名谷駅(みょうだにえき)は、神戸市須磨区中落合にある神戸市営地下鉄西神・山手線の駅である。駅番号はS12。駅イメージテーマは「春」であり、それに合わせて開業時に駅舎の西側の壁面には「春の風」と名付けられ壁画が設置され、ホームののり面部分には春に花が咲く樹木が植栽された。線路名称上は当駅を境に新長田方が西神線、西神中央方が西神延伸線となり、建設に際しての補助金面での違いがある。地上1階にコンコース、改札があり、地下1階にプラットホームがある地上掘割式駅である。ホームは2面4線で、1・4番線が本線である。かつて快速が運転されていたころにはこの駅で緩急接続が行われており、1・4番線を快速が、2・3番線を普通が停車していた。また、隣接して名谷地下鉄乗務区がある。夜間滞泊設定駅である。基本的に外側2線を新神戸方面~西神中央方面の電車が使用し、内側2線を名谷発着となる電車が使用するが、深夜時間帯に新神戸方面からの名谷行きが4番線到着後そのまま夜間滞泊となり、それ以降の新神戸方面からの西神中央行き電車が3番線に入線・発車する場合もある。2014年(平成26年)度の1日平均乗車人員は27,175人である。西神・山手線の駅では三宮駅に次ぐ第2位であり、乗換駅がない単独駅では第1位。駅近辺は大丸百貨店やダイエーを核店舗とする商業施設須磨パティオが併設されている。また、当駅を発着するバス路線も多く、朝夕のラッシュ時は混雑する。近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおり。2002年度以降は減少傾向にあり、2012年度には第3位の西神中央駅との差が341人まで縮まった。その後、2013年度には名谷駅が微増したのに対し、西神中央駅が微減となり、差は1,504人に広がった。須磨ニュータウンの中心地であり、駅には大型ショッピングセンターが隣接する。線路面の海抜は約98m。なお、駅周辺の地名は落合(おちあい)であり、本来の名谷地区は福田川を数km下った垂水区内の垂水JCT付近にある。須磨ニュータウン内 -- 徒歩10分から20分駅前にはバスターミナルがあり、垂水区方面を山陽バスが、北須磨ニュータウン内を神戸市営バスが、伊川谷方面を神姫バスが担当する。名谷駅前バス乗り場は、東からみるとL字形になっている。最も改札から遠い乗り場がAで、Hまで続いている。降り場はH乗り場の北側とその降り場の東側にある。第二次世界大戦中の国家総動員法による、放射線道路建築予定地を利用し地下鉄西神線が建設された。名谷駅は、「スッポコ谷(行き止まりの谷)の名谷」といわれた、石灰岩の草深い谷に建設された。
出典:wikipedia
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