルでヒカリに負けた際も、彼女の頬を引っ張りながらも「あたしに勝ったんだから絶対優勝しなさい」と言うなど、天邪鬼な励ましをする事もある。このように彼女の知られざる良き一面が語られたりすることもあり、それを見る限りでは悪役ではあるが、根っからの悪人というわけではないようである。膝まである長い赤色の髪を大切にしており、ピカチュウの「10まんボルト」で吹き飛ばされたり岩などにぶつかって髪が傷むことが悩みの種である。また、ポケモンタワーで髪が焼かれた時はショックで卒倒したり、ストライクに髪を切られたときは激昂したり、ワニノコに食いちぎられた時も激怒し、ハブネークに食いちぎられたことで怒り狂い素手でボコボコにした挙句ゲットしたことや、サボネアが髪の毛に絡まり切断を余儀なくされ悲しんだことがある。視力は良く、自称だが5.0であり、飛ばされながら島に漂流している船を目視で見つけだしている(AG19話)。「通常の制服は自分の美意識に合わない」という理由から、他のロケット団員とは異なる白い制服を勝手に着ている。BW編では隠密行動時は黒いロングコートと帽子、サングラスを着用する。またBW編初期のみ、黒い制服を着用していた。コジロウがくさタイプのポケモンを多く持つのに対し、ムサシはどくタイプのポケモンを多く持つ傾向にあり、セキチクジム襲撃の際は「悪党にはどくポケモンがよく似合う」と発言している。また、どくタイプ以外にノーマルタイプのベロリンガ、エスパータイプのソーナンスとコロモリ、むしタイプのドクケイルとメガヤンマ、ゴーストタイプのプルリルとパンプジンなど多くのタイプを持つ傾向がある。また、カードや図鑑等でそれなりにポケモンの知識を持っているコジロウに対してムサシはあまり詳しくなく、ソーナンスのカウンターとミラーコートの使い分けを知らなかったり、マユルドをカラサリスと言い張ったりしている。性別等も言われてから初めて知るケースが多い。多少扱いが荒い事もあるものの、サトシ同様に、他のトレーナーやロケット団員(マグマ団・アクア団・ギンガ団、プラズマ団、フレア団等の悪の秘密結社)とは異なり、「使えない」「弱いから」という理由でポケモンを見捨てたり、逃がしたり、交換したりもせず(ベロリンガとソーナンスは除く)、自分のポケモンには確かな愛着を持っており、サトシ同様にポケモンの進化や前述のドクゲイルやアーボックとの別れの際もポケモンの意思を尊重し、自分のポケモンの事を将来の為に幸せになって欲しいというポケモン想いの面がある。(コジロウも同様な考えを持っている。)当然、ポケモン達との絆もサトシ同様であり、基本的には慕われている。珍しいポケモンや強いポケモン、サトシのピカチュウをいつも狙って捕獲しているが、当然の如く毎回返り討ちに合う。しかし、世界の危機で破滅する事には否定的でサカキが暴走し、イッシュ地方を破滅しようとする際に止めたり、マグマ団・アクア団・ギンガ団、プラズマ団、フレア団等のボスが部下を見捨てたり、自分の事しか顧みず、破滅を計画する際にはサトシ同様に怒りの姿勢を見せている。AG以降はポケモンコンテストに出場している(過去に参加したことがあるらしい)。AGでは1次予選は突破するものの、ハルカや他のコーディネーターに敗れることが多かった。DPではケンゴを破りリボンをゲットし、非公式な大会ではサトシのエイパムを借りてヒカリに勝ち優勝しており、それなりに実力はつけてきている。AGではほぼ毎回服装と名前を変えているが、DPでは毎回同じ服装と同じ名前(キャンディ・ムサリーナ)で出場している。XYでは美を競うと言う意味でコンテストと似ているポケモンパフォーマンスに興味を見せ、ムサヴィの名義でトライポカロンに出場する。しかし、その独特の美的センスには相変わらず誰もついてこられない様子で、初戦は惨敗。しかし、グランドフェスティバル出場経験の実力は伊達ではなく、徐々に成績を伸ばしてXY&Z8話ではセレナを下し、初めてプリンセスキーをゲットするまでになった。その後、いつの間にか3つ集めてマスタークラスに出場。マスタークラスでは、実力者のサナやセレナにひけをとらない実力を発揮し、次々と勝利を重ね、準決勝まで勝ち進んだ。惜しくも、準決勝でセレナに敗れるが、それでも「私のカロスでの知名度は上がった」と納得していた。ちなみに、プラターヌ博士主催のミアレシティで行われたポケビジョンでは当初は、誰も知らない(興味もなく、見向きもされない存在だったが、マスタークラスでの活躍もあり、一部のファンも現れるなど知名度は少しは上がっている模様。)家は凄まじく貧乏で、少女時代におかしな料理ばかり食べていたため、どんなに不味い物でもおいしく食べる味音痴であるが、本人に自覚はない。この過去のためか雪が大好きで、雪が降ると大はしゃぎする。かつてはチャリンコ暴走族の一員として、自転車で走りながらチェーンを振り回していたため、「チェーンのムサシ」と呼ばれていた。また、看護師を目指したものの普通の学校に入学できず、ラッキーと共に看護学校へ行っていたことや、ポケモンゼミを受験し落ちたこともある。少女時代にはアイドルのオーデションを受けており、同時期にトップコーディネーターを目指していたボーイフレンド(声 - 石井真)に一緒についてこないかと誘われた際はオーディションを選び彼と別れるも、オーディションに落選し夢も恋も失うという経験をしたこともある。他にもあくまで自称ではあるが、お天気お姉さんをしたことや少女忍者だったこともあり、過去には謎が多い。幼少時(前述の雪のエピソードの時点)は母親と暮らしていたようだが、その後は一時期親戚の元を転々とした後ずっと1人で生きてきたらしく、訓練所時代にはコジロウに「ずっと1人で生きてきたため、人との付き合い方が分からない」と打ち明けている。先述のとおり生い立ちには謎が多く、家族についても詳細は不明だが、ラジオドラマ『ミュウツーの誕生』に登場したミヤモト(声 - 冬馬由美)という人物が、ムサシの母親だという説がある。訓練所時代は訓練生の中でもトップクラスの実力者だったが、「潜在能力は高いが、仲間とのチームワークに欠ける」として、コジロウとニャースに出会うまで問題児扱いされていた。コジロウとはポケモンゼミ不合格やチャリンコ暴走族所属などの接点があるが、このあたりの設定は曖昧。首藤剛志による小説版では、「ロケット団としてポケモン泥棒をする以前は美術品泥棒をしており、盗品をお宝鑑定番組に出しては安く評価されバカにされていた」という設定がある。ムサシが変装をしてポケモンコーディネーターとして活動する際に使用する芸名、かつ偽名。一度だけコジロウがキャンディ・ムサリーナ名義で出場したこともある。本人の奇抜な思いつきから、一次審査においては、トレーナーであるムサリーナ自身が体を張ってアピールを行うという独特のスタイルを確立。しかし芸風を見出した直後は、ポケモンの技で自身を吹っ飛ばすといった、ポケモンより自身が目立つという一発芸に近いものであり、陳腐さから回を重ねるごとに飽きられていった。しかし中盤以降、自身の一芸をポケモンのアピールを引き立たせるものへと変更した事で再度受け入れられ、個性的なアイディアをアピールのテーマとして活かす術をも確立、安定した成績を残せるようになる。この影響もあり、ヒカリやケンゴを倒し優勝したこともあった。使用ポケモンについては、基本的にムサシ、コジロウの手持ちポケモンの中から選ばれる他、ニャースを使用する場合もある。モンスターボールからポケモンを出す時の台詞は「○○!ロケットスタート!」。DP編では、ポケモンコーディネーターとして、様々なコンテストに出場し、グランドフェスティバルにも出場しベスト4という成績で躍進したが、XYでもカロス地方で美を競うと言う意味でコンテストと似ているポケモンパフォーマンスに興味を見せ、ムサヴィの名義でポケモンパフォーマーとしてトライポカロンに出場する。しかし、その独特の美的センスには相変わらず誰もついてこられない様子で、初戦は惨敗している。しかし、グランドフェスティバル出場経験の実力は伊達ではなく、徐々に成績を伸ばし、セレナにもトライポカロンで勝利し、プリンセスキーをゲットするまでになった。その後、いつの間にか3つ集めてマスタークラスに出場。準決勝まで勝ち進んだ。初期はエリート候補の団員であるため、他の一般団員を指揮したり、ボスであるサカキから直々に命令が下されることがあった。しかしサトシたちに出会ってからは失敗の連続であったためエリートから外され、運動神経の良さを除きその優秀さは見る影もなくなった。金銀編では1度コジロウやニャースと共に自分の知らないうちにロケット団を強制的に辞めさせられてしまうが、そのことを知った直後に再入団を果す。AG以降はポケモンコンテストに変装して出場。ホウエン編では小細工や不正行為をして失格になることもあったが、BF編からは真面目に参加している。DPではAG以上に真面目に取り組む姿勢が見られ、独自のスタイルを確立し、徐々にコンテストの成績も安定して実力でコンテストリボンを勝ち取るまでに成長している。DP171話までにリボンを5つゲットし、グランドフェスティバルに出場。独自の体を張った演技で1次審査を勝ち抜いた。その後の2次審査ではセミファイナルまで勝ち進んだが、ヒカリとの対戦に敗れベスト4となった。なお、バトルフロンティア編で最後に出場したコンテストではサトシたちに正体がばれたが、DPではキャンディ・ムサリーナに完璧になりきっているため、正体がばれることは一度もなかった。グランドフェスティバル終了後はキャンディ・ムサリーナの衣装を脱ぎ棄てており、本業に専念するようになった。BWではサカキからの密命を受け、コジロウ・ニャースと共にイッシュ地方へ派遣される。その際、それまでゲットしたポケモンはイッシュ地方には生息しない関係で目立つ為、基地に預けられ、ムサシは預けたポケモンを戻すよう提案するも却下された。これまでのようなコミカルな面がなくなったり、サトシたちに吹き飛ばされる前に逃げるなど悪役らしさが増した。23話ではDP編以前の白い制服に戻ったが、戦闘能力や計画性の高さ等はBW開始当初と同様で、基本的にクールなキャラとなっている。イッシュ制圧計画「オペレーションテンペスト」が失敗した後はサカキたちと共にカントーへ一時撤収した。『エピソードN』にて、コジロウ、ニャースと共にイッシュ地方に再び降り立つ。『XY』でサトシより先にカロス地方に旅立った。DP以前のように、サトシたちに吹き飛ばされるようなコミカルなシーンが復活している。XYでも、女優を目指していてカロス地方のチャンピオンカルネなんかよりも私が真の女優。と称する等、相変わらず目立ちたがり屋と女優としての美を追求しているムサシは、美を競うと言う意味でコンテストと似ているとしてポケモンパフォーマンスに興味を持った。DP編で、ポケモンコーディネーター(キャンディ・ムサリーナ名義)として、様々なコンテストに出場し、グランドフェスティバルにも出場しベスト4という成績で躍進したが、XYではムサヴィという名義でポケモンパフォーマーになり、トライポカロンに出場する。しかし、その独特の美的センスには相変わらず誰もついてこられない様子で、初戦は惨敗。しかし、グランドフェスティバル出場経験の実力は伊達ではなく、徐々に成績を伸ばしてXY&Z8話ではセレナを下し、初めてプリンセスキーをゲットするまでになった。その後、いつの間にか3つ集めてマスタークラスに出場。マスタークラスでは、実力者のサナやセレナにひけをとらない実力を発揮し、次々と勝利を重ね、準決勝まで勝ち進んだ。惜しくも、準決勝でセレナに敗れるが、それでも「私のカロスでの知名度は上がった」と納得していた。その後、プラターヌ博士主催でミアレシティで行われたポケビジョンでは誰も知らない(興味もなく、見向きもされない存在だったが、マスタークラスでの活躍もあり、一部のファンも現れるなど知名度は少しは上がっている模様である。)XY82話現在の手持ちはソーナンス、パンプジン。
出典:wikipedia
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