群馬八幡駅(ぐんまやわたえき)は、群馬県高崎市八幡町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅である。高崎駅 - 横川駅間の官設鉄道が開通した当時、この地には駅が設置されていなかった。地元住民が約20年にわたり熱心に駅設置運動を行い、さらに地元八幡村の当時の村長が土地を無償提供したことにより、1924年(大正13年)10月に当駅が開業した。当初は旅客輸送が少なく、地元住民が貨物輸送の利用を促進するために運送店を開いたりしたという。当駅は、毎年1月6日 - 7日にかけてだるま市が行われることで有名な少林山達磨寺の最寄り駅である。また周囲には高崎だるまの製造・販売業者も多い。1970年(昭和45年)頃まではだるま市を訪れるため観光客の利用が多かったが、現在では当駅を利用する観光客は少ない。利用客は付近の住宅地に住む住民か、駅周辺に広がる八幡工業団地の従業員が中心である。駅の入口には「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と書かれただるまのモニュメントが飾られている。単式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。1番線と3番線があるが、かつては2番線があり単式・島式ホーム2面3線となっていた。駅舎は2004年(平成16年)に建て直された2代目のものであり、1番線(上り)側に設置されている。やや広めの駅前広場があり、広場の西半分は駐輪場となっている。安中駅管理のJR東日本ステーションサービス(2015年6月30日まではJR高崎鉄道サービス)による業務委託駅。簡易Suica改札機が設置されている。駅は碓氷川沿いの平野部に位置している。駅舎がある北側は、東方には工業団地が、西方には高崎市郊外の住宅地が広がっている。南側は信越本線から碓氷川に並行して走る国道18号にかけての地域に、工場や住宅、水田などが混在している。西に約500mの位置に、高崎市と安中市の境界がある。少林山七草大祭(高崎だるま市)で有名な少林山達磨寺は、当駅南方の国道18号と碓氷川を渡った対岸にある。また、付近には高崎だるまの製造・販売業者が多く立地している。
出典:wikipedia
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