ヒカリは、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作とするアニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の人物。声優は豊口めぐみ。『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』(シリーズ全体では3作目)のヒロイン兼もう1人の主人公でOPの前に出る文字も「今、サトシとヒカリとポケモン達の出会いと冒険と戦いの物語が始まる!」となっていた。なお遅れている地方局で放送されたDP2、3話では「今、ヒカリとポケモン達の出会いと冒険と戦いの物語が始まる!」となっており、サトシの名前が出ておらずDP4話から追加されている。あくまで『ダイヤモンド&パール』のもう1人の主人公であり、シリーズ全体を通して登場しているわけではないため、サトシやピカチュウに並ぶメインキャラクターではないが、彼女にメインスポットが当てられる回は多く、サトシのみならず彼女の成長をも感じさせる場面も作品の中で随所に描かれている。容姿のモデルはゲーム『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』の女主人公である。母親のアヤコと二人暮らしで兄弟はなく、父親は不明。一人称は基本的に「あたし」だが、「わたし」と言うことも稀にある。身長はサトシと同じ程度である。サトシとは、ダメージを受けていたピカチュウを保護したことから知り合った。ヒカリもカスミやハルカと同様に自転車を壊されているが、ヒカリの場合は彼女がピカチュウを野生のポケモンだと間違え、捕獲しようとポッチャマに攻撃を仕掛けさせ、反撃したピカチュウの電撃により自転車を壊されている。基本的に明るく強気で活発な性格。思ったことはすぐに口に出し、突っ込み気質で突っ込まれることよりも突っ込むことが多く、様々な場面で少々乱暴な行動が見られ、好き嫌いがはっきりしており、通常のバトルにも積極的であるなど、ハルカとは(仲は良いが)対照的な面が多々ある。しかし、ハルカほどではないが落ち着きが無くドジな面も少々見られる。口調は至って普通だがやや子供っぽさが残り、ハルカやカスミに比べると饒舌である。時折、相手の反応によってはその相手に対し皮肉を言ったりからかったりするなど砕けた一面もある。また、これら以外にも恋愛には疎く大雑把な所、ポケモンの危機に飛び込んで救う場面が他の人物に比べ多い所、とっさのひらめきに優れるといった面や境遇など、サトシに似たところも多い。サトシ同様に運動神経は高いようであるが、DP156話ではサトシより先に疲労し、BW89話ではアイリスの運動神経に驚くなど、サトシやアイリスにはやや劣る模様。強気な性格ではあるが、繊細な面も強いのか何かと落ち込みやすい上に、些細なことをいつまでも気にしすぎたり、悩みや迷いを長期間抱えこみ思いつめるなどの一面も持ち、涙ぐむ場面も比較的多い。また、感情が高ぶった時やパニックに陥った際など、気持ちに余裕が無いときは自分のことで手一杯になりやすく、周りやポケモン達の様子などが見えなくなることもある。これらのことから仲間を心配させることが多々あり、サトシやタケシ、ノゾミやポケモン達に励まされることも多い一方、要所で周囲への思いやりも見せており、トレーナーとしての責任感も強い。極度に鈍感なサトシとは違い恋愛の概念などについては基本的に理解しているが、他人の恋愛模様についてタケシなどの他人に指摘されることで初めて恋だということに気づく場合が多いなど、そういったことには自らよく気づくカスミやハルカに比べ鈍感であり、歴代ヒロインの中では恋愛に疎い。恋愛面以外でもポケモンを含む他人の気持ちには少々鈍感、丈の短いミニスカートを着用していてもしばしば胡座をかく、ポッチャマと取っ組み合うように軽い喧嘩をする、コンテストのヨスガ大会にて予選落ちした際、慰めてくれた仲間やポケモンに感情を抑えられず当たってしまうなど、全体的に少々子どもっぽいものの、年上や目上の相手には礼儀正しく、他人に迷惑をかけた場合には反省するなど、サトシたち同様に常識は持ち合わせている。「大丈夫」が口癖だが、母のアヤコによると「大丈夫」と言う時が1番大丈夫ではないようで、適当に言うことが多いため、サトシからも当てにされていない。また、本当に大丈夫でない時は自分で「だいじょばない」(「大丈夫じゃない」の意)と言うこともある。多くはないが、確信を持って「大丈夫」と言うこともあり、その場合はやろうとしていることが本当に上手くいくこともある。この口癖は幼い頃からのもので、幼馴染みのユモミ(声 - 渡辺明乃)の口癖でもある模様。「ちーがーいーまーすぅー!」など、言葉を強調する時に一字一字を伸ばすことも度々ある。タケシが女性にアタックしてグレッグルにどくづきされてからすぐに立ち直ることに対しての「復活早っ!」という台詞も劇場版を含め度々使用している。ケンゴやユモミからは「ピカリ」というあだ名で呼ばれることがあるが、ヒカリ自身はこのあだ名を嫌がっている。サトシはその由来を知りたがっていたが、ヒカリはサトシとタケシには知られたくないようで必死に隠し続けていた。しかし、いつかは話そうと思っていたとのことで、DP161話「開幕!ポケモンコンテスト・アサツキ大会!!」にて明かされた。ポケモンコンテストやバトルの前後にサトシとハイタッチすることがあり、1度ハルカともハイタッチしている。おしゃれが大好き(公式サイト等にも記述されている)で、特に自身の長い髪の毛をとても大事にしており、毎日入念な手入れを欠かさないなど女の子らしい一面も持つ。旅立つ際に様々な種類の服やアクセサリー、エクステンションなどをトランク一杯に持って行こうとしたり、常備している手鏡で度々手入れした髪の毛の具合を見てはポーズを決めて満足したり、テレビなどに映ることがある際にも即座に手鏡を取り出し、身なりを確認したり髪を整えなおしたりするなど、身だしなみには相当気を使っている。普段はワンピースとピンクのブーツを着用。ポケモンコンテストでは基本的にドレスをアレンジした服を着用し、髪型もポニーテールやツインテールなどといった具合にほぼ毎回変えている。サトシのジム戦を応援する際は、自分のポケモンも含めてチアガールの衣装を着用することもある。DP125話からDP129話までは、寒いキッサキシティ周辺を旅するために、アヤコが荷物として送った赤いコートと白いマフラーを着用している。アニメ公式サイトやポケモンスクープなど、各種公式の紹介文では「料理は苦手」とされているが、アヤコの手伝いでよく作っていたポフィンやタケシに作り方を教わりホットケーキは上手に作ることができる。同じく公式サイトの紹介文には「甘いものが好き」とも記述されているが、劇中では今のところ甘いものに関する目立った描写はなく、DP41話でノゾミが怪我をしていた際にリュックから薬を出そうとして、お菓子とジュースしか入っていなかったというシーンがあるくらいである。ポケモン川柳好きの一面を持ち、オーキド博士を「ポケモン川柳の人」と称し、「川柳の人」と呼ぶことが多く、「オーキド博士」と呼ぶことの方が少ない。孫のシゲルも「川柳の人のお孫さん」と呼び、シゲルに一句詠んで欲しいと頼んでシゲルに驚かれたり、オーキド博士やシゲルの台詞の語感が川柳に近い場合は「川柳になってるー!」と感激するほどである。ポフィンやシンオウ・ナウなど、シンオウ地方では定番であることでもサトシやタケシは知らないことが多いため、特にサトシにシンオウならではのことを説明する場面が時折見られる。「ポケキャン」という雑誌を購読しているためか、四天王やポケモンスタイリストなど、コンテスト関連外の有名人についてもある程度知っている。サトシとは全体的に似ている面が多々あるためか、互いに気が合う所も多いようで仲が良い。サトシの言動に呆れたり突っ込んだりすること自体はしばしばあるが、互いに全体的に子どもっぽいこともあってか、カスミ、ハルカ(ハルカはそれほど多くはないが)、アイリスと違い、サトシを「子供」扱いや「お子ちゃま」呼ばわりは少なく、サトシを褒める場面なども比較的多め。また、ダブルキャストであるためか一部のOPなども含めコンビ性が強調されており、共に特訓をする場面や、応援し合う場面、バトルなど様々な事柄で協力し合う場面なども非常に多い。普段の会話は落ち着いているが、両者とも負けず嫌いで譲らないところは譲らないため、意見が食い違い言い争いをしたり張り合うことも度々ある。タケシの事は基本的に頼りにしているが、年上の綺麗な女性に目がない一面には呆れており、グレッグルの代わりに制止した事もある。幼馴染かつライバルであるケンゴに対しては基本的には親しくしつつも、以前から何かとからかわれることが多かったためか、自らバトルを申し込んだり、度々挑発したり、ポケッチの新アプリを自慢したり(DP26話、27話、60話など)と、それなりに対抗意識を持っている様子も見受けられる。両者の性格故か、シンジとはDP16話にて、以前に会っていたにも関わらず「お前、誰?」「覚えてない」という態度に激怒して以来、彼と接する際なども何かとむきになることが多い。シンジの言動に腹を立てて物申したり批判したり、呆れたりすることがたびたびある(DP46話、51話、52話、100話、186話など)が、彼の実力自体は認めている様子。ハルカのことは知っていたようで、当初は「ホウエンの舞姫」と尊敬していたが、後にレストランで料理を奪われて怒りに燃えている姿を見てヒカリの中の舞姫のイメージが崩れていった。 最初は「ハルカさん」と呼んでいたが「ハルカでいいわよ」で言われた後は「ハルカ」と呼ぶようになっている。イッシュ地方でサトシと再会した際に対面したアイリスとデントの事は会う前から話を聞いて知っており、アイリスとはすぐに意気投合し一緒に遊んだり、サトシをからかったりしている。またデントの料理の腕には感心する一方でテイスティングタイムを披露した際には普段の彼とのギャップにかなり困惑しており、アイリス同様に「面倒くさい」と呆れ気味に評したり、似た様な一面を持つタケシと比較したこともある。母のアヤコがトップコーディネーターだったため、母のような立派なトップコーディネーターになりたいと思い、グランドフェスティバル出場を目指して旅立つ。サトシ・タケシとは、ロケット団に追われていたサトシのピカチュウを保護したことをきっかけに知り合い、ヒカリの提案で一緒に旅をすることとなった。サトシやハルカとは違い母親の影響なのか、旅立つ前から野生ポケモンの捕まえ方やタイプによる相性の良し悪しなど、ポケモンについて多少の心得は身につけていた。シンオウ四天王のゴヨウに「もっと強くなれる」と評され、ジム戦には1度だけトバリジムに挑戦し、スモモに敗北するが、サトシからほめられるなどなかなかのバトルを見せる。しかし、コンテストを中心にポケモンを育てていたため、コーディネーターとしての実力に比べトレーナーとしてのレベルは低いようで、素直に言うことを聞いていたウリムーが進化してからしばらくの間言うことを聞かなくなった事もある。ポケモンコンテストでは、ソノオ大会で初優勝を果たす。しかしヨスガ大会でダブルパフォーマンスに戸惑い、一次審査で敗退となってしまった。さらに立て続けにズイ大会でも一次審査を突破することが出来なかった。これは、ヨスガ大会で技をきれいに見せられなかったことでヒカリが技を見せることに専念し過ぎて、主役であるはずのポケモンを見せることを忘れていたことが大きな原因となっていた。そのことをノゾミに厳しく諭され、自分は本当にコーディネーターの道を進んで行くべきなのかを考えスランプに陥ってしまう。その後憧れていたミクリカップに出場することを決めるが、二大会連続で一次審査を突破出来なかったことで自信を持てずにいた。しかし、ミクリからの助言や、ミクリカップのためにジョウトからやって来たハルカやノゾミたちに励まされ、徐々に自信を取り戻していく。一次審査を突破したことでスランプを脱出し、その勢いのまま決勝戦まで進み、極僅差でハルカを破り見事優勝を果たす。以降はさらに自信を付けていき、敗れることはあってもめげずに精進していくようになった。DP162話までに5つのリボンを獲得し、グランドフェスティバル出場資格を得た。シンオウグランドフェスティバルでは1回戦でウララのガバイトとブースターの猛攻に苦戦を強いられるも、時間切れ寸前の窮地で「氷のシャンデリア」を完成させ逆転勝利し、さらに準決勝でムサリーナ(ムサシ)にも勝利しファイナルまで勝ち進む。念願のファイナルでのノゾミとの対決を迎え、ニャルマー、エルレイドのコンビに対してポッチャマ、トゲキッスで挑み、最後に追いついたものの、ラストの合体技同士の攻防で僅差で敗退。準優勝となった。大会後、ノゾミにキッサキシティでスズナが開いてくれる祝勝会に誘われるも、サトシのシンオウリーグを見届ける為に断っている。グランドフェスティバルも終わり今後の進むべき道に迷っているヒカリに対し、幼馴染でヒカリに好意を抱いているケンゴから「一緒に旅をしよう」と誘われるが、ミカンからアドバイスをされたこともあり悩んだ末に、手紙で「これからのことだけど、サトシのリーグ戦を見届けて、その後で考える。その答えは自分だけで出すつもり」と伝え、誘いを断った。サトシのシンオウリーグが終わると、故郷であるフタバタウンに戻ることとなった。サトシ達と共にカントー地方に行く意思を見せるものの、その直後にミミロルがモデルにスカウトされたことを知り断念。サトシ、タケシとフタバタウンの港で別れを告げた。サトシとタケシと別れた後はフタバタウンの実家でしばらく過ごしていたが、母・アヤコとの対決を経て、ポケモンコンテストの発祥地であるホウエン地方への旅立ちを決意する。その時にどのポケモンを連れて行くか迷ったが、ナナカマド研究所で新人トレーナー・シンコ(声 - 下屋則子)と共に逃げ出したポッチャマ、ヒコザルを探す騒動を解決したのを機に、手持ちのポケモン全員を連れて行くことを決めてホウエン地方へと旅立った。その他、DP特別編には一緒に旅をした仲間として、サトシ、ヒカリと共に3人で写っている写真もタケシの部屋に飾られている場面がある。それからしばらくして、シロナがポケモンワールドトーナメントジュニアカップに出場する事を聞いて便乗してイッシュ地方へ上陸。イッシュに来てからはライモンシティでポケモンミュージカルやカミツレのファッションショーを見物した後、サザナミタウンのシロナの別荘に宿泊。そこでサトシと再会し、アイリスとデントを加えた4人で合宿をした。ジュニアカップでは2回戦でアイリスに敗退。ジュニアカップ終了後、ミクリカップに出場する為ジョウト地方へと旅立った。デコロラアドベンチャーのエンディングではアイリスやケンジと手を繋いでいた他、同作最終回サトシのイメージシーンに登場。ヒカリはコンテストバトルでの経験から、相手の攻撃を回転しながらよけて反撃に移る独特の戦法を編み出し、ポケモン達に習得させている。その戦法はサトシのポケモンも身につけている。BW編ではサトシがその戦法から編み出したカウンターシールドも披露している。
出典:wikipedia
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