東室蘭駅(ひがしむろらんえき)は、北海道室蘭市にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)室蘭本線の駅。駅番号はH32。電報略号はヒム。JR北海道の駅は東町2丁目、JR貨物の駅は日の出町1丁目にある。長万部駅 - 岩見沢駅間を結ぶ室蘭本線の本線・当駅から室蘭駅へ向かう支線の分岐駅となっており、特急を含めた全ての旅客列車が停車する。室蘭本線は当駅以東の沼ノ端駅までの区間・支線が終点の室蘭駅まで交流電化されているが、長万部方面は非電化となっている。駅西口側には室蘭運輸所がある。島式ホーム2面4線・下りのみの通過線を有する橋上駅。のりばは2番から5番まであり、東側から番号が振られている。1番線は欠番。2・3番線はホームが短く、主に東室蘭駅で折り返す・優等列車を待避する普通列車が使用し、L特急「すずらん」は全てこのホームを使用する。4・5番線はホーム長が長く、主に特急列車が使用する。4番のりばに函館方面の列車が発着し、5番線に札幌方面の列車が発着する。ただし普通列車はこの限りではない。車両がホームから留置線に入る際には、引き上げ線でスイッチバックをする必要がある。終日社員配置駅。みどりの窓口(営業時間:5時20分 - 24時00分)・ツインクルプラザ東室蘭支店(営業時間:10時00分 - 18時00分、土・日・祝は17時00分まで)・自動券売機・自動改札機(Kitaca非対応)設置。改札口は東口・西口を結ぶ自由通路に面し、改札横に待合室がある。駅の東西を結んでいる自由通路は2007年(平成19年)4月に完成し、エレベーター・エスカレーターを設置してバリアフリー化を図り、通路は幅員8メートルを確保して休憩スペースを設置している。公募によって通称は「わたれーる」に決まった。2008年(平成20年)3月1日には北洋銀行「駅ナカBANK」を設置し、その後はホームまでのエレベーター設置・駅ビル改築・東口駅前広場の整備を進めた。2014年度の1日平均乗車人員は1,792人である主な駅弁は下記の通り。東口方面は東地区、西口方面は中島地区で室蘭市の人口・商業集積地区になっている。イタンキ浜への最寄口北海道大谷室蘭高等学校、北海道室蘭工業高等学校、モルエ中島への最寄口日本貨物鉄道(JR貨物)の駅は旅客駅の東側にある。通称は東室蘭操車場、東室蘭貨物駅など。1面2線のコンテナホーム(全長は400メートルほど)、着発線5本、仕分線数本を有する。コンテナホームの北側に接するコンテナ荷役線も着発線となっており、着発線荷役方式(E&S方式)を採用している。コンテナホームの南側に接する荷役線は側線である。また、南側には苗穂車両所輪西派出があり、東室蘭駅から線路が伸びている。構内の入換作業は、DE10形ディーゼル機関車が担当している。このディーゼル機関車は、本輪西 - 当駅間の区間列車の牽引も行っている。かつては旅客駅東口の南側に貨物設備が設置されていたが、1996年(平成8年)10月に旧・東室蘭操車場跡地に移転、着発線荷役方式を導入した。それによりホーム面積が2倍になった。また、新日鐵住金室蘭製鐵所への専用鉄道があり、鉄鋼製品などを輸送していた。現在は普通列車の引き上げ線として使用されている。日鉄住金セメント室蘭工場へも専用鉄道が伸びており、セメントの発送も行っていた。その他、操車場から分岐し室蘭市中央卸売市場(現在は地方卸売市場)へ続く室蘭市長が保有する専用線もあった。東室蘭駅は、コンテナ貨物と、臨時の車扱貨物の取扱駅である。コンテナ貨物は、JR規格の12フィートコンテナのみ取り扱っている。取扱品は紙や砂糖、農産物が多い。産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の取扱許可を得ており、それらが入ったコンテナの取り扱いが可能である。高速貨物列車は、上り列車(長万部方面)が1日12本停車し、うち当駅終着が2本ある。行先は、隅田川駅・東京貨物ターミナル駅・名古屋貨物ターミナル駅・吹田貨物ターミナル駅・百済貨物ターミナル駅などがある。上り臨時列車や、当駅始発の札幌貨物ターミナル駅行き下り列車も1日1本設定されている。専用貨物列車の発着駅となっているが、現在は当駅で荷役作業を行う貨車はなく、苗穂車両所輪西派出で検査を受ける私有貨車などを回送するために設定されている。2012年度(平成24年度)の発送貨物は104,341トン、到着貨物は50,681トン。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。